ぴあ株式会社のプレスリリース
「パンのフェス2019春 in 横浜赤レンガ」撮影/津留崎徹花
3月1日から本日3月3日まで横浜赤レンガ倉庫前イベント広場にて日本最大級のパンイベント「パンのフェス2019春 in 横浜赤レンガ」が行われました。
公式サイト: https://pannofes.jp/
公式Twiter : https://twitter.com/pannofes
初日は平日かつ午前中があいにくの雨模様とあって来場者数は約3万3000人。2日目は晴天に恵まれ、1日あたりの来場者数が過去最高となる約6万2000人に。17時の閉場までにすべてのパンが完売(焼き菓子類を除く)。3日目も朝から雨でしたが約3万5000人が来場。お目当てのパンをゲットできるチャンスとあって、朝から長蛇の列。行列は終始絶えず、多くのパン袋を抱えた人たちがあちこちのパン屋さんをはしごしていました。
「パンのフェス2019春 in 横浜赤レンガ」撮影/津留崎徹花
3日間の合計来場者数は13万人、3日間で会場に並んだパンの種類は約700種類、17万個となります。
- パンを愛する伊豆下田在住のママフォトグラファーが「パンのフェス」を初体験
今回、自身も2日間限定でパン屋さんを開いたことのあるパンを愛するフォトグラファー・津留崎徹花さんに「パンのフェス」撮影を依頼。“パン”を通じてつながるパン屋さんとお客さんの豊かな表情、そして“パン”たちの多彩な表情も切り取ってくださいました。
「パンのフェス2019春 in 横浜赤レンガ」撮影/津留崎徹花
「パンのフェス2019春 in 横浜赤レンガ」撮影/津留崎徹花
津留崎さんはカメラマン歴22年。4年前に家族で静岡県・伊豆下田に移住してからは、フリーランスとなり東京と伊豆を往復しながら活躍されています。
webマガジン「colocal」「暮らしを考える旅」
https://colocal.jp/category/topics/lifestyle/relocate
小さい頃から料理が大好きで、大人になってからもホームパーティーなどで料理の腕を奮っていたという津留崎さん。通いはじめた玄米菜食の料理教室で玄米酵母のパンを食べた際、今まで食べていたパンとまったく違う味わいに衝撃を受けて以来、自分で玄米酵母を起こすようになったそうです。
撮影/津留崎徹花
「パンを焼き始めた頃、焼いたら問題点が見つかるので、またすぐやり直したくなって、もう毎日毎日焼いてました。夫も『もうそろそろ要らないかな?』って言うくらい(笑)。家族では食べきれないので周囲の人たちに配っていたら『おいしいからパン屋をやったほうがいい』と言っていただくようになって、最初は『自分がパン屋?』って思ったんですが、なんでもやってみようかなと」
周囲の勧めもあってパン屋さんを考え始めた津留崎さんですが、カメラマンとの両立を考えるといきなり店舗を構えるのはリスクが大きく、まずは友人のお店を借りて2日間だけパン屋さんを開店しました。
~「カメラマンときどきパン屋」という働き方は実現可能? 移住一家の1か月の収支から考える~
https://colocal.jp/topics/lifestyle/relocate/20180201_110178.html/2
「いいところもあったし悪いところもありました。まず『パン屋さんってこんなに大変なんだ』って初めて身をもって知ったのは、午前中オープンさせるために睡眠時間を削ったり、そのための体調管理がとても難しいこと。肉体労働だし精神的にも大変。私は慣れてなかったので夜中ずっと焼いてたら子どもが泣き出してしまって。『ママと一緒に寝られないんだったらパン屋さんなんて嫌だ』と。みなさんそいういう経験をされてるんだなと」
「パンのフェス2019春 in 横浜赤レンガ」撮影/津留崎徹花
「お金をもらうわけですから当然クレームがないようにしないといけないですし、材料にこだわると利益も少ない。すごくシビアな世界ですよね。今までは普通にパン屋さんに行って買って、“おいしいかおいしくないか”、かるーく判断する立場でしたけど、もう今ではパン屋さんの背景を考えてしまいます、朝何時に起きてるのかなとか。でもみなさん続けてらっしゃるのは、本当にパンが好きだからなんだなと」
今回初めて「パンのフェス」を体験した津留崎さん。その感想は。
