【飲食店の「働き方改革」に有効な打ち手とは?】ホール経験者が飲食店を辞めた原因調査第2位「長時間労働」、第1位は…?

約4割から「配膳ロボットの導入がされていれば、退職しなかったかもしれない」との回答、新たな技術活用が人材定着・働き方改革のカギとなるか

株式会社DFA Roboticsのプレスリリース

飲食店DXを推進するロボティクスソリューションカンパニーである株式会社DFA Robotics(本社:東京都渋谷区恵比寿、代表取締役:波多野昌昭)は、過去に飲食店の社員スタッフとしてホールで働いていた人107名を対象にアンケート調査を実施しました。

調査結果と共に店舗運営の実態および配膳ロボット導入について「飲食店の人手不足における実態調査レポート」を発表したことをお知らせいたします。

<レポート項目>

ーーーーーーーーーーーーーーー

1:総括

2:調査アンケート①飲食店での在職期間と退職理由

3:調査アンケート②飲食店の人手不足の実態

4:調査アンケート③配膳ロボット・キッチン / 調理ロボット活用への興味関心

ーーーーーーーーーーーーーーー

飲食店の人手不足における実態調査

・Topic 01 ホール経験者が飲食店を辞めた原因、第1位「賃金・福利厚生に不満」(41.1%)、第2位「長時間労働」(38.3%)

・Topic 02 飲食店の「人手不足」を解消するために有効な対策、「従業員の労働条件の改善」が70.1%で最多

・Topic 03 約4割にあたる36.4%が、配膳ロボットやキッチン/調理ロボットが導入されていれば「飲食店での勤務を長く続けていたかもしれない」と回答

■1:総括

今回のアンケート調査により、過去に飲食店の社員スタッフとしてホールで働いていた人107名に飲食店を退職した理由について聞いたところ、第1位「賃金や福利厚生に不満があった」(41.1%)、第2位「労働時間が長かった」(38.3%)という結果が出ました。

また、飲食店の業務において「人手不足」を実感していた方は92.5%にのぼり、特に「週末や祝日」に人手不足を感じていたようです。人手不足解消のために有効な対策としては、「従業員の労働条件の改善」(70.1%)、「勤務時間に柔軟性を持たせる」(50.5%)などが挙がりました。

さらに、36.4%が以前の勤務先に配膳ロボットやキッチン/調理ロボットが導入されていれば「長く勤務を続けていたかもしれない」と回答しており、その理由としては「労働時間の是正に繋がる」(69.2%)や「スタッフの業務負担が軽減される」(59.0%)、「サービスの一貫性が担保されクレームの減少に繋がる」(51.3%)などが挙がりました。

飲食店における人手不足が深刻化する中、労働時間の是正や業務負担の軽減など、従業員の労働環境を改善することが、店舗運営における喫緊の課題となっています。配膳ロボット・キッチンロボットなどの技術を導入し業務の効率化を図ることは、これらの課題解決の糸口となるのではないでしょうか。

■2:調査アンケート①飲食店での在職期間と退職理由

「飲食店で働いていた期間は?」という質問に対し、「10年以上」が47.7%、「7年~10年未満」が20.6%という回答になりました。

また「飲食店を辞めた理由は?」という質問に対し「賃金や福利厚生に不満があった」が41.1%、「労働時間が長かった」が38.3%、「人手不足で忙しかった」が20.6%という回答となりました。

「その他」の回答者に自由回答を求めたところ、「スタッフとの相性が悪かった。」「閉店となった。」といった意見もありました。

<自由回答・一部抜粋>

・その他:19.6%

∟「スタッフとの相性が悪かった。」(33歳)

∟「閉店となった。」(55歳)

さらに「わからない/答えられない」以外を回答した方に、その他の退職理由を自由回答にて質問した結果、「店長が不在など、体制が不安定だった。」や「人事評価の基準が曖昧。」など66の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

・「他の職種も経験してみたかった。」(28歳)

・「人間関係のストレス。」(48歳)

