醸造産業と醸造研究の発展に貢献。史上2人目の30代での受賞
株式会社Clearのプレスリリース
日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」および日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES(サケタイムズ)」を運営する株式会社Clear(東京都渋谷区)の代表取締役CEO 生駒龍史は、日本醸造学会若手の会より、第13回醸造文化賞を授与されることが決定しました。醸造文化賞は、醸造文化、醸造産業、さらには醸造研究の普及と発展に多大な貢献があった者を表彰するもので、10月9日から開催される日本醸造学会若手の会シンポジウムにて、賞の授与と受賞講演を予定しています。
日本酒ベンチャーClearの代表 生駒が醸造文化賞を受賞
「日本酒の未来をつくる」をビジョンに掲げ、日本酒に特化した事業を展開するベンチャー企業 株式会社Clearでは、世界的なラグジュアリー日本酒ブランドを目指す「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」と、日本酒に関するあらゆる情報を発信する日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES(サケタイムズ)」のふたつの事業を展開しています。
この度、Clearの代表取締役CEO 生駒龍史(いこま りゅうじ)に対し、日本醸造学会若手の会より、第13回醸造文化賞を授与されることが決定しました。
◆醸造に関するあらゆる研究の未来を担う若手の交流の場「日本醸造学会若手の会」
日本醸造学会若手の会は平成21年に発足した、日本醸造学会の分科会(部会)です。醸造学に携わる若手の研究者、技術者、経営者の相互交流を積極的に進めて醸造学の研究を活性化し、その成果を社会に還元するとともに、醸造学研究を志す学生たちに将来への展望を与えるため、若手シンポジウムの開催や、スチューデントサイエンティストプログラムなどを行っています。
日本醸造学会は昭和62年に設立され、醸造に関する学術研究の進歩、発展を図ることを目的として活動しています。麹菌を日本の国菌に認定したことでも知られています。
日本醸造学会若手の会
https://jozowakate.jimdofree.com/
日本醸造学会
https://www.jozo.or.jp/gakkai/
◆醸造産業の発展に貢献し、今後の活躍が期待される者に授与される「醸造文化賞」
醸造文化賞は、日本醸造学会若手の会の目的及び活動に対して貢献したものを表彰するために、本若手の会が独自に創設したものです。醸造学の発展と、関連する分野の研究者の裾野を拡大することへの貢献、また、醸造文化、醸造産業、さらには醸造研究の普及と発展に多大な貢献があった者が選定されます。本年は、今後の活躍が期待できることも重視し、運営委員が推薦した候補者の中から、議論によって受賞者が決定されました。
第1回醸造文化賞は漫画「もやしもん」の作者で知られる石川雅之氏が受賞しており、30代での受賞は石川氏に続いて生駒が史上2人目です。
過去受賞者には他にも、醸造学・発酵学・食文化論を専門に講演・執筆・テレビ出演など多方面で活躍する発酵学者・東京農業大学名誉教授 小泉武夫氏や、2007年に蒸留所を設立し、今や世界的に評価されるイチローズモルトを造った肥土伊知郎氏、ワイン業界において最も高い名声を持ち、世界中で419名(2022年6月時点)しか保持していないマスター・オブ・ワインの資格を持つ大橋健一氏など、大きな功績を持つ方々が受賞しています。
醸造産業発展への功績が認められ、生駒が受賞
醸造文化賞の生駒の選定理由について、日本醸造学会若手の会は次のように述べています。
「生駒龍史氏は、株式会社Clearを設立され、「SAKETIMES」(英語版も含む)の運営も行ってきました。「SAKETIMES」は、日本酒に関する様々な情報をわかりやすく発信し、日本酒を知り、日本酒を楽しむ文化の裾野を広げています。また、日本酒のラグジュアリーブランド「SAKE HUNDRED」を立ち上げ、日本酒の付加価値を高め、国内のみならず世界に発信されています。日本酒の価値を高めることは、醸造技術を高め、新たな設備を導入することで、より良い日本酒造りを目指すことにも繋がります。このように醸造文化の発展に貢献され、今後の活躍が期待されることから、生駒龍史氏を第13回醸造文化賞の受賞者に選定しました。
