8月20日(火)から通信販売を開始
キユーピー株式会社のプレスリリース
キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:髙宮 満、以下キユーピー)は、長年研究を続けてきた「卵黄コリン」を含む機能性表示食品のサプリメント「コリンEX」を新発売します。卵黄コリンは、卵黄から抽出した成分で、中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である言語記憶力(言葉を記憶し思い出す力)を維持することが報告されています。本品は、機能性表示食品で初めて卵黄コリンを機能性関与成分とした商品です※1。
日本では、2025年に団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、65歳以上の高齢者人口も30%を超えると予測されています※2。加齢に伴う認知機能の低下は社会問題であり、中高年の方にとって大きな不安要素にもなっています。このような背景から、認知機能サポート食品の国内市場規模は約350億円※3と拡大を続けています。
「コリンEX」は、中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である言語記憶力(言葉を記憶し思い出す力)維持が報告されている「卵黄コリン」を配合した機能性表示食品です。一日の摂取目安量6粒あたりに、卵黄コリン(コリンとして)を38.8mg配合しています。
キユーピーは、今後も「世界の食と健康に貢献するグループ」を目指して、おいしさの提供はもちろん、健康維持に寄与する素材の研究を進めていきます。
※1 2024年7月末時点
※2 内閣府「令和4年版高齢社会白書」
※3 出典:H.Bフーズマーケティング便覧2023(富士経済)
(参考) “コリン”とは?
コリンはリン脂質と呼ばれる脂質の一種です。卵や大豆に多く含まれ、特に卵黄のリン脂質には、このコリンが「ホスファチジルコリン」の形で豊富に含まれています。コリンは細胞膜の主要構成成分であるほか、脳内で記憶の形成や維持に関与する神経伝達物質「アセチルコリン」の原料となります。アメリカでは1998年に医学研究所の食品栄養委員会によって新しい必須栄養素として指定され、目安量(AI)が定められています。2016年には欧州食品安全機関でもAIが示されました。
商品概要
1.商品名・内容量・価格・賞味期間
ブランド :-
商品名 :コリンEX
内容量 :30日分/180粒
参考小売価格:5,000円(税抜)/5,400円(税込)
賞味期間 :36カ月
ブランド :-
商品名 :コリンEX
内容量 :7日分/42粒
参考小売価格:1,167円(税抜)/1,260円(税込)
賞味期間 :36カ月
2.発売日
2024年8月20日(火)
3.商品特徴
卵黄から抽出した成分「卵黄コリン」を配合した機能性表示食品のサプリメントです。一日の摂取目安量6粒あたりに、卵黄コリン(コリンとして)を38.8mg配合しています。
▼届出概要
【届出表示】本品には、卵黄コリン(コリンとして)が含まれます。卵黄コリンは中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である言語記憶力(言葉を記憶し思い出す力)を維持することが報告されています。
【届出番号】 I1170
▼卵黄コリン(コリンとして)の研究例※4
【対象】60歳~80歳の日本人男女41人(男性23人、女性18人)
【試験系】無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験
【出典】Yamashita S et al., Lipids Health Dis., 2023, 20;22(1):75.
被験者を2群に分け、介入群では卵黄コリン(コリンとして)38.8mgを含むサプリメント、プラセボ群では卵黄コリンを含まないサプリメントを12週間毎日摂取してもらいました。摂取前と摂取後6週目、12週目にCognitraxと呼ばれる認知機能検査を実施した結果、卵黄コリン(コリンとして)38.8mg群において、認知機能の一部である言語記憶力の向上が確認されました。
※4 届出に使用した研究論文のうち1報を事例として提示しています。
4.販売ルート
キユーピーグループのECサイト「キユーピーウエルネス」を中心に、一部ECモールで販売。
■キユーピーウエルネス
電話:0120-0365-11(受付時間:9:00~18:00/年中無休・年末年始を除く)
URL :https://shop.kewpiewellness.com/
(参考) キユーピーと卵黄コリンの歴史
キユーピーでは、1980年代に「卵に秘められた栄養機能を解明して、人々の健康づくりに役立てたい」という思いのもと、注目したのが「コリン」でした。当時欧米では、卵黄コリンをはじめとする「コリンと脳の関係性」についての研究が盛んに行われていました。さらなる研究でコリンと脳の関連を明らかにし、高齢化社会に貢献したいという思いで長年研究を続け、成果を外部発表しています※5。また、卵黄コリンを含む食品原料を1994年から販売しています。
※5 最近の研究例
1)Kawada N et al., Jpn Pharmacol Ther., 2023, 51(10) 1577-91.
2)Yamashita S et al., Lipids Health Dis., 2023, 20;22(1):75.
《機能性表示食品について》
・本品は、事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨を表示するものとして、消費者庁長官に届出されたものです。ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
・本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
・食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。