シダックス株式会社のプレスリリース
~災害時の食体験を通じて有事を知る機会に~
事業を通じて社会課題解決を実現する総合サービス企業 シダックスグループで、全国の企業、学校等で食事提供業務を行うシダックスコントラクトフードサービス株式会社(本社:東京都渋谷区、以下、SCF)は、2024年6月23日(日)に立教大学池袋キャンパス(東京都豊島区)にて開催された防災イベント「ALLとしま×立教 WAKUWAKU 防災フェス」(主催:学校法人立教学院、共催:豊島区)に参加。シダックスグループがこれまで東日本大震災や平成26年熊本地震、令和6年能登半島地震(以下:能登半島地震)で行ってきた被災地支援活動を知っていただきたく、能登半島地震での炊き出しを再現する形で豚汁・わかめおにぎりのセットを販売・提供すると共に、食体験を通じて災害時の食事について考えていただく機会づくりを行いました。
SCFは2004年4月より20年にわたり学校法人立教学院様の立教大学 池袋キャンパス5号館の学生食堂「レストラン アイビー」の受託運営を、そして2024年4月より、立教大学 新座キャンパス(埼玉県新座市)の学生食堂「Forest」の受託運営を行っています。
本イベントは、立教学院様創立150周年を記念して、産学官の共催・連携で開催された防災イベントです。シダックスグループは、東日本大震災や平成26年熊本地震、能登半島地震発生等、発生直後より炊き出しや災害備品等のお届けする等被災地支援活動を継続的に実施しており、この度の本イベントの主旨に賛同し、参加しました。
地域と共に「防災力」を高めることを目的にした本イベントでは、学生、学校関係者の皆様や豊島区在住者を中心とした地域の皆様が多数ご来場されました。当日はキッチンカーを用いて、SCFが能登半島地震において実際に被災地(石川県七尾市・中能登町)で提供した炊き出しのメニューを再現する形で、豚汁とわかめおにぎりのセットを販売・提供。食材も、被災地を応援する目的で、石川県産のコシヒカリや「加賀みそ」といった石川県にゆかりのある食材を使用しました。また、シダックスグループの被災地支援活動に関するポスターも展示し、東日本大震災直後も含めた当社の災害時の取り組みを紹介しました。
実際に食事を召し上がったお客様からは「有事の際に、こういう温かい料理を提供いただけるありがたみを知りました」「能登地震の報道は見てはいましたが、(キッチンカー横に掲示されていた)」ポスターと共に今回の食体験を経て、より実感しました」といった声が聞かれました。
シダックスグループは、食に携わる企業として災害時の食事支援を行うだけでなく、今後も地域と連携して防災・減災の活動にも取り組んでいきます。
「ALLとしま×立教 WAKUWAKU 防災フェス」SCFの取り組み 概要
■実施日
2024年6月23日(日)
■実施会場
立教大学 池袋キャンパス
■実施概要
①キッチンカーによる、能登半島地震被災地支援活動 炊き出しメニューの販売・提供
(加賀みそ等石川県産の食材を使用した、豚汁とわかめおにぎりのセットメニュー提供/提供食数:約400食/価格500円)
②シダックスグループ被災地支援活動 ポスター掲示
(東日本大震災、能登半島地震被災地支援活動)
③他キッチンカー4台による来場者用食事、デザートの販売・提供
2024年6月23日(日)
■実施会場
立教大学 池袋キャンパス
■実施概要
①キッチンカーによる、能登半島地震被災地支援活動 炊き出しメニューの販売・提供
(加賀みそ等石川県産の食材を使用した、豚汁とわかめおにぎりのセットメニュー提供/提供食数:約400食/価格500円)
②シダックスグループ被災地支援活動 ポスター掲示
(東日本大震災、能登半島地震被災地支援活動)
③他キッチンカー4台による来場者用食事、デザートの販売・提供
シダックスグループの主な被災地支援活動について
【東日本大震災(2011年)】
震災発生直後、現地に緊急対策本部を設け、自社のみならず、一般のお客様からも募った救援物資や義援金、絵本等を、自社保有車両で被災地に輸送。その後、2011年4月に、福島県相馬市の要請により、市内の小中学校の学校給食施設を活用して避難所の食事提供を実施しました。
震災発生直後、現地に緊急対策本部を設け、自社のみならず、一般のお客様からも募った救援物資や義援金、絵本等を、自社保有車両で被災地に輸送。その後、2011年4月に、福島県相馬市の要請により、市内の小中学校の学校給食施設を活用して避難所の食事提供を実施しました。
さらに同年8月には、当社が設計したキッチンカーを相馬市に寄贈。寄贈したキッチンカーを活用し、2015年まで4年間にわたり市内柚木地区の仮設住宅で食事提供を実施しました。その他、民間企業の社員食堂厨房を利用して市内9カ所の仮設住宅を対象に食事提供を行い、被災者の皆様の栄養サポートも含め支援活動を行いました。
【平成26年熊本地震(2016年)】
震災発生直後、現地に緊急対策本部を設け、救援物資を自社保有車両で被災地に輸送。また、震災発生1週間後には熊本県高森町の要請で被災地にて炊き出しを実施。、避難所となっている計3カ所にてキッチンカーを使い、1日約200~400食(昼)の炊き出しによる食事提供を行いました。なお、キッチンカーは当社が福島県相馬市に寄贈したキッチンカーを活用。また、義援金を募り、2016年8月に現地にお届けしました。
震災発生直後、現地に緊急対策本部を設け、救援物資を自社保有車両で被災地に輸送。また、震災発生1週間後には熊本県高森町の要請で被災地にて炊き出しを実施。、避難所となっている計3カ所にてキッチンカーを使い、1日約200~400食(昼)の炊き出しによる食事提供を行いました。なお、キッチンカーは当社が福島県相馬市に寄贈したキッチンカーを活用。また、義援金を募り、2016年8月に現地にお届けしました。
【能登半島地震(2024年)】
震災派生直後より被災地にて炊き出しを実施。石川県七尾市の小学校・コミュニティセンター等3カ所で1日計300 食(朝・夜)、および中能登町にて1日計200食(昼)の食事提供を実施しました。また、食材・水・資材不足に対応するため、グループ会社と連携し、完全調理品等の食材、水、野菜ジュース、消耗品を現地へ送り届けました。
震災派生直後より被災地にて炊き出しを実施。石川県七尾市の小学校・コミュニティセンター等3カ所で1日計300 食(朝・夜)、および中能登町にて1日計200食(昼)の食事提供を実施しました。また、食材・水・資材不足に対応するため、グループ会社と連携し、完全調理品等の食材、水、野菜ジュース、消耗品を現地へ送り届けました。