「先生のメロンは甜菜糖のように甘く、世界に1つしかない」そんな想いから名付けられた甜瓜一品。農薬を使わず安心安全なメロンを子ども達やその先の未来に届けるための挑戦物語。
甜瓜一品〜save the melon〜のプレスリリース
クラウドファンディングの目的
栽培期間中農薬不使用の美味しい川辺メロンをたくさんの人に届けて、継続的に支えていただく仕組みづくりをしたい!
これが、クラウドファンディングに挑戦する一番の目的です。
メロン作りをするようになって、農業は割に合わない産業だと痛感しました。
働けど、働けど…高騰する材料費・資材費、異常気象、人件費まで及ばない現実。
『農業だけでは食っていけない』この現実を変え、『農業』を若い世代の職業選択の1つにしたいと思っています。
たくさんのご支援をいただきました。
2022年よりクラウドファンディングに挑戦し、多くの方にご支援いただきました。
市場出荷以外の方法を模索し、今もなお挑戦中です。
自己紹介
みなさん、初めまして!
鹿児島県南九州市在住の通山(トオリヤマ)です。
私の住む鹿児島県南九州市川辺町はかつてメロンの一大産地でした。
近年「手間隙がかかる割に価格が30年前と変わらない川辺メロンよりも、もっと効率よく儲かる作物を…」とメロン作りから撤退していく農家が増えてきました。
毎年6月になると届く叔母の川辺メロン(品種:ゆうか)。
私たちは叔母が作る川辺メロンが大好きです。
ある時、叔母が「おばさんも、いつまで作れるかわからんよ…」と言い
それを聞いた主人は「おばさんが生きている間に作り方を学ぼう!」と7年前、一念発起して叔母からメロンの栽培方法を学び始めました。
それ以来、誰からも頼まれていませんが…メロン作りを勝手に引き継ぐ決意をし活動しています。
*私は高校教師で主人は会社員。家族みんな農業の経験はゼロからスタートしました!
非接触型糖度計をいただいた支援金で購入したい!
多くの農家さんは、1玉カットして糖度を測り基準値を満たすと出荷します。
まだまだ甜瓜一品メロンは、甘さにバラツキがあり
1玉=基準値をクリアしていたとしてもお客様のもとへ届ける自信がありません。
そのため昨年までは、収穫した茎から汁を絞り糖度を測ってお届けしていました。
汁が乾燥する前に1つ1つを測り記録するこの方法は、かなり時間がかかるため、継続不可能だと気づきました。
早朝から茎汁を測る!
昨年は1つ1つ茎汁を計りました。
美味しさの確認にはずいぶん時間と労力を要しました…。
そこで!購入したいのが『非接触型糖度計』
①確実に美味しいものを届けることができる
②確認する時間を削減できる
③別な作業へ時間を活用できる
メリットだらけです!
デメリットといえば…私たちが簡単に買える金額ではない!ということです。
そこで、みなさんのご支援をいただきたいのです。
クラウドファンディングの返礼品ご紹介
私たちが目指す未来
生産者が激減し、南九州市のメロン農家は十数軒…。
こんなに美味しいメロンを子どもたちやその先の未来に引き継ぎたいと一念発起し、メロン作りを始めて7年が経ちました。
私たちの想いに賛同し、「僕もメロン作ってみたいです!」と手を挙げてくれた人達が今年もいます。
(今年は20歳から80歳まで年齢も職業も全く異なる方々が4名。昨年はお子様の自由研究を兼ねてお家でメロン栽培にチャレンジしてくれた方もいました)
私が「メロン農家になる!」と決めたあの日、
「メロンで間違っていないよ!」と背中を押してくださった人は、たった1人だけでした。
「農業は稼げないよ」
「メロンではなくクルクマ(花)なら補助金出るよ」
「教師の方が安定しているからいいよ」
「自分たちでビニールハウスの建設・移設⁉︎ ムリだよ」
鼻で笑われ、心折れかけたことがたくさんありました。
でもたった1人味方になってくれて、共に歩んでくださった先人がいたからこそ
今の私があります。
私もそんなたった1人になりたいです。
未来ある誰かが「農業してみたい」と声を上げたら、全力で応援できる環境を作りたいと思っています。
まだまだ構想段階で、具体策がぼんやりしていますが
若い世代からも参入したいと思われるビジネスモデルにしたい!
川辺メロンの美味しさを子ども達やその先の未来に引き継げることができるような環境を整備したい!と思っています。
ぜひ一緒に甜瓜一品メロンを、そして未来の農業を守りませんか。
あなたからのご支援をお待ちしております。
<メディア掲載>
マイナビ農業:めったに流通しない「幻のメロン」を作るのは、フルタイムで働く現役高校教師。未経験からの挑戦は勝負の3年目へ