“テアニン”を優位に摂取できる氷水出し緑茶で夏の睡眠対策 専門家が教える!氷水出し緑茶を活用した”夏の快眠ルーティン”「氷水出し緑茶と睡眠に関するセミナー」を開催

2024年の夏は、全国的に最も暑かった昨年並みの猛暑予想!!

株式会社伊藤園のプレスリリース

 株式会社伊藤園(社長:本庄 大介 本社:東京都渋谷区)は、氷水出し緑茶と睡眠に関するセミナーを7月1日(月)お~いお茶ミュージアムで開催しました。本セミナーは、氷水出し緑茶の普及を通じて、日本人の睡眠の質向上に寄与する活動の一環として実施しました。セミナーでは、睡眠の専門家である白濱龍太郎氏と、お茶の専門家である大森正司氏にご登壇いただきました。白濱氏からは「夏の快眠ルーティン」についてもご紹介をいただきました。

 6月25日に気象庁が発表した7月から9月の3カ月予報では、全国的に長く厳しい猛暑が予想されています。暑く寝苦しい夜が続く今年の夏に向けて、セミナーでは、夏の時期にピッタリな味わいの氷水出し緑茶というお茶の楽しみ方の普及と、溶出される成分“テアニン”のリラックス効果に着目し、氷水出し緑茶を活用した睡眠前の新たな「夏の快眠ルーティン」をご紹介しました。

 セミナーでは睡眠の専門家である白濱龍太郎氏から、日本人や夏という季節ならではの睡眠課題の解説のほか、「テアニンの睡眠への効果」や白濱氏考案のストレッチと氷水出し緑茶を組み合わせた新習慣「夏の快眠ルーティン」について動画でご紹介し、実際に参加いただいた方と「夏の快眠ルーティン」を実践しました。

 また、お茶の専門家である大森正司氏には、テアニンやカフェインといった「氷水出し緑茶で溶出される成分」や、急須を使用した「氷水出し緑茶のいれ方」について、参加された方と一緒に実践を交えながらご説明いただいたほか、茶殻まで楽しむ「お茶のフルコース」や、ご家庭でも簡単にできるティーバッグを使ったいれ方をおすすめいただきました。

 ご参加いただいた方からは「(お湯でいれるか氷水でいれるかで)お茶の味が全然違う」などの驚きの声をいただきました。

 本セミナーは、夏場に氷水出し緑茶を飲む習慣を生み出し、氷水出し緑茶の飲用やルーティンの活用を通して、日本の睡眠課題の一助となることを目指しています。

  • 講演登壇者

白濱龍太郎

医療法人RESM理事長  順天堂大学非常勤講師、北里大学非常勤講師、
早稲田大学統合研究機構睡眠研究所招聘研究員

筑波大学卒業、東京医科歯科大学大学院統合呼吸器学修了(医学博士)。同大学睡眠制御学快眠センター等での臨床経験を生かし、総合病院等で睡眠センターの設立、運営を行ってきた。それらの経験を生かし、睡眠、呼吸の悩みを総合的に診断、治療可能な医療機関をめざし、2013年に、RESM新横浜睡眠・呼吸メディカルケアクリニックを設立。

  • 睡眠の質を高めるには(白濱氏VTR)

 深く眠れていて、中途覚醒や早朝覚醒がない深いノンレム睡眠状態が良質な睡眠です。

 睡眠の質を高めるには、交感神経を刺激せず、副交感神経を優位にすることが効果的です。

 一方、交感神経を刺激したり、メラトニンを抑制するような行動であるスマートフォンやパソコンの操作や夕方以降に多めにカフェインをとることは睡眠を妨げる行動になるので避けた方が良いです。就寝前に、スマートフォンを置いてストレッチなどのアナログルーティンを作ることで副交感神経が優位になりやすくなります。またリラックス作用のあるテアニンやGABAを摂取することも効果的であると言えます。

 近年、睡眠市場でもテアニンが注目されています。テアニンを摂取すると中途覚醒の改善が見られたり、接種後30分以降からリラックス状態のときに発せられる脳波である「アルファ波」が強く検出される研究結果もあります。

テアニンを摂取した場合では、摂取後30分以降からリラックス状態のときに発せられる脳波である「アルファ波」が強く検出されることが明らかに。テアニンを摂取した場合では、摂取後30分以降からリラックス状態のときに発せられる脳波である「アルファ波」が強く検出されることが明らかに。

出典:太陽化学株式会社「食と健康Lab」

【第1回】テアニンでほっとひといき ストレスフルな現代の生活に癒しを!

https://www.taiyokagaku.com/lab/theanine_story/02/

  • 睡眠前におすすめの「夏の快眠ルーティン」

【本セミナーでの白濱氏のご説明動画】

・7月1日白濱先生ご登壇動画:itoen.co/MrShirahama

・「夏の快眠ルーティン」ご紹介:itoen.co/SummerSleepRoutine

・夏の快眠ルーティン〜5分ストレッチ:itoen.co/5min-stretch

  • 講演登壇者

大森正司

大妻女子大学名誉教授

東京農業大学農芸化学科卒、同大学院博士課程修了、農学博士。

大妻女子大学家政学部専任講師、助教授、教授を経て、定年後の2013年、名誉教授に。在任中、お茶を長期保存する方法の研究をきっかけに血圧を下げる「ギャバロン茶」を開発(‘86年)する。専門は食品科学、食品微生物学。そのほか、NPO法人日本茶普及協会理事長、日本食行動科学研究所所長、お茶料理研究会事務局長、大妻女子大学「お茶大学」学長、茶需要拡大技術確立推進協議会会長、日本茶業体制強化推進協議会会長も務め、「お茶博士」として、メディアにも多数出演し、お茶の健康効果などを伝えている。2021年瑞宝小綬章(教育研究功労)を受章。

  • 氷水出し緑茶とテアニンについて(大森氏ご登壇)

 お茶はお湯の温度で味わい(=抽出成分の量)が変わります。渋み成分の「カテキン」は、高い温度でいれると抽出されやすく、低い温度でいれると抽出されにくいという特徴があります。苦み成分の「カフェイン」も「カテキン」と同じく、高温だと抽出されやすく低温だと抽出されにくいです。一方、うま味成分の「アミノ酸」は低温でも抽出されやすいため、緑茶を低温のお水で抽出するとうま味(=アミノ酸)を優位に感じる緑茶になります。また、お茶に含まれるアミノ酸の半分以上が「テアニン」のため、味わいだけでなく、テアニンの効果を得るためにも氷水出し緑茶は有効です。

出典:株式会社伊藤園

  • 夏におすすめの氷水出し緑茶のいれ方

(1人分)

使うお茶の種類は、玉露や一番茶を多く含む上級煎茶など、うま味成分を豊富に含む茶葉が向いています。

 1.急須に茶葉をティースプーン2杯分(約4g)入れます。茶葉の目安量はお湯だしで使う量の2倍です。

 2.水を約90ml注ぎます。

3.氷を2~3個急須に入れます。

 4.約5分抽出します。

5.茶碗に均等に少しずつ注ぎ分けます。最後の一滴まで注ぎ切ってください。

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