～十割そば「元年堂」マレーシア店の常設企画展を全面プロデュース～
日本出版販売株式会社のプレスリリース
「元年堂」は、株式会社シードが展開する十割そば店で、静岡県内に2店舗出店しています。2024年9月上旬にマレーシア・クアラルンプールへ海外初となる店舗を新規オープンすることとなり、「元年堂」店舗入口に常設される企画展スペースの全面プロデュースを、ひらくの文喫事業チームが手がけます。
企画展スペース常設展示は、「和紙」「お茶」「日本酒」といった地域商材やサービスを提供するとともに、日本各地の企業・団体・自治体のもつ商品やコンテンツ、サービスにスポットライトを当て、その歴史や成り立ち、作り手の想いなどストーリーや魅力を紐解き、現地の人々に体験していただけるような場をご提供する予定です。
ひらくは「場と機会をつくり、うれしい時間を提供する」というステートメントのもと、豊かな時間を提供するための企画・場所を今後は海外でも創出していきます。
■プロデュースに至る背景
ひらくが手掛ける本と出会うための本屋「文喫」は、2018 年に文喫 六本木を開業後、福岡天神、栄と国内で3店舗を出店し、“偶発的な本との出会い”とともに、その地域ならではのコンテンツを発掘・発信してきました。また、店舗運営以外でも、和多屋別荘（佐賀県嬉野市）の館内施設「BOOKS&TEA 三福」や、茨城県常総市まちなか再生プロデュース、東急プラザ原宿「ハラカド」における雑誌の図書館「COVER」など、文化コンテンツの力をいかした空間プロデュース・地域企画を多数手がけています。
そのような企画を手掛ける中で、シードとは、これまでにも、静岡県長泉町におけるにぎわい創出の社会実験「文喫ハナレ」をはじめ、地域に根差した企業・団体・クリエイターとさまざまな共創事業を展開してきました。
本と出会うための本屋「文喫 六本木」
長泉町での社会実験「文喫ハナレ」
今回、シードが新たに設立したCULTURE LINK MALAYSIA SDN.BHD.は、「元年堂」マレーシアの運営を担う海外事業会社です。「日本および各地域の魅力ある文化・コンテンツを武器に、地域企業の海外進出を支援する」というコンセプトを掲げています。ひらくはそのコンセプトに共鳴し、店舗入り口で展開する常設企画展スペースの全面プロデュースを手掛けるに至りました。
CULTURE LINKのCCO（チーフ・カルチャー・オフィサー）／社外顧問には、ひらくの取締役・武田 建悟が就任しており、今後もシードと共に、“日本文化”の色とりどりな伝統・地域産業の魅力を、海外現地で発信し、発展を後押ししたいと考えています。
※CULTURE LINKの詳細はこちら：https://www.seedinc.co.jp/news/20240701clm/
■十割そばブランド「元年堂」マレーシア店とは
「元年堂（https://gannendo.com/）」は、シードが静岡県で手がける十割そばブランドです。「ここでしか味わえない、日本の『体験』と『感性』をコンセプトに、2024年9月上旬にマレーシア・クアラルンプールのモントキアラに出店します。同店では十割そばのほか、天ぷら・日本酒などの日本食が提供されます。「日本文化を深く体験し、五感で楽しめる空間」では、おりがみや日本茶、着物などの伝統的な文化体験から、近年世界から注目を集めるアニメやマンガなど、ジャンルを超えて日本のインテリジェンスを感じていただける空間・コンテンツの創出を目指します。
「元年堂」店舗外観イメージ
「元年堂」店舗内観イメージ
■会社概要
【株式会社ひらく】
所在地：東京都千代田区神田駿河台4-3
設立：2022年4月20日
事業内容：プロデュース事業、文喫事業、公共プレイス企画事業
URL：https://hiraku.info/
【株式会社シード】
所在地（本社）：静岡県三島市文教町1-7-25
所在地（東京支社）：東京都中央区日本橋茅場町3丁目7-6 茅場町スクエアビル2階
設立：1986年10月1日
事業内容：広告・プロモーション、調査・企画、設計・施工、開発・運営サポート
URL：https://www.seedinc.co.jp/
【CULTURE LINK MALAYSIA SDN.BHD.】
所在地：LEVEL 2201 (EAST WING), Q SENTRAL, 2A, JALAN STESEN SENTRAL 2, KL SENTRAL, 50470 KUALA LUMPUR MALAYSIA
設立：2024年4月1日
事業内容：直営店事業、海外進出支援事業
URL：https://gannendo.com/
■本件に関するお問い合わせ先
日本出版販売株式会社 プラットフォーム創造事業本部 事業統括チーム：山元
TEL. 03-3233-4802