・「他店への引き抜き。」(54歳)

・「上司の理不尽な対応。」(32歳)

・「指導の仕方が合わなかった。」(33歳)

・「店長が不在など、体制が不安定だった。」(29歳)

・「人事評価の基準が曖昧。」(50歳)

■3:調査アンケート②飲食店の人手不足の実態

「飲食店の業務において人手不足を感じたことがあるか?」という質問に対し「とてもある」が64.5%、「ややある」が28.0%という回答となりました。

また「とてもある」「ややある」と回答した方、「飲食店の業務において、特にどのような時に人手不足を感じたか?」と質問したところ「週末や祝日」が57.6%、「急な人手不足や欠員が発生した際」が53.5%、「ランチタイム」が52.5%という回答となりました。

「その他」の回答者に自由回答を求めたところ、「休みたい時に休めない時。」「サービスが洗い物もしていたので、終わるまで帰れなかった。」といった意見もあり、人手不足によってスタッフ一人あたりの負担が大きくなっていることが伺えます。

<自由回答・一部抜粋>

・その他:2.0%

∟「休みたい時に休めない時。」(32歳)

∟「サービスが洗い物もしていたので、終わるまで帰れなかった。」(44歳)

他にも「飲食店の“人手不足”を解消するためにどのような対策が有効だと思うか?」という質問に対し「従業員の労働条件の改善」が70.1%、「勤務時間に柔軟性を持たせる」が50.5%、「スタッフのモチベーションを向上できる取り組みやイベント」が38.3%という回答となりました。

「その他」の回答者に自由回答を求めたところ、「賃金をあげる。」「職場の環境作り。」といった意見もありました。

<自由回答・一部抜粋>

・その他:1.9%

∟「賃金をあげる。」(32歳)

∟「職場の環境作り。」(54歳)

さらに「わからない/答えられない」以外を回答した方に、その他の対策を自由回答にて質問した結果「賃金や給料面の改善や待遇。配膳ロボットなどを使っての設備投資。」や「機械に頼れる部分があればいいのにと思います。」など69の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

・「賃金や給料面の改善や待遇。配膳ロボットなどを使っての設備投資。」(42歳)

・「機械に頼れる部分があればいいのにと思います。」(36歳)

・「成長に合わせて賃金アップ。」(41歳)

・「経営サイドが運営を根本的に変えなくては現場は変われない。」(49歳)

・「長期雇用が可能なフリーターさんの積極採用。」(29歳)

・「日本語が出来る外国人の雇用。」(40歳)

・「オールマイティーに動き考えられるキャリアある人材確保をしてほしい。」(50歳)

食材や電気代などの高騰も影響し、賃金を上げるのが難しい飲食店や、外国人スタッフの採用には言語のハードルがあるなどの課題も考えられます。配膳ロボットは多言語対応に対応し、安定した労働力を提供することが可能です。補助金を活用してお得に導入する飲食店も増えています。

■3:調査アンケート③配膳ロボット・キッチン / 調理ロボット活用への興味関心

「勤務していた飲食店に配膳ロボットやキッチン / 調理ロボットが導入されていたら、勤務を長く続けることを検討したと思うか?」(n=107)という質問に対し、「非常にそう思う」が12.1%、「ややそう思う」が24.3%という回答となりました。

また、「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「配膳ロボットやキッチン/調理ロボットが導入されていたら、勤務を長く続けることを検討したと思う理由は?」と質問したところ、「労働時間の是正に繋がるから」が69.2%、「スタッフの業務負担が軽減されるから」が59.0%、「サービスの一貫性が担保されクレームの減少に繋がると思うから」が51.3%という回答となりました。

これらの回答から、約4割にあたる36.4%が、以前の勤務先に配膳ロボットやキッチン/調理ロボットが導入されていれば退職を思いとどまっていた可能性があることが分かりました。ロボット活用により、人材確保や、人間がより働きやすい環境を実現できると期待が寄せられています。

■調査概要

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年2月22日〜同年2月26日

有効回答:過去に飲食店の社員スタッフとしてホールで働いていたが辞めた人107名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪リサーチデータ利用条件≫

1 情報の出典元として「株式会社DFA Robotics」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://dfarobotics.com/

■飲食店の「人手不足への対策5選」徹底解説ガイドを無料公開中!