生駒氏は『日本酒のより良い未来をつくること』というビジョンを持ち、日本酒の可能性に果敢に挑戦する姿は、若手に大きな刺激を与え、活躍の場を広げています。日本酒をはじめ醸造物の将来に向けた話や若手へのメッセージについてもぜひ講演(授与式と受賞講演を行う10月9日から開催予定の日本醸造学会若手の会シンポジウム)で話を伺いたいと考えています」
◆前回の受賞者 小泉名誉教授より
第12回(令和4年)醸造文化賞を受賞された発酵学者・東京農業大学名誉教授 小泉武夫先生より、醸造文化賞の意義と生駒の受賞に対し、次のコメントをいただいています。
「 生駒龍史様、このたびは「醸造文化賞」の受賞、まことにおめでとうございます。この賞は醸造文化や醸造産業などの普及に顕著な業績をおさめた人に贈られる名誉ある賞ですので、日本酒に関する様々な情報をわかりやすく発信したり、日本酒を楽しむ人、あるいはこれから楽しもうという人に日本酒文化の裾野を広げた活動はすばらしいものがあるとして受賞なされたものでしょう。これからは「SAKETIMES」のようなメディアから、さらなる裾野を広げていくことに業界は大きな期待を持っています。生駒マジックで、これからも多くの日本酒ファンが世界中に広がることを、私も大いに期待しています」
「進む道はひとつ」受賞にあたっての生駒のコメント
「弊社はこれまで、産業の未来を切り拓くためにメディアおよびブランドの事業に取り組んでまいりました。実績や功績において過去の受賞者の皆様に比べ、まだまだ若輩である私が賞をいただけたことに大変恐縮しつつ、25歳で完全なるアウトサイダーとして日本酒の世界に飛び込み、その文化と経済の発展に賭してきた身として、大きな喜びを感じています。
このような賞をいただけるようになっても、毎日が試行錯誤の連続です。どうすれば日本酒の魅力が伝わるのか、その価値を感じていただけるのか、頭から湯気が出そうなほど考える日々です。
そんな中でも自分を突き動かすのは日本酒の魅力そのものであり、産業に関わる人々の想いです。悩むことはあっても、迷うことはありません。進む道は一つだと決めているからです。いつでも大切なことは、社会にとって、お客様にとって、私達は何ができるか考え続け、多様な価値観やサービス、文化の中で、どのように貢献できるかを模索し続けることです。究極的には、世界平和に向けて前向きな影響を与えることが、企業活動の最終目標だと信じています。
今日に至るまでには多くの方に助けていただき、学びや発見をいただきました。謙虚に、常に感謝の気持ちをもって成長を続け、醸造業界の経済と文化の発展に向けて尽力してまいります」
◆生駒 龍史(いこま りゅうじ)
株式会社Clear 代表取締役CEO 兼 SAKE HUNDREDブランドオーナー
1986年、東京都生まれ。IT企業などを経て2013年に株式会社Clearを設立。2014年に日本酒メディア「SAKETIMES」をローンチし、2018年7月に日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を創業。これまでベンチャーキャピタル等から18.3億円の資金調達を実施。事業成長によって日本酒の発展に貢献し続ける。国税庁主催「日本産酒類のブランド戦略検討会」(2019年-2023年)委員を務める。2024年、これまでの功績が讃えられ⽇本醸造学会若手の会より醸造⽂化賞を受賞。
生駒が25歳で日本酒に出会ってからこれまでのストーリーを、以下で紹介しています。
https://prtimes.jp/story/detail/pb3N4mFDjGr
醸造文化賞・過去受賞者
第13回(令和6年10月10日)
株式会社Clear 代表取締役CEO 生駒龍史
「受賞講演:調整中」
第12回(令和4年10月12日)
東京農業大学名誉教授 小泉武夫 氏
「受賞講演:麹という民族の秘宝」
第11回(令和3年10月15日)
きた産業株式会社 代表取締役 喜多常夫 氏
「受賞講演:日本酒とSakéの30年のクロニクルとアンソロジー -日本酒類のグローバル市場での課題」
第10回(令和2年10月22日)
株式会社ベンチャーウイスキー 代表取締役社長 肥土伊知郎 氏
「受賞講演:イチローズモルトの誕生と秩父蒸溜所のこれから」
第9回(令和元年10月18日)
株式会社菊の井 代表取締役、特定非営利活動法人日本料理アカデミー理事長、一般社団法人全日本・食学会 理事長 村田吉弘 氏
