ベースアップのあった人は36%、増えそうな外食機会は「夕食」が72%、「昼食」が37%。
株式会社ぐるなびのプレスリリース
【調査結果ポイント】
・今年度ベースアップのあった人は36%で、職種別では、会社員(管理職、経営含む)が42%、公務員は22%、パート・アルバイトは24%。
・1か月あたりのベースアップの額は「~5,000円」が2割で最多。
・賃金が上がった場合に増やしたい支出は、「旅行」「趣味」「外食」がTOP3。「投資」は僅差で4位だが、20~40代の男性ではトップ。
・外食の1か月あたり予想増加回数は、「2~3回」が3割弱で最多、続いて「1回」が2割。
・増えそうな外食機会は「夕食」が72%、「昼食」が37%、「飲み会」が29%。
・利用したい業態は、「寿司」と「焼肉」が4割超えで1位と2位、3位は「ステーキ、ハンバーグ」。
賃上げで消費意欲が向上!将来に備えた投資も活性化?
㈱ぐるなび リサーチグループ長 本間 久美子
今年度既にベースアップがあったと回答した人は4割近くとなりました。今後賃金が上昇した場合の使い道を聞いたところ、上位を占めたのは「旅行」「趣味」「外食」。賃金上昇によって消費意欲が高まる様子を感じさせる結果となりました。一方で注目したいのは4番目に多かった「投資」です。年代別で見ると、20~40代の男性では1位となっており、新NISA開始の影響もあってか、将来に備えた個人投資が活性化している様子も感じられました。
賃上げされた場合の「外食回数」については、1回以上増えるとした方の合計は半数以上を占めました。特に20代女性では「4回以上」と回答した方の割合が他の年代に比べ1割高く、外食意欲が高めであることが分かりました。
また、増えそうな外食については7割以上の方が「夕食」と回答。「昼食」や「飲み会」に比べると「夕食」の回答率が倍程度高くなりました。一日の終わりに、「美味しい食事」で賃上げの恩恵をじっくり満喫したいと考える方が多いのかもしれません。
【調査概要】
■調査期間:2024年4月5日(金)~7日(日)
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20代~60代のぐるなび会員(有職者)997名