今回の調査レポートと別に、飲食業界における人手不足対策・人材定着率向上について、解説した資料を現在公開中です。データ・事例に基づいた実践的な内容となっておりますので、ぜひお役立てください。

<この資料でわかること>

  • 過去飲食店で働いていたスタッフが飲食店を辞めた理由

    人手不足を対策するためのアイデア

  • 人手不足を防ぐために配膳ロボットが有効な理由

  • 配膳ロボットの導入事例

<こんな方におすすめ>

  • スタッフの定着率を上げたい

  • どのような飲食店に勤めたいかをスタッフの目線から知りたい

  • 人手不足を解消するための具体的な対応策を知りたい

  • 人手不足解消のために配膳ロボットの活用を考えている

  • 配膳ロボットの導入事例を知りたい

資料のダウンロードはこちらから:

https://lp.change-jp.com/DFA_IF_20240328_1261_LP_document.html?mar_source=pressrelease

■DFA Roboticsが取り扱う配膳ロボットについて

今回の調査から飲食店の人手不足の問題や離職率の高さが伺えましたが、近年人口減少や働き手の高齢化により、飲食店をはじめとするサービス業は労働力確保の課題に直面しています。

これらの課題を解決する一手となるのが、当社が提案する配膳ロボットです。ロボットに配膳や下げ膳といった、これまで「人」が行なっていた業務を任せることで、スタッフの負担軽減や、業務効率化により残業時間の削減に繋げることが可能になります。

実際にDFA Roboticsが導入した飲食店の事例では、女性や高齢スタッフが多い職場で配膳ロボットを導入することで「腱鞘炎がなくなって健康的に働けるようになった」「身体的負担を理由に辞めるスタッフがいなくなった」というお客さまの声が挙がっています。

重いものを運ぶ業務はロボットに任せることで、どんな方でも働きやすい職場づくりにも繋がります。配膳ロボットは疲れることなく、急に休むこともないため、安定した労働力の提供が可能です。

最近ではファミレスチェーンでおなじみのネコ型以外にも、小型モデルや扉付きなど様々な製品が展開され、小規模店舗やホテル・工場など幅広いシーンで活用されています。​

■DFA Roboticsとは

「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、

世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニーです。当社は、人口減少・高齢化が進む社会の中でロボットが「人の仕事を奪う」のではなく、「人の可能性を伸ばす」存在と位置づけ、社会課題に対する「ロボティクスソリューション」を提供しております。

2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、わずか1年間(※2021年11月1日〜2022年12月31日)で3,250台の配膳ロボットを全国に導入しました。

当社のロボットサポート拠点は全国140箇所以上にあり、地域に根付いた導入提案やアフターサポートの体制構築を迅速に行っております。これによって実現したロボット導入店舗へのサポート力も、多くの企業様から導入のご依頼をいただいています。

今後は配膳ロボットの単一作業での課題解決だけでなく、サービスロボット全般を活用したロボット×システム連携によるマーケティングなど、未踏領域への挑戦および新たな未来を創造してまいります。

◆当社概要◆

名称 :株式会社DFA Robotics  https://dfarobotics.com/

設立 :2017年9月

代表者 :代表取締役 波多野 昌昭

所在地:東京都渋谷区恵比寿1-18-18 東急不動産恵比寿ビル4階

資本金 :5,683万5,500円

事業内容:BellaBot・KettyBot・PuduBot・HolaBotなどの走行ロボットの輸入、販売、導入支援、アフターフォロー等

株式会社DFA Robotics

株式会社DFA Robotics

株式会社DFA Robotics
広報担当
TEL:03-6823-2696
Email:pr@dfarobotics.com

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。