日本一のさつまいも集団「SAZANKA FARM(サザンカファーム)」が「八百結び®プロジェクト」へ協業参画・戦略的業務提携

日本一のその先に、「リジェネレーション」。土壌再生・維持から地域循環型の社会を推進へ!

壌結合同会社のプレスリリース

土着微生物の活性によって土を発酵させる新しい土づくりを実践する 壌結合同会社(よみ:つちむすび、所在地:東京都渋谷区、代表社員:金瀬伸吾)は、さつまいも・オブ・ザ・イヤー紅はるか部門で日本一となった実績を持つ 株式会社SAZANKA FARM(所在地:宮崎県宮崎市、代表取締役:小浦浩二、以下「サザンカファーム」)と「八百結び®プロジェクト」推進における戦略的業務提携をすることが決定しましたので、お知らせいたします。

「持続可能(サステナブル)」では地球資源の枯渇に間に合わない。環境を良い状態に「再生」する概念「リジェネレーション」で生態系全体を繁栄

八百結び®プロジェクトは、サーキュラーエコノミーの実現(地域循環型の社会を推進)を目指す、リジェネレーション・プロジェクトです。「リジェネレーション」とは、「再生的」「繰り返し生み出す」といった意味を持つ言葉です。人口増加に伴う地球資源の枯渇や、気候変動といった危機に直面する中、このままの環境を維持する、という意味での「持続可能(サステナブル)」では地球資源の枯渇に間に合わないとして、環境を良い状態に「再生」する概念として生まれました。気候変動やサステナビリティに意識を向ける人々の間で、地球規模の社会課題を解決するための新しい概念です。地球環境の持続可能性だけを追求するのではなく、地球環境を再生しながら、生態系全体を繁栄させていく考え方を指します。

八百結び®プロジェクトでは、地域の畜産農家さまが排出する糞尿や家庭用生ゴミなど、本来廃棄される有機物を独自のバイオスティミュラントと掛け合わせて付加価値の高い農業用資材(産土・培養水)を生成して、地域農家さまへ供給することで地域土壌の健康力を高めます。そして微生物を活性化させるその土壌育成はエリア全体で取り組むことで生態系全体を繁栄させて地球環境に効果的かつ効率的な影響を与えます。

栽培技術と加工技術を突き詰めた先に、土壌知見と技術をもって更なる進化へ

サザンカファームは、栽培技術と加工技術を突き詰めた中での成長点として、土壌の重要性に着目されていました。設立以来、最高品質のさつまいもを生産し続けた土壌は少なからずダメージも受けてきています。協議を重ねた上で、「壌結合同会社の土壌知見と技術をもって更なる進化をとげたい。」と八百結び農法®(*1)導入の合意にいたりました。

そして、八百結び®プロジェクトに共感したサザンカファームが宮崎県において中心となり、壌結合同会社とサザンカファームは共同で、宮崎県土着の「八百結びの産土(よみ:うぶつち)®(*2)」の生産を開始します。サザンカファームでの使用の他、宮崎市を中心としたエリアの生産農家様にも販売提供することを念頭に生産体制を確立してまいります。

「八百結び農法®」で健康な土壌インフラを整え、サザンカファームが冬作新作物へ挑戦!

すでに、宮崎県で初の「八百結びの産土®」の試作品は完成して、今期のさつまいも圃場に試験投入しております。そして、サザンカファームでは夏に栽培するサツマイモのほかに、健康な土壌インフラを整えることで新たに、冬に栽培する新作物にも「八百結び農法®」で取り組みます。今月より冬作に向けての「八百結びの産土®」製造を新たに開始いたしました。

八百結びの産土®を施肥した さつまいも圃場

冬の新作物を前に、ほうれん草、スイカ、ナス、トマト、夏大根、かぼちゃ、きゅうりなど、土壌の健康度をアップさせながら、試験栽培を実施。いち早く収穫されたほうれん草は、エグミもなく、爽やかな味わいが引き出されました。その他の作物も、イキイキと生命力あふれる健康的な成長がみてとれます。なお、試験栽培においては八百結び®資材のみの農薬・化学肥料未使用です。

試験栽培中の作物。ほうれん草(左)
すいか(中央)
トマト(右)

サザンカファームが八百結び®資材の販売代理店として「八百結びの培養水®」を提供開始

地域循環型社会推進の一環として、2024年7月よりサザンカファームは八百結び®資材の販売代理店となり、宮崎市近郊地域を中心に「八百結びの培養水®(*3)」の提供を開始いたします。また今後、宮崎産八百結びの産土®の生産拡大などを通じて、近隣地域における土壌健康力の向上に取り組んでまいります。八百結び®農業用資材販売に関しましては、株式会社SAZANKA FARM(サザンカファーム)内の下記問い合わせ窓口にて承ります。

八百結びの培養水® 1リットル(左)/20リットル(右)有機JAS資材リスト登録(登録番号 JASOM-220601)

八百結び®農業用資材販売に関する問い合わせ窓口(生産者様用)

株式会社SAZANKA FARM(サザンカファーム) 電話: 0985-72-3225

宮崎市よりサザンカファームが壌結合同会社とともに取り組む「リジェネラティブ農業(*4)」と「サーキュラーエコノミーの実現」に向けた活動にご注目ください。

八百結び®プロジェクトでは、地域の畜産農家さまが排出する糞尿や家庭用生ゴミなど、本来廃棄される有機物を独自のバイオスティミュラントと掛け合わせて付加価値の高い農業用資材(産土・培養水)を生成して、地域土壌の健康力(微生物活性量の見える化)を整える目的を持って地域農家さまへ供給することで、無農薬栽培、減農薬栽培をサポートしています。

そして、2050 年カーボンニュートラル宣言(2020 年10 月26 日)を受けて農林水産省より発表された「みどりの食料システム戦略(2021年5月)」内で掲げられた「土壌微生物機能の完全解明とフル活用による減農薬・肥料栽培の拡大」・「耕畜連携による環境負荷軽減技術の導入」・「バイオスティミュラントを活用した革新的作物保護技術の開発」目標への貢献をめざしてまいります。

*1 「八百結び農法®」とは、土壌内有機微生物の活性によって土を発酵させるさせることで、農作物本来の「安全・安心」の「おいしさ」を育む環境再生型の農法ブランドです。

*2 「八百結びの産土®」は、独自製法(特許取得)純国産バイオスティミュラントにより各地の土着菌(家畜糞尿等)を発酵活性させた天然有機資材です。

*3 「八百結びの培養水®」は、独自製法(特許取得)純国産バイオスティミュラントによる微生物活性をベースとした「天然資材の培養水」です。有機JAS資材リストに登録済(登録番号 JASOM-220601)の商品です。

*4 「リジェネラティブ農業」は、農地の土壌をただ健康的に保つのではなく、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復に繋げることを目指す農業を指します。「リジェネラティブ」は、リジェネレーションの形容詞です。

■    会社概要

会社名 株式会社SAZANKA FARM

代表者 代表取締役 小浦浩二

所在地 〒889-1702 宮崎県宮崎市田野町乙4426番地45

設立日 2021年1月

会社名 壌結合同会社

代表者 代表社員 金瀬伸吾

所在地 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町4番9号

設立日 2022年10月

URL  https://yaomusubi.com/

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