次回スポンサー企業も募集中
デジタルハリウッド株式会社のプレスリリース
「”酒文化”をHACKせよ!」をテーマに、10組のエンジニアたちによるプロダクト開発、デモデイのレポートをお届けします。
■テクノロジーって愛だよね。「HACK SONIC」とは
「HACK SONIC powered by G’s ACADEMY」は、テクノロジーを武器に、セカイを変えるプロダクトを生み出すエンジニアや起業家を多数輩出してきたジーズアカデミーが主催する、テクノロジーと偏愛を自由にかつスピーディに表現するハッカソンです。
テクノロジーで愛を伝え、テクノロジーそのものを愛する人、テクノロジーに込められた愛を形にする人。
そんなGEEKたちが集い、爆速開発に挑むお祭りを8月9日(金)~8月11日(日)の3日間で開催しました。
第1回のテーマは、「”酒文化”をHACKせよ!」。
エントリーした10組のエンジニアが、酒文化をアップデートするプロダクトを開発、競い合いました。
《開催概要》
【ハッカソン期間】
2024年8月9日(金) 19:30 → 8月11日(日) 20:00
・08/09(金) DAY1 オリエンテーション デイ
・08/10(土) DAY2 ハックデイ
・08/11(日) DAY3 デモデイ
【開催形態】
オフライン・オンライン併用にて開催
・オフライン会場: G’s ACADEMY TOKYO(東京都渋谷区神宮前6-35-3 JUNCTION harajuku 011)
・オンライン会場: Zoom
【主催】
ジーズアカデミー
【協賛】
株式会社キッカケクリエイション
【公式Webサイト】
https://gsacademy.jp/hacksonic/
■オリエンテーションデイ
今回の「HACK SONIC」は、全国各地から現地参加・オンライン参加合わせて、全10組(チーム7組、個人3名)が参加。
参加者全員より自己紹介を行い、それぞれの意気込みをお話頂きました。プロのエンジニアはもちろんのこと、プログラミングを始めて4カ月のチームや、学生チームなど、様々な属性の方が集まり、それぞれが優勝を目指します。
会場では、HACK SONICのコンセプト「テクノロジーって愛だよね。」にちなみ、ハートをモチーフにしたメインビジュアルを活用したステッカー、うちわといったグッズを用意。
また、ハッカソンというエンジニアたちのお祭りということもあり、ちょうちんや法被で会場を盛り上げました。
今回のHACK SONICは、株式会社キッカケクリエイションにスポンサーとしてご協賛いただきました。
オリエンテーションデイのなかで、デジタル戦略部 堀越氏のLTを実施しました。
《株式会社キッカケクリエイション デジタル戦略部 堀越憲氏 コメント》
当社は、IT人材のライフスタイル支援を通じて日本のデジタルシフトを加速することを企業理念として掲げ、IT人材エージェント事業と映像メディア事業を中心にサービスを展開しています。
私たちがこのような事業を行っている背景として、日本の労働生産性の低さが挙げられます。この課題のひとつとして、人材不足問題があり、キッカケクリエイションはその中でもIT人材にまつわる課題を解決したく、活動しています。産業全体のイノベーションを起こし、日本経済の復活に向けて、より一層努めていきたいと考えています。
今回、協賛させていただいた背景としまして、日本では多くのIT人材が求められている一方、多重下請け構造により、低賃金で働くITエンジニアが多くいます。そういった状況を変えるため、企業は高いスキルを持った人材を採用する必要があり、個人はそれに応えられるようなスキルを身につける必要があります。ITエンジニア人材の幸福度最大化を転職支援から行っている当社は、IT人材の育成に取り組まれてきたデジタルハリウッド社に共感し、この度、ジーズアカデミーのHACK SONICに協賛させていただきました。
■ハックデイ~デモデイ
8/10(土)2日目のハックデイ(開発集中日)を経て、8/11(日)3日目はいよいよデモデイ。直前までプロダクトをブラッシュアップし、16時からのプレゼンテーションに備えます。
そしていよいよプレゼンンテーションタイム。7分間で、企画の概要とプロダクトのデモを行います。
今回のプロダクトを評価する審査員には、お酒にまつわる起業家やブルワリー、お酒に詳しいエンジニアをお招きし、質疑応答も行いました。
《審査員(敬称略)》
・Best Beer Japan株式会社 代表取締役
ピーター ローゼンバーグ
・株式会社JAPANDEMIC COMPAN 代表取締役CAPTAIN
山之内 圭太
・G’s ACADEMY FUKUOKA 主任講師
大杉 太郎
プレゼンテーションでは、わずか3日間で開発したとは思えないほどの力作が次々と登場。
お酒や飲み会そのもののみならず、花見や酒器といった周辺文化に着目したもの、お酒の度数やアルコール分解時間に着目したもの、自身の経験からカクテルのレシピやビアバーの裏側に着目したものなど、「酒文化」というテーマの中で、参加者それぞれがユニークな目線で開発したプロダクトが多く生まれていたことが印象的でした。