「受賞講演:日本料理とは何か」
第8回(平成30年10月12日)
鹿児島大学 連合農学研究科 生物生産科学 博士課程(後期)、焼酎唎酒師 クリストファー・ペレグリニ 氏
「受賞講演:「インターナショナル・スタンダード」としての焼酎&泡盛の未来」
第7回(平成29年10月12日)
酒類専門店(株)山仁代表取締役社長、酒類コンサルティング(株)Red Bridge 代表取締役 大橋健一 氏
「受賞講演:世界的市場におけるワイン・日本酒における官能評価の相違~客観性の確保によるグローバリゼーション~」
第6回(平成28年10月21日)
月桂冠株式会社 常務取締役製造副本部長兼総合研究所長 秦洋二 氏
「受賞講演:私の麹菌研究のこれまでとこれから」
第5回(平成27年10月7日)
プロダクション・エイシア代表 柴田昌平 氏
「受賞講演:和食に秘められた知恵と技を世界に..ドキュメンタリー映画監督の挑戦」
NHK大阪放送局 制作部 チーフ・プロデュ―サー 櫻井賢 氏
「受賞講演:「マッサン」との出会い」
第4回(平成26年10月8日)
有限会社糀屋本店 代表取締役 浅利妙峰 氏
「受賞講演:麹で命を支え食を守る~次世代へ日本の麹文化を伝え広げる~」
第3回(平成25年10月17日)
鹿児島大学農学部 客員教授 鮫島吉廣 氏
「受賞講演:焼酎の源流を訪ねて~製法、歴史、蒸留器~」
第2回(平成24年9月27日)
Sake Evangelist(日本酒の布教者)/Sake World代表 ジョン・ゴントナー 氏
「受賞講演:日本酒の魅力を世界へ伝える」
第1回(平成23年10月5日)
漫画家 石川雅之 氏
「もやしもん(講談社)の作者」
世界中の人々の『心を満たし、人生を彩る』SAKE HUNDRED
生駒が醸造文化賞を受賞した理由のひとつに、日本酒ブランドSAKE HUNDREDによる日本酒の高付加価値化への貢献があります。
SAKE HUNDREDは、世界中の人々の『心を満たし、人生を彩る』ことをブランドパーパスに掲げ、比類なき価値を提供する日本酒ブランドです。最高峰のグローバルブランドとして、味覚だけでなく、お客様の心の充足に貢献し、人と人との豊かな関係を築いていきます。最上の体験によってもたらされる、身体的・精神的・社会的な満足、そのすべてが、SAKE HUNDREDのお届けする価値です。
◆会員登録で、限定イベントや商品をご案内
SAKE HUNDREDでは、会員限定イベントや限定商品販売などを行っております。
会員登録は無料ですので、ぜひご登録ください。
SAKE HUNDRED会員登録
https://jp.sake100.com/account/register
◆フラッグシップは、上質を追求した『百光(びゃっこう)』
最高峰の製造技術によって、いっさいの雑味がないクリアな味わい、ユリの花を思わせるエレガントな香り、そして美しく伸びていく余韻を実現しています。口にしたすべての人を多幸感で包む、至高の日本酒体験をお約束します。
商品名:百光 | BYAKKO
製造者:楯の川酒造(山形県)
内容量:720ml
価格:¥38,500(税込・送料別)
◆食中酒としてのポテンシャルを高めた『百光 別誂(びゃっこう べつあつらえ)』
200時間以上をかけて原料米を精米歩合18%まで丁寧に精米し、圧倒的な透明感と上質な味わいを実現した、SAKE HUNDREDのもうひとつのフラッグシップです。“酒米の王様”とも呼ばれる「山田錦」を原料米とし、甘味・旨味・酸味のバランスを追求。食中酒としてのポテンシャルを高めた1本です。
商品名:百光 別誂 | BYAKKO BESPOKE
製造者:楯の川酒造(⼭形)
内容量:720ml
価格:¥27,500(税込・送料別)
会社概要
会社名:株式会社Clear https://clear-inc.net
所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目4ー3 JP渋谷4階
設立:2013年2月7日
代表取締役:生駒龍史
資本金:1億円
– 日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」の運営 https://jp.sake100.com/
– 日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」の運営 https://jp.sake-times.com/