嚥下食・介護食・高齢者食にイノベーションを!9月17日(火)より、㈱七日屋のECサイト、Amazon、楽天市場で販売
株式会社七日屋のプレスリリース
株式会社七日屋は、食べる喜びは生きる喜び、食べることは人間の尊厳そのものである、を理念に掲げて活動しております。食は究極の欲求であり、生きるための糧であり、そして最後の希望であります。
弊社の嚥下食・介護食・高齢者食は、「いつまでも、いくつになっても、おいしい!は、生きるよろこびなんだ。」という想いを込めて「100歳ごはん」のブランド名で展開しております。料理経験の豊富な専任シェフが、利用者の様々な状態やご意見などを加味しながら、食感・香り・味付け等をとことんこだわり抜いた自信のメニューばかりです。
そして、今回発売の『道場六三郎/100歳ごはん/やわらか仕上げ』(8月6日発売済)と『坂井宏行/100歳ごはん/フレンチえんげ食』は、93歳の和の鉄人・道場六三郎氏と82歳のフレンチの鉄人・坂井宏行氏が得意とするオリジナルメニューの中から、株式会社七日屋の利用者様のアンケートで人気の高かったメニューをセレクトしました。高齢者の方々がおいしく食べて必要充分な栄養がとれるよう、また噛むことが困難であっても安心して口にできるよう、鉄人の技を活かしながら、20年以上、介護食で実績のある弊社の開発担当専任シェフによって、食べ飽きないような味付けと豊富なメニュー展開にもこだわりました。メニュー数は、将来的には『道場六三郎/100歳ごはん/やわらか仕上げ』で50品、『坂井宏行/100歳ごはん/フレンチえんげ食』で30品を目指して開発を進め、施設導入及び個人ユーザーへ“美味しい高齢者食”として積極的に提案してまいります。
高齢化の進展に伴い嚥下食や介護食のニーズは非常に高まっています。2030年の市場規模は2023年比18.4%増の1,405億円(『富士経済グループニュースリリース』)と予想され、高齢者施設だけでなく、自宅、特に独居高齢者のニーズも今後増えることが見込まれます。
しかしながら、従来の介護食・嚥下食の多くは、「栄養を摂取する」だけの食事に留まっており、QOLを満たしているとは言い難い状況です。その要因は、開発・製造の低コスト化と作り手不足です。
㈱七日屋の代表である清永と柾谷は、自分が高齢になっても美味しい食事を摂りたい。美味しい食事は必ず幸せな時間に繋がると考え、2023年6月に㈱七日屋を創業。2024年2月より、介護食で実績のあるシェフを迎えて冷凍で簡単調理ができるやわらか食、嚥下食の販売をスタートしました。
■『坂井宏行/100歳ごはん/フレンチえんげ食』
フレンチの命とも言える、オリジナルソースが特徴です。例えば、ホタテ貝柱のムースは、隠し味にエビを使用し、コンソメソースで仕上げています。豚肩ロース肉のムースは、リンゴと黄パプリカを加えて深い味わいに、そして坂井氏オリジナルのノルマンディソースで仕上げています。メニュー開発に際しては、高齢者施設の入居者様に何度も試食をしていただき、ご意見を伺いながら、やわらかさや味付けの工夫を重ね、今まで味わったことがないフレンチえんげ食が完成しました。
<坂井宏行氏の想いが込められた嚥下食メニュー>
「飲み込む力が弱くなっても、美味しいものをあきらめない」という強い想いを持つ坂井宏行氏が、ご自身の長年の経験を活かして監修した商品です。82歳の坂井宏行氏が、嚥下機能が低下した方々でも、安心して、そして何より美味しく召し上がっていただけるよう、試行錯誤を重ねました。見た目も味わいも華やかで、ご自宅で召し上がっているとは思えないような満足感を得られるよう細部までこだわり抜いています。食材は厳選された素材を使用し、オリジナルソースをかけて、嚥下食である事をわすれてしまう「フレンチ」メニューに仕上げました。
【嚥下食とは】
嚥下食とは、摂食・嚥下障がい者を対象とする、物性や食形態を重視した食事の総称で、摂食・嚥下機能の評価レベルに対応する嚥下訓練食、嚥下食、介護食の3つで構成されます。
これらを段階的に使用することで、機能回復のためのリハビリテーションが可能になります。また、口から食べることで人間としての品位と尊厳を回復させる原動力になる食事でもあります。
●『坂井宏行/100歳ごはん/フレンチえんげ食』(全12品)
※メニューの詳細は七日屋HP(https://nanokaya.com/)よりご確認下さい
■『道場六三郎/100歳ごはん/やわらか仕上げ』
