高付加価値漁業で地域創生を目指す
株式会社イミューのプレスリリース
▶イミュー ホームページ:https://www.immue.co.jp/
■春のタラ、産品開発の背景
タラは冬に多く出回りますが、冬は産卵期で卵や白子に栄養が多く集中します。タラの「身」そのものが美味しくなるのは、実は、次の産卵に向け栄養を蓄える春です。白糠町では5月から7月にかけて春の定置網漁が行われ、魚体に栄養と旨味を蓄えたタラが水揚げされます。当社は、白糠町の漁業者と連携し、春タラの付加価値を上げる産品開発に取り組んでいます。
ひとつは、船上活〆・放血です。
タラの一般的な漁法である刺網、はえ縄などは、漁具での巻き取りや引き揚げで魚体が傷つきやすく、鮮度に直接影響します。白糠町では定置網で漁獲されるため、魚体が傷つきにくい利点があります。更に、揚がったばかりのタラを船上で1匹ずつ丁寧に血抜きを行うことで、鮮度を極力損なわずに水揚げします。
※船上放血を行ったタラは「昆布じめ」に使用します
もうひとつは、加工品としての高品質な商品開発です。
これまでも「極寒ブリ」の産品開発などでタッグを組んで来た「Kai‘s Kitchen」(神奈川県二宮)のオーナーシェフ・甲斐氏と共に、タラの身の旨味を存分に味わえる加工方法を探求しました。その結果、味と品質において自信を持ってお勧めできる「天然タラの昆布じめ」と「天然タラの漬け魚」が誕生しました。
「昆布じめ」には、肉厚で柔らかく、粘りととろみの強い、北海道産の良質な「利尻昆布」を使用。柔らかく、濃厚でコクのある昆布の味わいが天然タラの旨味を引き立てます。
「漬け魚」は、粕漬け・山椒漬け・柚子漬けの3種類を製品化。何度も試作を重ね、タラ本来の旨味とジューシーさを引き出す味付けにこだわりました。
初年度となる今年は、「天然タラの昆布じめ」を150セット(タラ漁獲量で約1,100㎏相当)、「天然タラの漬け魚」を150セット(タラ漁獲量で約750㎏相当)出荷予定です。ふるさと納税返礼品として全国のお客様に新たな価値を提供し、地域の魅力を発信します。
■製品のご紹介
天然タラの昆布じめ
タラの刺身を昆布で挟むことにより、水分が吸収され旨味が凝縮します。
24時間ほどじっくりと漬け込むことで、昆布の旨味とタラの凝縮された旨味が合わさり、本来より一層美味しさが増しています。肉厚で柔らかく、粘りととろみの強い、北海道産の良質な「利尻昆布」を使用。クセのない爽やかで上品な味わい。天然タラの本来の旨味と相性抜群です。
まずはそのまま、何もつけずに、タラの味をお楽しみください。次にお醤油をつけてお召し上がりください。薬味は辛子を使うのが、現地の方のおすすめの食し方です。辛子の深みが、昆布じめの風味を損なわずにタラの旨味を一層引き立てます。
▶ふるさと納税サイト:https://item.rakuten.co.jp/f016683-shiranuka/016683-1125/
天然タラの漬け魚セット
旨味とジューシーさが特徴の春タラ。その魅力を更に引き出す厳選レシピ3種を贅沢に食べ比べできます。解凍して焼くだけで、簡単に夕食のメインが完成。贅沢な味ながらもご家庭で手軽にお召し上がりいただけます。
〇天然タラの粕漬け
大正8年創業、町民が慣れ親しむ酒造「福司」。熟成せずフレッシュな新酒粕を絶妙な配合で使用することで、酒粕の風味も感じながらも、よりタラの本来の旨味を強く感じられる仕上がりに。
〇天然タラの山椒漬け
すりつぶした山椒を溶け込ませて漬けることで、全体に山椒の風味がなじみより香り豊かな一品に。爽やかな香りと、増強されたタラのやわらかな旨味が口一杯に広がり、箸が止まりません。
〇天然タラの柚子漬け
新鮮な生の国産柚子を果皮の内側部を残して刻み、じっくり漬け込むことで、豊かな香りを外に逃がすことなくタラに閉じ込めました。爽やかで上品な味わいがタラの魅力を一層引き立てます。
▶ふるさと納税サイト:https://item.rakuten.co.jp/f016683-shiranuka/016683-1128/
当社は、2023年秋に北海道白糠町に水産工場を建設し、白糠町や同漁協、漁師の皆さんと共に「高付加価値漁業」に取り組んでいます。秋の「極寒ブリ」、冬の「ホッキ貝」そして今回は春の「タラ」を製品化しました。
今後も高品質な製品を通して地元経済に貢献するとともに、継続可能な漁業を目指します。
■ 株式会社イミュー概要
「地域に根を張り、日本を興す。」というコンセプトのもと、地域産業課題の解決をおこなっています。2022年9月に、ふるさと納税の自治体向けに継続寄付可視化システム「ふるさとリピートマップ」(特許出願中 / 特願2022-144015)の提供を開始しました。これは、「ふるさと納税」による寄付者の行動を分析・可視化を行い、適切なコミュニケーションを行うことで、2年・3年と継続的に繋がっていただける寄付者を増やし、より豊かな地域経済の発展に寄与するものです。また、2022年に北海道白糠町産のブリを「極寒ブリ」としてブランディング、2023年には白糠町に水産加工工場を建設。地元特産品の魅力を広く世界に発信することを目指し、地域の方々と協力しながら産品開発・ブランド開発を行っています。
会社名:株式会社イミュー
所在地:東京都品川区西五反田3-15-8 Biz-Field目黒 3F
代表者:黒田 康平
設 立:2021年4月
事 業:ふるさと納税支援事業、ブランド開発事業、商品開発事業
URL:https://www.immue.co.jp/