カゴメ株式会社のプレスリリース
カゴメ株式会社(代表取締役社長:山口聡、本社:愛知県名古屋市、以下カゴメ)、ヤンマーマルシェ株式会社(以下、ヤンマーマルシェ)、タキイ種苗株式会社(以下、タキイ種苗)の3社は、食や農への感謝の気持ちや野菜の魅力を伝える目的で、野菜を植え、育て、収穫し、調理して食べる一貫した「植育からはじまる食育」体験イベントを共同で企画しました。4月には定植を実施し、今回はその最終クライマックスイベントとして、農業体験施設「長居わくわくファーム(※)」にて7月20日(土)に「とりたて野菜の料理教室」を開催しました。
※ わくわくパーククリエイト株式会社が指定管理する、大阪の長居公園内にある農業体験施設のこと。https://nagaipark.com/
なお、ヤンマーマルシェ、タキイ種苗は、カゴメが2020年1月から始めた野菜摂取推進活動「野菜をとろうキャンペーン」に賛同しており、本企画は、幼少期に野菜の栽培や収穫に携わった体験が、将来「野菜好き」に育つということから、野菜摂取推進活動の一環として企画しました。今後も、一緒になって、世の中の「野菜をとろう」という機運を高めてまいります。
1.「植育からはじまる食育」体験イベント概要
3社共同の「植育からはじまる食育」体験イベント第一弾として、4月20日(土)に定植イベントを実施しました。タキイ種苗からは「ホーム桃太郎EX(タキイ品種・トマト)」の苗、「フルティカ(タキイ品種・トマト)」の苗、「ダイナー(タキイ品種・緑ズッキーニ)」の種、「オーラム(タキイ品種・黄ズッキーニ)」の種、「スイートバジル(タキイ品種・バジル)」の種を、カゴメからは「こあまちゃん®(カゴメ品種・トマト)」の苗、「ぷるるん®(カゴメ品種・トマト)」の苗、「でかまる(カゴメ品種・茄子)」の苗を提供し、タキイ種苗社員とカゴメ社員がトマトや野菜についてのクイズ、定植・栽培の仕方の講習会を行いました。子どもたちは好きな野菜の種や苗を定植し、それから3か月間、大切にお世話してきました。
そこで今回、7月20日(土)に最終クライマックスイベントとして、タキイ種苗・カゴメ社員が野菜の収穫の仕方を指導しながら、子どもたちが大切に育てた野菜を収穫しました。そして収穫後は、農園の目の前のテントにて、「夏野菜のラタトゥイユ」作りに挑戦し、スパゲティにかけて美味しくいただきました。調理講師はカゴメコーポレートシェフの藤原氏が務めました。
2.参加人数
小学生のいるご家族12組(計26名)
3.主なスケジュール
項目 |
内容 |
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9:00 |
収穫 |
・カゴメやタキイ種苗の社員によるトマトの特徴説明 ・収穫の仕方説明、トマトの収穫など |
9:30 |
調理・試食 |
・講師の藤原コーポレートシェフによる指導のもと、 「夏野菜の ラタトゥイユ」を作り、みんなで試食 |
11:00 |
終了 |
※各回3組ずつ、2回(1回目9:00~、2回目11:00~)に分けて実施
4.主なイベントのレポート
1)カゴメやタキイ種苗の社員によるトマトの特徴や収穫指導
参加者の12人の子供たちとその家族、計26名に対して、カゴメ社員が「野菜をおいしく食べよう」というお話を、タキイ種苗社員が収穫する 野菜の特徴や収穫の仕方について説明しました。
2)野菜収穫体験
12人の子供たちがラタトゥイユに使用する4種類の野菜を収穫しました。今回収穫した野菜は、「こあまちゃん®(カゴメ品種・トマト)」、「フルティカ(タキイ品種・トマト)」、「でかまる(カゴメ品種・茄子)」、「スイートバジル(タキイ品種・バジル」の4種類です。子どもたちは4種類の野菜の収穫の仕方の違いに注目しながら、できるだけ色や形の良い実や葉を選んで収穫しました。
3)とりたて野菜の料理教室「夏野菜のラタトゥイユ」作り
収穫したての野菜を使って、農園の前のテントで料理教室を行いました。講師の藤原氏は南フランス、ニースの郷土料理として定番である「夏野菜のラタトゥイユ」の調理を実演しました。シェフのデモンストレーションの後は、子供たち自身が「ラタトゥイユ」作りに挑戦しました。野菜をじっくり炒めることで、野菜本来の甘みやうま味を引き出すこと、トマトがベースの味となり、野菜を一つにまとめることも説明しました。参加した全員のお子様が、自分で作った、野菜のうまみいっぱいのラタトゥイユを気に入ったようです。普段トマトや野菜はあまり食べないと言っていた8歳の男の子も、「おいしい!」と完食して、「家でも絶対作ってみます!」と答えました。