九重味淋株式会社のプレスリリース
本みりんと“幻の発酵食品”みりん粕を使ったやさしい甘さのとうふドーナツ
とうふドーナツ「うめぇまる」
■発売の経緯
碧南高校 総合ビジネス科3年生の生徒たちは、授業の一環で地元企業である九重味淋、おとうふ工房いしかわと共同で商品開発をすることに。自分たちにしか作れないものは何かと試行錯誤する中で、九重味淋の工場見学に訪れた際にみりんの製造過程で出る副産物「みりん粕」の存在を知り、みりんとみりん粕、そしてお豆腐を使った「誰もが好きなドーナツを作ろう」と開発商品が決定しました。「みりんが和食以外にも使えることや、幻の発酵食品と言われるみりん粕の存在を色んな人に知ってもらいたい」という生徒たちの思いで実現した商品です。
【苦労したこと】
みりんの配合率です。みりんを入れると焼き色が付きやすくなることを学んだので、焦げたように見えないちょうど良い焼き色と、みりんの風味や存在感をしっかりと感じる配合を企業様に試作して探ってもらいました。みりんやみりん粕が入ったドーナツというのはおそらく初めての試みなので、たくさんの人に手に取ってもらいやすいよう価格面も工夫しました。《生徒K》
工場見学の様子
授業風景
社員と検討する様子
■商品の特徴
みりんの保水性を活かしたしっとりとした口触りの良さと、みりんやみりん粕特有の醸造香が特徴です。お豆腐とみりんによるやさしい甘さを楽しんでほしいです。《生徒M》
和食のイメージが強いお豆腐とみりん、みりん粕が、洋スイーツであるドーナツと夢のコラボレーションを果たしました。そのおいしさを口いっぱいに感じてください。
【商品名】うめぇまる
「うめぇ」は食べたときに思わず出てしまう「うめぇ」という言葉に、みりん粕の別名である「こぼれ梅」を掛け合わせています。
「まる」はドーナツの丸い形からと、丸には「すべて」という意味もあるので、「すべて(より多く)の人に食べてもらって感動してほしい」という願いを込めました。
また、小さいお子さんにも覚えてもらいやすいよう耳に残る響きを第一に考えました。《生徒Y、生徒K》
【商品パッケージデザイン】
子どもでも手に取りやすいようなかわいらしいデザインにするためにキャラクター性のある梅の花とドーナツをイラストに。さらに、シールの角を丸くしたり、フォントに丸みをもたせたりと、全体的に丸みを帯びたデザインになるようこだわりました。
また、商品名である「うめぇまる」は、“ぇ”が特徴的だと考えたので、目立つように色を変えてデザインしました。《生徒M》
商品パッケージデザイン
■商品概要
商品名 : うめぇまる
価格 : 1個 150円(税込)
1袋3個入り 400円(税込)
内容量 : 1個 約45g
原材料 : 小麦粉(小麦(国産))、
豆腐(大豆(国産)、植物油、イソマルトオリゴ糖、食塩)、植物油、
砂糖、鶏卵、みりん粕パウダー、みりん、
イソマルトオリゴ糖/膨張剤、植物レシチン
賞味期限: 60日
保存方法: 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
販売者 : 九重味淋株式会社 愛知県碧南市浜寺町2丁目11番地
発売日 : 2024年9月5日(木)
販売場所: <オンライン>
・九重味淋「ECオンラインショップ」
https://www.kokonoe-shop.com
・九重味淋直売店「石川八郎治商店」
https://kokonoe.co.jp/directstore
<イベント>
・へきなん福祉センターあいくる「第2回碧南きづなぁぐ」
2024年9月22日(日)
・九重味淋本社「秋の蔵開き」2024年10月20日(日)
https://kokonoe.co.jp/kurabiraki/index.html
■「九重味淋株式会社」について
1772年に三河の地で創業し、創業250余年の三河みりん発祥の醸造元です。
看板商品の本みりん「九重櫻」は、大正から昭和にかけての全国酒類品評会で名誉賞を受賞。さらに日本で唯一、この名誉賞を3回受賞すると獲得できる最高位の「名誉大賞」にも輝きました。また、みりんを貯蔵する九重味淋の大蔵は国の登録有形文化財に登録されております。
■企業概要
法人名 : 九重味淋株式会社
所在地 : 愛知県碧南市浜寺町2丁目11番地
代表者 : 代表取締役 石川 総彦
創業 : 1772年
資本金 : 7,200万円
事業内容: 本みりん等の酒類の製造販売及び食品等の製造販売
URL : https://kokonoe.co.jp/