100年以上の歴史 なにわの伝統野菜“泉州黄たまねぎ” 入手困難 市場に出回らない貴重な“タマネギ”を使用 パン職人らも体験 自ら植えつけ・収穫も

大阪で創業78周年 毎日7,000人が利用するベーカリー「クックハウス」

株式会社ダイヤのプレスリリース

 今年創業78周年の株式会社ダイヤ(本社:大阪市生野区新今里 代表取締役社長:多田俊介 以下 ダイヤ)が運営する「クックハウス」は、なにわの伝統野菜“泉州黄たまねぎ”を使った「泉州黄玉ねぎとツナのクロワッサン」を販売します。

 また、5月の新商品としてまるでチョコバナナな「チョコバナナクリームパン」、春らしい見た目の「枝豆ポテトベーコン」の発売、さらに人気商品「ショコラメロンパン」「焼きチョコクロワッサン」を5月1日(水)から再販します。

■商品概要

商品名   :泉州黄玉ねぎとツナのクロワッサン 

商品価格:テイクアウト 292円(税込)、イートイン 297円(税込)

販売期間:2024年5月1日(水)〜31日(金)

販売店舗:大阪・奈良のクックハウス全24店舗

■入手困難な幻のタマネギをふんだんに使用

商品開発部長 仲西功次

 三浦農園さんとの取り組みのきっかけは、2021年に開催された泉州地域の農林漁業者と食品事業者との交流会に参加したことがきっかけでした。三浦農園さんの取り組みに共感し、同じ大阪の企業としてなにわの伝統野菜である泉州黄たまねぎのおいしさを伝えることができないかとパンの試作をスタートしました。パンとしての商品化は今年で3回目となり、今年は昨年までのリュスティックとは一味違う、クロワッサンにアレンジしました。

 泉州黄たまねぎは水分が多く、肉厚で、加熱するととろっとした食感が特徴ですが、パンに仕上げる時はその水分の多さが、パン生地と混ぜ込む時など工夫が必要でした。

 今回は泉州黄たまねぎをメインとしたツナサラダを作り、クックハウスの少し甘めのクロワッサン生地と合わせることでタマネギとパン生地とのバランスがとてもよい商品ができたと思います。

■日本に流通するタマネギの祖先 泉州黄たまねぎ

泉州黄たまねぎは、明治時代に日本で最初に育成されたタマネギ(黄たまねぎ)で、日本で出回っている多くのタマネギの親だと言われています。そのため、100年以上前から大阪で独自で栽培されてきた品種・品目である“なにわの伝統野菜”に認定されています。

 大阪府南部泉州地域は、タマネギ専用の電車が走っていたほどタマネギ栽培が盛んな地域でしたが、現在、泉州黄たまねぎを作る農家は数軒程度しかありません。泉州黄たまねぎは、日持ちがしないうえに害虫の影響を受けやすく、さらに、形が不揃いで選別がしにくく規格外も多いなどの理由で栽培する農家が減ってしまいました。 

 そんな中、2016年から泉州黄たまねぎを栽培している三浦農園は、貴重な泉州黄たまねぎを守りたいとの想いで、種まき、植付け、収獲、選別まで全て昔ながらの手作業で行っています。


■ワンハンドスイーツで新緑ピクニックのススメ(クックハウス新商品)

ダイヤの製造拠点、大阪市生野区の工場には、パン職人40名をはじめ、従業員総勢180名(アルバイト含む)が勤務しています。毎月1日に新商品を3~5種類程度発売していますが、商品開発は、職人たちからアイディアを募り、社内コンペを行って決めています。選定のポイントは、「おいしそうな見た目」、満足してもらえる「ボリューム感」、食べてみて「一口目に美味しいかどうか」、具材のバランスなど「ひとつ全部食べてみて美味しいか」などです。

5月は、新緑のなか、パンでピクニックを楽しんでもらいたいと、お皿もフォークも必要がないスイーツパンを多く揃えました。カフェで食後にデザートを楽しむように、公園でレジャーシートを広げてお弁当を食べたあと、コーヒーや紅茶と一緒に手軽に楽しんでもらういたい商品です。新商品は5日1日(水)〜大阪・奈良の24店舗のクックハウスで販売を開始します。


■2024年4月人気ランキング(クックハウス)

 今月、堂々2位にランクインしたのは4月に半年ぶりに再販された「とろ~りクリームパン(紅茶)」です。 1日の平均売り上げ個数は、850個と前年同月比の約2倍となっています。お客様からのリクエストの声が多く、満を持しての再販は、予想以上の反響となりました。 来月は、2品リクエスト商品が並ぶため、ランキングの動向に注目です。

■株式会社ダイヤ 会社概要

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。