福井県・永平寺門前に商業施設「Hikari Terrace 輝坊」開業　鋳物の「能作」と人気コーヒー店の新形態「ごはんカフェ」・伝統工芸品のセレクトショップが出店

　株式会社輝峰（所在地：福井県吉田郡永平寺町志比5-15、代表取締役：山下誠）は2024年10月2日（水）、曹洞宗大本山永平寺の参道沿いに商業施設「Hikari Terrace 輝坊（ヒカリテラスキボウ）を開業いたします。

　永平寺門前では、観光客の増加に合わせて、昭和30年代より店舗や宿泊施設が整備されてきましたが、観光客のニーズの変化や団体客の減少による収入減で、建物の機能更新及びサービス向上や商品開発等の課題が山積していました。

　これらの課題を解決し、門前と永平寺が一体となった佇まいになるように「禅の里事業」と位置付け、門前再生事業の第一期事業として平成30年から令和元年にかけ、永平寺が所有する1600年代の古地図を参考に、福井県による永平寺川の石積み護岸改修、永平寺町による参道の石畳化・電線地中化・観光案内所とバス停の整備、大本山永平寺は宿泊施設「親禅の宿柏樹關」（藤田観光経営）を整備をしました。

　今回はアフターコロナの対策や、令和6年3月16日の北陸新幹線福井敦賀延伸開業による東日本からの観光客の増加、インバウンドの回復による外国人観光客の増加を見据え、第二期事業として永平寺町企業版ふるさと納税制度を活用したうえで、「親禅の宿宿柏樹關」対岸に商業施設「Hikari Terrace 輝坊」を整備しました。

　施設にはテナントとして株式会社能作（所在地：富山県高岡市オフィスパーク8-1、代表取締役社長：能作千春）と、株式会社晴雪（所在地：群馬県利根郡みなかみ町寺間479-139、代表取締役：吉野敦之）が出店、専門店やカフェ・セレクトショップを営業します。

　グランドオープンに先立ち、10月1日午前11時より、建物前の永平寺参道にて落成式典を執り行います。式典には多数の来賓と工事関係者、大本山永平寺関係者が出席する予定です。報道関係の皆様におかれましては、お忙しいところ恐縮ですが、是非ご取材いただきたく、お願い申しあげます。

「Hikari Terrace 輝坊」施設概要

建物名称　：　Hikari Terrace 輝坊（ヒカリテラスキボウ）

開店日　　：　２０２４年１０月２日（水）

所在地　　：　福井県吉田郡永平寺町志比２４－２７

入居店舗　：　ごはんカフェ　DDC永平寺

　　　　　　　能作　永平寺店

営業時間　：　９：００～１６：３０

　　　　　　　※年中無休

建物は木造平屋建て、永平寺所有の山林から切り出した杉をはじめ、福井県産材をふんだんに使用しています。

珈琲豆の卸問屋が開いた珈琲店として2020年に誕生したDDCでは、世界中から厳選輸入した生豆を、成田山水上寺（群馬県利根郡みなかみ町）内にある自社焙煎所にて丹精込めて少量ずつ焙煎し、鮮度を保つために少量ずつ店舗に運んで珈琲を提供しております。

永平寺店では、珈琲だけでなく「ごはんカフェ」として新しい形態にチャレンジいたします。

（DDC：Drip&Drops Coffeeの略）

1916年（大正5年）創業。富山県の伝統工芸を今に受け継ぐ鋳物メーカー。

錫100％の曲がる「KAGO」シリーズや酒器、真鍮の花器や風鈴など、毎日の暮らしに豊かさを添える鋳物を幅広く取り揃えております。能作の製品は全て、職人から職人へと受け継がれてきた高度な技術と丁寧な手作業により製作されております。

（取扱品目：錫食器、真鍮製インテリア）