株式会社BS朝日のプレスリリース
魚が食べたい!
~地魚さがして3000港~
【BS朝日】7月3日(水)よる9時〜9時54分放送
お魚見届け人の“ぐっさん”こと山口智充が抜群の料理センスを披露!
■家庭でも簡単・手軽にできる漁師飯を再現!“お魚試食人”のぐっさん実食!
“市場に出回らない魚”“地元でしか食べられない美味しい地魚”を追い求めて、日本全国に約3000ある港を、お魚大好きディレクターが突撃訪問! 人情ドラマあり! 絶品料理あり!“一魚一会の旅”をお届けするドキュメントバラエティー『魚が食べたい!~地魚さがして3000港~』(毎週水曜よる9時~9時54分放送)。
2020年10月にレギュラー放送がスタートした本番組が、7月3日(水)の放送で、放送180回目を迎えます。お魚見届け人の“ぐっさん”こと山口智充が、これまで登場した漁師飯の中から、放送時のVTRを改めて見た後、実際にスタジオで調理して“お魚試食人”として食べてみるという、初めての企画に挑戦! 「料理はできるけど、実生活ではほとんど料理をしない」と言うぐっさんが、簡単・手軽にできる絶品料理を完璧に再現しました。
■石垣漁港の漁師飯「カツオとマグロの酢味噌マヨネーズ和え丼」
1品目は、2022年8月31日に放送した、沖縄県石垣島・石垣漁港(漁港No.5021010)で出合った「カツオとマグロの酢味噌マヨネーズ和え丼」に挑戦。石垣漁港で伝統を守る漁師一家に密着した、カツオの一本釣り漁のVTRを改めて見たぐっさん。釣竿1本でどんどん釣り上げていくプロのワザに「かっこいい!」とため息をつきます。
VTRを振り返り、海の中のキッチンスタジオで「カツオとマグロの酢味噌マヨネーズ和え丼」を実際に作ることに! ぶつ切りのカツオとマグロに、千切りにしたキャベツ・玉ねぎ・ニンジンなどの野菜と、味噌とマヨネーズベースの合わせ調味料を、豪快に手で混ぜてホカホカのご飯に乗っけるだけの簡単レシピ。
味見をしなくても、手で混ぜている感覚で「マヨネーズを入れすぎたかも」と思ったぐっさんは、野菜を増やして調整。味のアクセントとなる沖縄の島とうがらしをちぎって入れて完成です。調理時間約1分という絶品漁師飯のお味は…?
■宮城県気仙沼市・浦の浜漁港の郷土料理「カキと長ネギの味噌焼き」
2品目は、2021年11月17日に放送した、宮城県気仙沼市・浦の浜漁港(漁港No.1420030)で、90年余りカキの養殖を営んでいる、4代目漁師さんの家族に作っていただいた、地元ならではの「カキと長ネギの味噌焼き」にチャレンジ。
当時のVTRが流れると、パンパンに身が詰まったカキを見て「おっきいですね~!」と目を丸くするぐっさん。東日本大震災で被災した場所に、昨年2023年、カキ小屋が再建されたといいます。その完成した建物を見て、ぐっさんが「よかった。本当は現地に行って食べたかった」と本音をもらします。
いざ、「カキと長ネギの味噌焼き」の調理を始めたぐっさんは、華麗なフライパンさばきも見せ、味噌と砂糖がベースの甘味のあるタレを炒めたカキに回しいれた時に立ち込めた香りに「うわ~、めっちゃいい香り!」と大興奮。カメラに映る時の盛り付けにもこだわり、教えてもらったレシピ通り、完璧に作り上げました。「うまい! 最高です!!」と言いながら箸がすすみ、「サラッとした辛口の日本酒によく合いそう!」と存分に味わいました。
■神奈川県・間口漁港の家庭料理「ゴマサバのさんが焼き」
そして最後に調理するのは、2023年9月20日に放送した、神奈川県・間口漁港(漁港No.2120040)で、漁師の奥さまにふるまっていただいた家庭料理「ゴマサバのさんが焼き」。一本釣りで人の手に触れずに管理され、間口漁港で水揚げされたサバの中の王様的存在「松輪サバ」は、秋には皮が脂で黄金色に輝くことから、「黄金サバ」とも呼ばれています。
そんな「松輪サバ」を求めて漁に出るも、釣れるのはゴマサバばかり…。ようやくお目当ての松輪サバが1本だけ獲れ、「やっぱりゴマサバより松輪サバの方が大きいな」とぐっさんも当時の放送を思い出した様子。玉ねぎ、しょうが、味噌などと合わせて松輪サバをひたすら包丁で叩き、フライパンでこんがり焼いた、大きなフィッシュハンバーグのような、お好み焼きのような見た目の「サバのさんが焼き」。
今回は、貴重な「松輪サバ」の代わりに、スーパーで調達したゴマサバで作ります。出刃包丁でリズムよく叩いていくぐっさん。ところが、なかなか細かくならず、ずっとトントン…。話すこともだんだんなくなり、ひたすら無言でサバと格闘。するといつの間にか、タネが魚の形に…!? 調理工程もぐっさんらしく楽しみます。ようやくタネが完成すると、フライパンで形を整えて焼いていきます。皿を使ってひっくり返し、両面が焼けたら出来上がり。苦労して出来上がったさんが焼きのお味はいかに?
