オウデム株式会社のプレスリリース
オウデム株式会社(福井市)は福井県内の企業4社と共に2022年4月からコンソーシアム「ALL FUKUI」を運営しています。
ALL FUKUI が共同運営する食とビジネスの交流拠点、福井のアンテナショップ「ふくい食の國291」(銀座)において、2024年8月、店内で扱っている多くの商品の中から、「本当に喜ばれるおススメのお土産5選」を発表しました。
福井は海産物やご飯のお供、スイーツなど、魅力的な商品が数多くあります。ふくい食の國291にいざ行ってみると、商品の豊富さゆえに、選ぶのに困ってしまいます。
そこで、今回はアンテナショップで数多くの商品を見てきたこの道9年のベテランのスタッフ伊藤さんに、「渡した時に、本当に喜ばれるお土産品」をテーマに5つの商品を紹介してもらいました。
おススメ1:團助 ごまどうふ
まずおススメのひとつは「團助のごまどうふ」
曹洞宗の大本山「永平寺」。永平寺のごまどうふは、修行僧が実際にごまを擦って作り、ごまを擦ること自体が修行の一環になるのだそうです。
その「ごま」を永平寺に納めているのが「團助」。とても由緒のある一品なんです。
伊藤さんの話では、温めて食べるのがおススメなんだとか。
「夏は冷たくてもおいしいけど、葛でできているので、あまり冷やしてしまうと固くなりすぎてしまう。レンジでちょっと温めて食べるのが美味しい食べ方です」
この日は常温で食べてみましたが、豆腐というよりもちもちとした食感、見た目はプルプルだけど、ゼリーのような感じではなく不思議なとろける食感です。
口に入れると、凝縮された濃厚なごまの旨味がとろけて口にひろがり、とても美味しいごまどうふです。
お友達にあげる際も「永平寺の御用達」と言うと話題にもなるし、「常温で日持ちがいい」ところがお土産として重宝されます。
團助
金ごまどうふ 780円(90g×2個入)
濃厚黒ごまどうふ 756円(110g×2個入)
濃厚白黒ごまどうふ 756円(110g×2個入)
濃厚白ごまどうふ 756円(110g×2個入)
白ごまどうふ 346円(110g)
黒ごまどうふ 346円(110g)
おススメ2:黄金のだし
伊藤さんが主婦の友達によくお土産として渡しているのが「黄金のだし」。とにかく日持ちするのと軽い!
本格的に料理を作るときには難しいかもしれませんが、主婦が普段、お手軽に使うのに使い勝手がイイ。水の中にこの「だし」を入れて沸かし、お味噌汁とか煮物をつくるととても美味しい。
商品も軽く、カバンに入れても崩れたりつぶれたりしない。お土産として長い時間持って歩くのにも重宝する商品です。
「実用性」に優れていて、喜ばれるお土産として隠れた逸品です。
北前船のカワモト
・黄金のだし 540円(8g×8p)
・黄金のだし 1,080円(8g×20p)
おススメ3:そば食べ比べ
福井の名産品のひとつに「越前そば」があります。
太くてしっかりとした噛み応え、コシがあるのが特徴の越前そば。福井の人がかならず推してくる一品です。
アンテナショップにも越前そばを色々と取り揃えてありますが、メーカーによって味が微妙に違います。そこで、いくつか買ってオリジナルの「食べ比べセット」を自分で作ってお土産にするのがおススメ。
今回選んだ商品は、越前そばの中でも、半生や乾麺など常温で保存できて、日持ちが良いもの。
もらう側としても、「日持ちする」のが一つのポイントになるそうです。
きっちりと箱に詰めれば、立派な贈答品にもなり、単なるお土産としてではなく、お祝いのお返しなどにも使えます。
友吉製粉
越前の麺 そば 540円(200g)
米又
越前そば 半生 691円(2人前)
武生製麺
越前屋三代目の蕎麦越前そば 786円(2食入)
おススメ4:松岡軒 羽二重どら焼き
「松岡軒」は羽二重餅での有名な老舗。
福井は繊維産業が盛んで、絹織物の羽二重をイメージして作られたのが「羽二重餅」。その松岡軒が出しているどら焼きが、今回おススメの「羽二重どら焼き」
あんこと一緒に羽二重餅が入っているのが特徴で、羽二重餅のなめらかな食感と味わいが口の中でとろける。羽二重餅はあまり甘くないので、あんこと組み合わさることでちょうど良いほどよい甘さ、相性は抜群!