「お店の方もとても楽しそうでした。『撮影しますよ』って声をかけると、『撮ってくれるんですか!』ってみなさんでポーズをとってくださったり。お客さんだけではなくて、お店の方々も『パンのフェス』を楽しみにしてるんですね」
「パンのフェス2019春 in 横浜赤レンガ」撮影/津留崎徹花
「お客さんの気合いもすごい(笑)。まずお目当てのところにガーッと行って、そこから新規開拓へ。少し行列の少ないお店にサッと行ってみるのもいいですよね。隠れた名店や自分の好みがあるので、まんべんなく立ち寄ってみるのもおもしろい。ディスプレイやお店の方の個性などもそれぞれ特色があって、それも自分好みのお店を見つけるヒントになってるなと」
「パンのフェス2019春 in 横浜赤レンガ」撮影/津留崎徹花
「私が個人的に『ここだ』と思ったのはカノムパン(神奈川・鎌倉)さんです。ディスプレイがまずかわいくて目を引きました。そして、パンが力強い 生きてるパンだなと。お話を聞いたら玄米酵母で。私は自家製酵母の味が好きなので購入させていただきました」
津留崎徹花 (c)津留崎徹花
「それから、いさぎよく『あんこバター』1点で勝負していたベーカリーハチ(山梨・甲府)さん。3人のお子さんがいて、家族の雰囲気がいいなと思って気になりました。聞いたら、地元商店街の和菓子有名店『石坂屋』のあんこを使いたくて作ったパンだと。息子さんも『あんこのパンが一番好き!』って言ってて。そういう地域性や物語のあるパンは魅力を感じますね」
「パンのフェス2019春 in 横浜赤レンガ」撮影/津留崎徹花
初の「パンのフェス」を楽しんでいただいた様子の津留崎さん。今後“パン”とどのように向き合っていくのかお伺いしたところ、「パン屋ってすごく厳しい仕事だとわかったので、私に合ったパン屋のやり方を探っていこうと思います。年齢的にも無理が効かなくなってるし、子育てとカメラマンとのバランスも考えなくてはいけない。パンを焼くことを楽しみながら続けていくために、焼きたいと思ったときに万全なパンを提供できる、そういうことを伊豆下田でやっていきたいですね」と語ってくださいました。
津留崎徹花 (c)津留崎徹花
―プロフィール―
津留崎徹花(つるさきてつか)
フォトグラファー。出版社マガジンハウスに勤務したのち、フリーランスとして独立。2017年、東京から伊豆下田に生活の拠点を移し、料理・人物の撮影を中心に活動している。
移住や下田での暮らしについて、webマガジン「colocal」にて執筆中。
「暮らしを考える旅」
https://colocal.jp/category/topics/lifestyle/relocate
次回、「パンのフェス2019秋 in 横浜赤レンガ」も開催予定。詳細は決まり次第、「パンのフェス」オフィシャルサイトに掲載します。
公式サイト: https://pannofes.jp/
公式Twiter : https://twitter.com/pannofes
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《「パンのフェス」 開催実績》
「パンのフェス2016」 2016年3月11日~13日開催 来場者数 約12万人
「パンのフェス2017春」 2017年3月3日~5日開催 来場者数 約14万人
「パンのフェス2017秋」 2017年9月16日~18日開催 来場者数 約12万人
「パンのフェス2018春」 2018年3月2日~4日開催 来場者数 約13万人
「パンのフェス2018秋」 2018年9月15日~17日開催 来場者数 約13万
「パンのフェス2019春」 2019年3月1日~3日開催 来場者数 約13万
《「パンのフェス2018春」レポート》
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001135.000011710.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001133.000011710.html
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パンのフェス実行委員会事務局(日本出版販売株式会社 エンタメ事業部内)
担当:根岸、荒牧、平井
TEL:03-3518-4033(土・日・祝日・年末年始を除く 10時~12時および14時~17時)
FAX:03-3233-5617
E-mail:info_event@nippan.co.jp