「料理は、できないんじゃなくてやらないだけ」と話すぐっさんが、華麗な手さばきを披露し、家庭でも手に入る材料で手軽にできる絶品料理が食欲をそそる回になった、7月3日(水)よる9時放送の『魚が食べたい!~地魚さがして3000港~』にご期待ください。
■山口智充 コメント
Q:ご自身で作ってみたかったということですが、実際に調理してみてどうでしたか?
「実際に作ってみたいとは思っていたんですけど、いつもはVTRを見る“お魚見届け人”ですから(笑)。今回のメニューは、僕が作りたかった料理です。料理といっても幅広いですから、このくらい簡単にできるものでしたら日頃料理をしない僕でもできるので、ありがたいですね。すぐできましたが、自分で作ったという充実感がありました。自分で調理して食べることによって、魚をより身近に感じることができてすごくいいなと思いました。基本的に魚が好きなので、こんなに簡単に作ることができるなら、普段からやってもいいかなと。今日は3品でしたが、ほかにも簡単にできる魚料理があると思うのでトライしたいです。そこから少しずつステップアップしていけたら楽しいかも」
Q:“お袋の味”的な魚料理の思い出や、好きな魚料理を教えてください。
「親父が魚好きなので、お袋はよく魚料理を作っていました。イワシをすり鉢に入れて、それをすりこぎで潰すという作業は、僕もよく手伝っていました。それを団子にして揚げたりつみれ汁にしたり。よく食卓に出てきました。すごくおいしかったですよ。すり潰すから骨も感じないですし。あと、親父が茹でただけのキビナゴとかもよく食べていたのを覚えてます。今は、子どもたちがホッケとかサバの開きが好きなので、家でよく焼いて食べますね。自分はししゃもやめざしとか、酒のアテになるスルメとか、長いこと噛んで味が出る、そういう系の魚介類も好きですね。でも、一番はマグロ。マグロの赤身が大好きなので、刺身でもいいですし漬けもいいですね!」
Q:魚料理に挑戦してみたいという人にアドバイスはありますか?
「お住いの地域や港によって捕れる魚は違いますが、無限大にアレンジができるメニューだと思うので、まずは基本のレシピでチャレンジしていただいて、慣れてきたら自分のオリジナルの食材や調味料でアレンジを加えても楽しめそう。1品目のドンブリはマグロとカツオでしたけど、食べた後にイカとかタコを入れても食感が変わっていいなと思いました。自分の好きなものを盛り込んだら、その家のオリジナルができていいんじゃないかな」
Q:魚の知識が得られるだけでなく、漁港の歴史や地理など、さまざまなことも勉強になるこの番組の魅力を教えてください。
「自分が知っている場所も出てきますし、食べたことあるものも出てきますが、それ以上に、知らない魚や魚料理があって、その街それぞれに歴史がある。だから、本当に知らないことだらけなんですよ。毎回、勉強になりますし、刺激になっています。ここに行きたいと思ったら、北海道でも沖縄でも、行動力があればどこでも行って全部食べられます。そう思えるきっかけになればいいかなと。僕も、こんな料理があったんだ。こんな魚があったんだ、こんな良い場所があったんだ、というのを番組で知って、行きたくなりますから。流通が発達したので、どこにいても食べたい物が届く時代ですが、そこに行かないと食べられないものや、見ることができない景色があるので、僕自身も行きたい、食べたいと思ったら行動に移していきたいです」
■番組概要
【番組名】「魚が食べたい!~地魚さがして3000港~」
【放送日時】7月3日(水)よる9時~9時54分
【放送局】BS朝日
【CAST】お魚見届け人・山口智充
【制作】BS朝日、ABCリブラ
【プロデューサー】大木由起子(BS朝日)、竹島和彦(ABCリブラ)
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