生地もふわふわなのに、しっとりとしていて、普通のどら焼きとは全く違った味わいには筆者も感動しました。
アンテナショップでも常に売上上位にランクインする売れ筋商品で、福井県の松岡軒のお店で、できたてを食べるとさらに美味しいらしいです。
松岡軒
羽二重どら焼き 286円(1個)
羽二重どら焼き 1,620円(5個入)
おススメ5:天たつ 粉うに
「天たつ」の粉うには、福井県外の人にはなじみのないものかと思いますが、江戸時代からある由緒正しき名品です。
バフンウニをじっくりと凝縮熟成させて仕上げたのが「汐うに」、その汐ウニ乾燥させて粉にしたのが「粉うに」です。
以前は「冷凍・冷蔵」だったのが、今は常温保存ができるようになったのがお勧めのポイント。
8gで3000円する高級商品ですが、10g作るのにバフンウニを20個も使うそうで凝縮された味は、十分な価値をのある商品です。有名なフレンチなお店でも白身魚に合わせて使われていたり、他には出せない濃厚な味わいが料理人の間でも、高い評価を受けています。
高級食材ですが、かしこまった使い方があるわけではなく、白いご飯にかけたり、卵かけご飯にかけたりと気楽に楽しむのがおススメ。
お土産を袋にもって歩いていると、その人にあった時から「何か持ってる」となんとなく バレてしまったりしますが、この「粉うに」はとても小さいので、カバンの中に忍ばせておいて、途中でサプライズで渡すなんてこともできます。
自分ではなかなか買わない、最高級のふりかけ。おススメのお土産品です。
天たつ
粉うに 3,564円(8g)
まとめ
福井には色々な名産品があり、特に福井に来た人はみんな「食事が美味しい」というくらい、食に恵まれた地域です。
お土産も色々と揃っているのですが、この道のベテラン伊藤さんに聞いたところ、「お土産」としてどこかにもっていく際には、「日持ち」「持ち運びの便利さ」「扱いやすさ」などが大きなポイントになるそうです。
たしかに、数日中に食べなくてはいけないとか、調理するのに手間がかかるとなると、嬉しいけど困っちゃうところもあるかもしれません。
今回、筆者も試食をさせていただきました。どれも美味しかったのです。個人的に好きなのが「松岡軒の羽二重どら焼き」これは、今まで食べてきたどら焼きとは全く違った食感で感動、家族にも食べさせたくてそのまま買って帰りました。
「粉うに」は、とても魅力的で色々な料理にかけてみたいと思ったのですが、やっぱりこれは自分で買うんじゃなくて、誰かにプレゼントしてほしいです。
お土産におススメ5選として紹介しましたが、アンテナショップ「ふくい食の國291」には、まだまだ、どうしても紹介したい商品がありまして、2個だけおまけで紹介します。
おまけ1:水ようかんサンドクッキー
2024年3月16日の新幹線開通の時に販売開始した、水ようかん専門店えがわ監修の「水ようかんサンドクッキー」。6月15日に県外の販売が解禁になりましたが、東京では基本、福井のアンテナショップ「ふくい食の國291」でしか手に入らないんです。
よくある、お土産パッケージのタイプなんですが、見た目だけで中身は他とはかわらない普通のクッキーなんてことはなく、なかなか味がイイんです。
ふわふわしてるけど、しっとりしてて、クリームもクッキーも絶妙な柔らかさ、独特な食感に気づけばはまってしまいます。
小分け包装になっているので、会社のお土産などにもおススメです。
ふくいヒトモノデザイン
水ようかんサンドクッキー 950円(6個入り)
水ようかんサンドクッキー 1,890円(12個入り)
おまけ2:山うに
鯖江市の河和田地区の伝統的な特産品。
ウニのように見えるけど、、使ってるものは「山」のもので、柚子、赤なんば(赤万願寺唐辛子)、越前塩、鷹の爪で作られています。
口の中にまろやかに、辛みが広がる調味料で、自分ではなかなか買わないものをあげるのがお土産に喜ばれる。
以前は冷蔵パックでしたが、今は日持ちがするように作られているので、とても扱いやすく。小さな小瓶というところも、お土産として持ち運ぶのにおススメです。
越前隊
山うに 柚子赤 中辛 1,080円(60g)
山うに 柚子赤 辛口 1,080円(60g)
アドバイザー:伊藤さん
福井県越前市出身
福井のアンテナショップ9年目のベテランスタッフ。おみやげ屋、道の駅巡りが好き。福井に帰り、知らない商品があると、裏を返し表示を見て事業者を確認するクセが抜けない。
福井の特産品、お土産品を熟知しており、お客様の立場になって商品を紹介してくれる。
福井の好きな名産品は越前おろしそば(いつも大盛り)