NPO法人 Kids Future Passportのプレスリリース
地域の飲食店をこども食堂化し、こどもの居場所とまちの未来を育むサービス「こどもごちめし」を運営するNPO法人Kids Future Passport(読み:キッズ・フューチャー・パスポート / 代表理事:今井了介 / 所在地:福岡県福岡市博多区 以下、KFP)は、2024年7月6日(土)に活動スタートから1周年を迎えました。
「こどもごちめし」は、困窮と向き合うこども達により広くお食事を届けたいと1年前にスタートした活動です。これまでこども食堂の運営はボランティアの力で成り立つことが多く、人手や資金不足・定期的な開催の難しさが大きな課題となり、持続的な活動には高いハードルがありました。そこで、KFPでは、ITデジタルを利活用した“こども食堂のDX化“によって、利用者・飲食店・支援者のとってうれしい「三方よし」の活動を推進してきました。この1年間で、大阪府茨木市や愛知県名古屋市などの自治体との連携を強化してまいりました。
この1年間のみなさまの多大なご支援のおかげで、以下の活動が実現しました。
寄付金総額 55,913,421円
提供食数 131,779食
子ども登録数 48,813人
登録者数も順調に推移しています。
今後は、デジタルの力を活用し、省庁と積極的な連携を図る予定です。秋頃にはデジタル庁のマイナポータルAPIと連携し(※個人情報をKFPが保有することはございません。)、困窮家庭やひとり親家庭を抽出することでより手厚い支援が可能となります。
これからも自治体への「こどもごちめし」の提案や、大手スーパー、外食チェーンなどにもこどもごちめしに店舗としての参加や協賛の呼びかけを行っております。これらの活動により、さらに確かな支援を実現します。
みなさまからの温かいご支援・ご協力をお願いいたします。
KFPでは、引き続き、ご⽀援をいただいたみなさまと ”こどもごちめし”で、未来を担うこども達が、分け隔てなく・当たり前にお食事を召し上がれる社会の実現を目指します。
【こどもごちめしの特長・「三方よし」】
こどもと家族の”うれしい”
・お食事が提供される・行きたいタイミング(お店の営業日)で食べられる
・スマホを店員に見せるだけなので、”こども食堂に通っている”などの人目を気にされる方にも安心
・衛生面からも、認可の下りた飲食店で食べられる安心感
飲食店の”うれしい”
・こども食堂を運営したいと思っていたが、資金や運営面に不安があった…を解決
・今あるお店のメニューで子どもに食事を提供できる
・導入や運用に対して手数料がゼロ
・新しいお客様の総客、売り上げにつながる
支援者の”うれしい”
・支援金の”見える”化。寄付金の約90%がお子様に届き、継続的な子ども食堂の実現が可能
(NPOの運用・活動費10%は非常に安価。寄付効率がよく、DXのメリットといえます)
・ユーザーが食事を食べた際に、支援・協賛企業のロゴが掲出されます。
これにより企業はCSRやブランディングとしても広告宣伝費で支援、予算化できます。
・こどもだけでなく、地域の飲食文化の支援にもなる(地域を限定して支援が可能です)
①支援企業や自治体(補助金やふるさと納税)・個人からの寄付を基金とします。
②ユーザー登録(親のスマホからーザー登録・親の承認のもとで本人でも登録可)
③ユーザーは、登録飲食店でのお食事チケットを提示すると食事ができます。
※飲食店は手数料がかからないため、こども食堂運営に興味がありながらも、
資金面や運用に不安があった飲食店様にも気軽に参加いただけます。
④飲食代金は基金から飲食店に振り込みされます。
⑤支援企業や寄付者にはお子様やご家族からの感謝のメッセージや、活動報告書が届きます。
【NPO法人 Kids Future Passport 概要】
所在地:福岡県福岡市博多区千代1-20-31福岡県千代合同庁舎6階 オフィス4
設立日:2023年6月2日
役員:代表理事 今井 了介
事業内容:地域こども支援事業「こどもごちめし」
ホームページ:https://kids-future-passport.org/
こどもへ支援活動をするために設立されたNPO法人。全てのこどもの健やかな成長を見守る持続可能な仕組みを目指し「こどもごちめし」を運営。 企業や個人から寄付や支援金を基金とし、地域の登録飲食店でお食事を提供。「こどもごちめし」はGigi株式会社の有するGOCHIプラットフォームを利用しています。