流通プロセスで発生する食品ロスの削減に向けて株式会社favyと株式会社ドールが協働！飲食店を活用した新たな仕組作りの実証実験スタート

株式会社favyのプレスリリース

株式会社favy（本社：東京都新宿区、代表取締役社長髙梨巧、以下 favy）と株式会社ドール(本社：東京都中央区、代表取締役社長青木寛、以下ドール）は、生産・流通・販売のプロセス上で発生している食品ロスを削減すべく、日本全国の飲食店で“Mottainaiフルーツ”を活用するための仕組み作りの実証実験プロジェクトを協同で実施します。

実施背景

現在、まだ美味しく食べられるにもかかわらず、流通過程における様々な要因により、廃棄せざるを得ない食品が大量に存在しています。

ドールでは既に『Mottainaiフルーツ』プロジェクトなど、食品ロス削減に向けた取り組みを進めていますが、今回のプロジェクトでは飲食業界全体で成立する仕組み作りを目指します。

プロジェクト概要

キズやサイズなど“規格外”という理由から産地で廃棄されたり、賞味期限が十分あるにもかかわらず、出荷期限切れや販売期限切れ、外装の破損等で小売などには流通できなくなった商品を販売・利用できる飲食店に再流通するスキームを作ることで、流通プロセスで発生する食品ロスを軽減する取り組みになります。“Mottainaiフルーツ”を飲食店で活用する仕組み作りを目指します。

こういった“Mottainaiフルーツ”の発生には変動があるため、飲食店に納品される食材がすべて“Mottainaiフルーツ”というわけではありません。通常時は飲食店に規格品を安定的に供給しつつ、“Mottainaiフルーツ”が発生した際には優先的に活用するという、規格品・Mottainaiフルーツをミックスした仕入れネットワーク構築の実証実験を実施します。

この仕組みを構築するうえでは、もちろん飲食店にとってもメリットが必要です。仕入れる食品が飲食店にとって扱いやすく、さらには、お店の売上アップになるような注力メニューになる必要があります。それを実現するために、favy・ドールが飲食店向けのメニューを開発し、レシピや提供ノウハウ、集客支援などもセットにて提供する仕組み作りも行います。

プロジェクトの第一弾では、実際にfavyが運営する『汐留横丁』内に「Doleフルーツスマイルスタンド汐留横丁店」をオープンし、規格品・Mottainaiフルーツを使ったメニューを期間限定で提供します。期間は、2024年4月18日〜2024年5月17日を予定しております。