全てのプロダクトが出そろい、審査員による厳選なる審査の結果、優勝したのは、チーム「ミャーミャーブリッヂ」による、推し×お酒をテーマにしたARプロダクト。実はアルコールが弱くてお酒が苦手というメンバーの、それでもお酒を楽しみたい!という観点から作られたプロダクトは、その着眼点と最新の技術を用いて実装していることも含め、審査員からの高い評価を得て、見事賞金10万円を手にしました。
《上位入賞プロダクト》
第3位(同率) チェルコス
タップ管理用かんばんアプリ「BEERBAN」
(かんばん方式でクラフトビールの樽管理しながらタップリストをつくるアプリ)
審査員コメント:
お酒を飲む人からの発想ではなく、働いている側の現場のリアルな問題にアプローチしたのがすごくよかったです。メニュー準備や在庫管理はとても大変で、紙でやっていることも多いのですが、そういった業界の課題を改善できる策を提示して頂き、現場を知っている身として欲しいと思えるプロダクトでした。(山之内氏)
第3位(同率) 闇鍋
タクテル
(家にあるもので作れるカクテルを提案してくれるWebアプリ)
審査員コメント:
家にあるお酒でカクテルをおいしく楽しむという発想が素晴らしかったです。ランダム要素で出来たカクテルをSNSでシェアするということをしても面白そうですね。逆に、プロの人でも商品開発に使えるのではないかと思いました。新しいカクテルを開発するのはなかなか大変なのですが、ワンクリックでアイデアが出てくるのはすごく便利だと感じました。(山之内氏)
第2位 堀井基史
「しゅき」と「酒器」をつなげるサービス
(スマホカメラをつかって簡単に酒器の購入者と作家をつなげるサービス)
審査員コメント:
お酒そのものだけでなく、器にこだわりたいという着眼点や、一点モノを購入した際に同じ作家さんの作品が欲しくなるという気持ちに私自身も共感できました。一点モノだからこそきちんと識別できるというところにしっかり技術が活かされてプロダクトが出来上がっていたのもよいポイントでした。 (大杉氏)
第1位 ミャーミャーブリッヂ
推し飲みAR
(ARで”推し”と一緒にお酒を楽しみ、お酒を知ることができるアプリ)
審査員コメント:
全体的に完成度が高いプロダクトばかりではあったが、そのなかでも、最新技術も使いながら、参加者もその場で体験できるレベルまで持ってきており素晴らしいと感じました。
酒文化をテーマにしたハッカソンのなかで「お酒が飲めない人がどういう楽しめるか?」という逆の考え方からアイデアが生まれており、それをしっかり実装できていることが審査員の高い評価に繋がりました。(ピーター氏)。
参加者からは「ハッカソン全体としての雰囲気が良く、他のチームのデモを見るだけでも面白かった」「社会人になってからでも、ハッカソンのような祭に本気になって取り組めた」といった感想が寄せられ、エンジニアが、本気のモノづくりを楽しむ様子が印象的な3日間となりました。
■「HACK SONIC」はスポンサーを募集しています
HACK SONICは年に2回の定期開催を予定しています。(次回は2024年2月に開催予定)
開発テーマの決定ならびに事業化への交渉が可能なGOLDスポンサー、エンジニアの自由なモノづくりへの応援や自社エンジニアの技術力アピールができるSILVERスポンサー、ロゴ掲載等で自社のPRができるBRONZEスポンサーなど、スポンサーメニューをご用意しています。
その他、貴社ニーズに合わせてのご提案も可能ですので、テクノロジーの愛を表現するHACK SONICへのご共感、一緒に盛り上げて頂ける企業をお待ちしています。
お問い合わせ:tokyo@gsacademy.jp
件名に「ハッカソン問合せ」とご記入いただき、お送りください。
■G’s ACADEMY(ジーズアカデミー)について
「G’s ACADEMY」は「セカイを変えるGEEKを養成する」をテーマに、2015年4月にデジタルハリウッドが設立したエンジニア・起業家養成スクールです。このコンセプトが共感を呼び、入学者の約80%が起業志望者またはベンチャー企業への就職希望者となっています。
入学時は全くのプログラミング初心者だった方々が、卒業時にはサービスを次々と立ち上げ、卒業間もなくVCからの資金調達に成功するなど奇跡的なストーリーを生み出し、現在は約2,000名の起業家×エンジニアコミュニティに成長しています。
また、多くの起業志望者に対応すべく、最大500万円までの投資が可能なインキュベート機関「D ROCKETS」を設立。起業家とエンジニアの化学反応を引き起こし「セカイを変えるようなサービスを日本から生み出すこと」に貢献しています。
なお、運営母体であるデジタルハリウッド大学では、大学発ベンチャーの設立数が全国13位(令和5年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省))となっており、多数の起業家を輩出しています。