シュー・ファルシ世界大会 第一回開催

フランスの地方伝統料理を、世界のプロフェッショナルが競い合い、日本地区決勝大会優勝者が11月にフランス・リモージュで開催される世界大会に出場します。

ベルナルドジャパン株式会社のプレスリリース

シュー・ファルシ世界大会の記念すべき第一回が開催される。

この度、ベルナルド社は、フランスのシュー・ファルシチャンピオンシップを主催する

GIE Les Artcutiersと提携し同協会後援の下、フランス・オーヴェルニュ地方の伝統料理「シュー・ファルシ」の世界大会を開催いたします。

 

「シュー・ファルシ」とは?                          

フランス中南部に位置するオーベルニュ地方の郷土料理であるシュー・ファルシは、今日では一般的な人気料理となりましたが、歴史を紐解くと、17 世紀には偉大なるシェフたちが宮廷の美食家たちを唸らせるために、味や美しさを競い合うクリエーションの一つでした。

    

子牛肉、牛骨髄、ベーコン、調理したハムの脂肪、そして痩せた時期の魚から作られるシュー・ファルシは、良質な部位が使われ、レシピは常に洗練されていました。

    

18 世紀、ブルジョワ階級の人々は、この料理をまねてキャベツの葉の間に詰める方法を考え出しました。詰め物の構成よりも、可能な限り精巧なプレゼンテーションが重要でした。時代と共にレシピや調理の秘訣が進化し、この料理は人気となり、ソーセージの肉と余り肉を混ぜたものがキャベツの詰め物の標準になりつつありました。食材の入手が困難な場合は、肉の代わりに浸しておいた古くなったパンが使われ「農民料理」として特徴付けられました。

    

今日では、シュー・ファルシの人気が再燃。質の高いビストロが、この料理を愛し、世界中でシュー・ファルシの評価が高まることを楽しんでいます。   

フランス・オーベルニュ地方の郷土料理であるシュー・ファルシ

本協会設立メンバーとパートナー                                                                                       

·        ベルナルド社 (代表:ミシェル・ベルナルド)

·        レ・アルキュティエ GIE (代表:オリヴィエ・ベシュレル)

·        フランス料理アカデミー(代表:ファブリス・プロシャソン)

·        パリ・シャルキュティエ専門会議所(代表:パスカル・ジョリー)

·        料理専門エクセレンスセンター « Le centre d’excellence des professions culinaires »

   (代表:グザヴィエ・ジョフロワ)

 

本大会は、フランスの美食を象徴するレシピを通して、料理人とシャルキュティエの高い技術と芸術力にハイライトを当て、フランスの伝統料理の継承と新時代における新しい形への挑戦を目的としています。

本大会決勝戦である世界大会は、2024 年 11 月 18 日にフランス・リモージュで開催されます。決勝戦への出場権は、事前に開催されるフランス、ヨーロッパ/アフリカ/中東、アメリカ、アジア、日本での地方大会の最優秀者に与えられます。

本大会への参加者は、ビジネスオーナー、マネージャー、シェフ、民間料理関係会社の従業員など、すべてのプロの職人、シャルキュティエ、料理人が参加可能で、大会では、一定の基準に基づいたレシピ、調理法によって作品を制作し実食を行い選考されます。

 

日本地区の第一次審査が2024年8月26日(月)に恵比寿のジョエル・ロブションにて執り行われました。初の大会にもかかわらず24名の応募があり、ジョエル・ロブション関谷健一朗総料理長率いる審査チームの厳正なブラインド試食審査の結果、下記7名がファイナリストに選ばれました。

 

 <日本地区決勝出場者/ Les finalistes>(エントリー順/敬称略)

 佐藤 慶汰 / 帝国ホテル東京 レセゾン

藤田 隼右/ 帝国ホテル東京 宴会

浦崎 洸佑 / 帝国ホテル東京 レセゾン

左近 陽平 / 沖縄プリンスホテルオーシャンビューぎのわん

三宅 功恭 /ホテルニューオータニ トゥールダルジャン東京

三浦 孝司 / フレンチレストランMORI

中嶋 五大 / 東京會舘

 

日本地区決勝は、2024年9月24日(火)に服部調理学校(東京)にて開催されます。その後、地方決勝戦を勝ち残ったファイナリストが2024年11月18日(月)にリモージュで開催される世界大会に参加します。

 

シュー・ファルシ世界大会・日本地区決勝大会2024

審査員一覧

(ABC順 / 敬称略)

                                                  

審査委員長

関谷 健一朗 / MOF –ジョエル・ロブション 総料理長 

 

名誉審査委員

ルーシー・ベルナルド

小川 博 / ベルナルドジャパン株式会社 会長

 

フランス人審査員

フィリップ・バトン / ル・プティ・トノー オーナーシェフ

ギョーム・ブラカヴァル / フォーシーズンズホテル東京大手町  シェフドウキュイジーヌ

ブランシュ・ロワゾー /  ロワゾー ドウ フランス エグゼクティブシェフ

オリビエ・オドス /シェ・オリビエオーナーシェフ

クリストフ・ポコ / 日本シャルキュトリ協会会長 / ルグドゥノムブションリヨネ代表取締役 

マチュー・トウサック / 日本シャルキュトリ協会理事 / グルメコンサルティング プレジデント

 

日本人審査員

赤坂 洋介 / ANAインターコンチネンタルホテル東京 ピエール・ガニェール エグゼクティブシェフ

飯塚 隆太 /レストランリューズ オーナーシェフ 

伊藤 文彰 / 日本シャルキュトリ協会副会長 / 株式会社 円居 代表取締役社長

室田 拓人 / ラチュレ オーナーシェフ

中秋 陽一 / 日本シャルキュトリ協会理事 / アターブル オーナーシェフ 

塚本治 / 日本シャルキュトリ協会理事 / セルリアンタワー東急ホテル クーカーニョ シェフ

 

コーディネーター

クリストフ・ポコ / 日本シャルキュトリ協会会長 / ルグドゥノムブションリヨネ代表取締役 

Instagram  @championnatdumondeduchoufarci

 

主催者

ミシェル・ベルナルド / ベルナルド社 会長       

「リモージュで、シュー・ファルシ世界大会を開催することで、当社の地域に対する取り組みを実証したいと考えています。 常に美食の世界に寄り添い、卓越性と創造性との伝統を誇る当社のアトリエは、世界中からの才能ある候補者を歓迎します。 盛大で楽しくフレンドリーなこの祝いの場を共有できれば嬉しく思います。Chabatz d’entrar !」

 

◎ベルナルドについて◎ 

ベルナルドはフランス磁器の卓越性を体現しています。フランス磁器の歴史的発祥地であるリモージュで 1863 年に設立された家族経営のメゾンは、独 自のノウハウに基づき5 世代に亘って受け継がれています。 160 年にわたり、創造、卓越性、革新性を兼ね備えてきました。ベルナルドの磁器は、プライベートのダイニングルームからレストランに至るまで、あらゆるテーブルに定着し、その形状の多様性を通じてさまざまな美食や料理を演出します。この分野の真のリーディングブランドであるベルナルドは、新しいトレンドに適応したコレクションを様々提供し続け、美食と味覚の進化を先取りし、どのような文化であってもシェフそれぞれの創意工夫に適応することで、素晴らしい創造性を発揮してきました。

 

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