道場六三郎氏ならではの独創的なメニューが特徴です。例えば、鶏のから揚げは、外はカリッと、中はジューシーに仕上げ、秘伝のタレで味付けすることで、ご高齢の方でも食べやすいように工夫されています。また、お米でつないだやわらかハンバーグは、ふっくらとした食感と優しい味わいで、肉汁が溢れ出すジューシーさはそのままに食べやすいように工夫されています。メニュー開発に際しては、高齢者施設の入居者様に何度も試食をしていただき、ご意見を伺いながら、やわらかさや味付けの工夫を重ねました。一口食べれば、今まで味わったことがないような至福のひとときを味わえます。
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000137816.html)
<道場六三郎氏の想いが込められ高齢者向け冷凍メニュー>
「食は命を守る大切なもの」という強い想いを持つ道場六三郎氏が、ご自身の長年の経験を活かして監修した商品です。93歳の道場六三郎氏が、100歳を超えた方々でも、安心して、そして何より美味しく召し上がっていただけるよう、試行錯誤を重ねました。見た目も味わいも華やかで、ご自宅で召し上がっているとは思えないような満足感を得られるよう細部までこだわり抜いています。食材は厳選された素材を使用し、素材本来の風味を生かした優しい味付けに仕上げました。
●『道場六三郎/100歳ごはん/やわらか仕上げ』(全8品)
※メニューの詳細は七日屋HP(https://nanokaya.com/)よりご確認下さい
■株式会社七日屋 概要
・社 名 株式会社七日屋
・設 立 2023年6月
・業務内容 嚥下食・介護食・高齢者食の企画・販売
・北九州本社:〒802-0816福岡県北九州市小倉南区若園1丁目3番2号
・東京オフィス:〒150-0012東京都渋谷区広尾2丁目2番20号
<連絡先>℡ 093-682-0077 TEL.080-5535-8986(東京オフィス) FAX.093-682-0078
メールtomoterumasaya@nanokaya.jp
●CEO 清永 剛一朗
私は、北九州市で23年間、障がい福祉事業を行っています。七日屋の事業は皆さまの食生活が少しでも豊かになればとの想いからの新しい取り組みであり、社会的な貢献の一翼になればと考えています。今回の「道場六三郎/100歳ごはん」を開発するにあたり、道場六三郎先生の93歳になっても料理に向き合う姿に感動しています。年齢を感じさせないその情熱と技術をこの商品を通じて皆様に感じていただきたいと思っています。
●共同CEO 柾谷 知輝
私自身、母の在宅介護を25年続けました。長く寝たきり状態で居りますと、家族で寄り添いながら、一緒に美味しいものを味わうことが最高の喜び、と実感しています。坂井宏行先生のフレンチえんげ食は、飲み込む力が弱くなったご高齢の皆様には美味しさを、ご家族には笑顔をお届けします。大切な家族団欒の時間をお過ごしください。「坂井宏行/100歳ごはん/フレンチえんげ食」は最後まで寄り添います。
●道場六三郎
日本を代表する料理人。和の鉄人。93歳になった今もなお、厨房に立つ。その天衣無縫のひらめきはますます輝く。亡くなられた認知症の奥様の介護食を長年つくりつづけ、今、そのまなざしは、高齢者、介護が必要な方にも注がれている。
1931年1月3日生まれ、石川県山中温泉出身。
銀座「くろかべ」、神戸「六甲花壇」、金沢「白雲楼」、赤坂「赤坂常盤家」で修業を重ねる。
1971年「銀座ろくさん亭」を開店。
1993年にはフジテレビの伝説的料理番組「料理の鉄人」に出演し、初代「和の鉄人」として名を轟かせる。
2005年には厚生労働省より卓越技能賞「現代の名工」を受章
2007年旭日小綬章受章(勲四等)
●坂井宏行
日本を代表する料理人。フレンチの鉄人。82歳になった今もなお、厨房に立つ。平然と鰹節や昆布だしを使いこなして、フレンチに日本の懐石料理を取り入れる。今、そのまなざしは、高齢者、介護が必要な方にも注がれている。
1942年4月2日生まれ、鹿児島県出水市出身。
銀座「四季」、青山「ココ・パームス」、「ジョン・カナヤ麻布」で修業を重ねる。
1980年南青山に「ラ・ロシェル」を開店。
1994年にはフジテレビの伝説的料理番組「料理の鉄人」に出演し、「フレンチの鉄人」として名を轟かせる。
2005年にはフランスより農事功労賞シュヴァリエを受章
2009年には厚生労働省より卓越技能賞「現代の名工」を受章