2024年7月より順次切り替え
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会のプレスリリース
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(本部:東京都新宿区、会長 村上彰一、以下生活クラブ)は、共同購入で取り扱う米の包材の一部を7月以降順次変更し、脱プラスチックを推進します。
現行品は厚みが80ミクロンのポリ袋を使用していますが、新規品の厚みは70ミクロンと、10ミクロンの減少になります。また、現行包材の厚みを薄くすると柔らかくなり破袋等の懸念があるため、現行品より少し硬い素材の「e-PE」を新たに採用しました。そのため、厚みを薄くしても強度を維持することができます。
2023年度の受注実績に基づいて算出すると、プラ削減率は12.5%となり、年間で約2トンのプラスチック削減になります。また、今回採用した素材「e-PE」は、生活クラブが独自に使用不可と定める酸化防止剤などの添加剤が使用されていないことを、包材メーカーと確認済みです。プラスチックの使用量を減らすだけでなく、素材自体の安全性にも配慮しています。
今回の包材変更は「庄内遊YOU米」「那須山麓米」「上伊那アルプス米」「みちのく加美米 ささゆた香」の共同開発米などが対象となり、提携生産者の一部工場での製造品のみとなりますが、今後も実証試験を行いながら切替えをすすめ、環境負荷を減らし、サステイナブルな未来の実現をめざしていきます。
変更点 |
現行品 |
新規品 |
①材質 |
NP-G2 |
e-PE |
②厚み |
80μ |
70μ |
■生活クラブについて
生活クラブは組合員数約42万人の21都道府県、33の地域生協で組織される生活協同組合です。事業高は約1千億円。生産から廃棄に至るまで安全や健康に配慮した品物の共同購入活動を通じ、持続可能な生活スタイルを実践しています。また、現在では、生活クラブ生協の活動をきっかけにワーカーズ・コレクティブが設立され、各組織エリアを中心に300以上展開し、福祉や居場所づくりなど地域に必要な事業を作り出しています。
意志ある生産者など生活クラブとかかわるすべての人々と協力し、地域や世代をこえ、循環と共生の輪を広げる「ローカルSDGs」を推進しています。この取組みによって食(F)、エネルギー(E)、福祉(C)を自給し循環させるサステイナブルな社会の実現を目指しています。
‣ホームページ: https://seikatsuclub.coop/
‣加入・資料請求はこちらから:https://welcome-seikatsuclub.coop/lp/
■生活クラブの受賞歴
<世界的評価>
1989年 “もう一つのノーベル賞”とも呼ばれる「ライト・ライブリフッド」(RLA)名誉賞
1995年 国連設立50周年記念「国連の友」による「われら人間:50のコミュニティ賞」
<国内>
1999年 開発した超軽量牛乳びんがグッドデザイン賞
2006年 グリーンピース・ジャパン トゥルーフード特別賞
2007年 リユースびんの活動(びん再使用ネットワーク)が容器包装3R推進環境大臣賞
2009年 Food Action Nippon アワード2009優秀賞
2010年 フード・アクション・ニッポンアワード 2010製造・流通・システム部門 入賞
2013年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2013年 フード・アクション・ニッポン アワード2013入賞「“食べるチカラ”キャンペーン」
2014年 フード・アクション・ニッポン アワード2014入賞「生活クラブの健康な食デザイン『ビオサポ』」による
食料自給率向上への寄与
2014年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2015年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2015年 <本選びの会>が第8回日本女子大学家政学部賞
2016年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 近畿 1位
2018年 生協法制定70周年 厚生労働大臣表彰
2018年 第6回環境省グッドライフアワード NPO・任意団体部門 優秀賞
2020年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2021年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2022年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/東海/近畿 1位
2022年 第10回環境省グッドライフアワード 環境大臣賞 優秀賞
2023年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2023年 第1回ソトコト・ウェルビーイングアワード2023
2023年 シンプルスタイル大賞2023 サービス・空間部門 特別賞
2024年 絵本ナビ 子育てベストアイテム大賞 2024 時短部門 大賞