~東邦銀行さま第一号案件として契約締結~
渋谷レックス株式会社のプレスリリース
渋谷レックス株式会社(以下:当社)は、株式会社東邦銀行(本社:福島県福島市、頭取:佐藤稔、以下:同行)と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」(以下:PIF)の契約を締結し、融資が実行されたことをお知らせいたします。本件は同行が提供する「とうほう・ポジティブ・インパクト・ファイナンス(ローン型)」の第一号案件となりました。
【当社の概要】
所在地:福島県福島市北矢野目字戸ノ内1番地
代表者:代表取締役社長 澁谷 裕司
設 立:1957年1月
事業内容:食料品卸売、食料品小売、市場開発・商品開発、海外事業、EC企画運営
PIFについて
PIFとは、企業活動が経済・環境・社会の3つの側面にもたらすインパクトを包括的に分析・評価し、ポジティブな影響の増大およびネガティブな影響の低減を支援する融資手法です。金融機関が、融資先となる企業の事業活動を分析、達成すべき重要業績評価指標(以下、「KPI」)の設定と取組内容の策定を支援するとともに、達成状況について継続的にモニタリングを実施して頂きます。
当社では、「海外への高品質で安心・安全な菓子の提供」、「多様な人材が活躍できる職場づくり」、「環境配慮への取組み」、「データプライバシーへの取組み」を重要インパクトとして捉え、それぞれに取組方針・取組内容、目標・KPIを設定しました。KPI の達成状況については、同行と一般財団法人とうほう地域総合研究所(理事長:矢吹 光一)が年に1回モニタリングを実施し、KPI の達成に向け伴走型で支援して頂きます。
なお、本件は一般財団法人とうほう地域総合研究所が評価書(※1)を作成し、株式会社格付投資情報センターより、ポジティブインパクト金融原則(※2)に適合している旨のセカンドオピニオンを取得しています。
(※1)一般財団法人とうほう地域総合研究所の評価書は、下記同行HPをご参照ください。
https://www.tohobank.co.jp/cms_source/data/newsrelease/files/20240830_1.pdf
(※2)国連環境計画・金融イニシアティブが2017年1月に策定した、SDGsの達成に向けた金融の枠組みです。
【ファイナンス内容】
契約締結日:2024年8月30日(金)
期 間:10年間
融資金額:50百万円
資金使途:設備資金(事務所改装資金)
PIF導入の背景
当社は、「流通の力で食文化を育て、幸せと感動と安心を、すべての人へ」を経営理念として掲げ「食」分野で多くのイノベーションを起こし、世界中の人々を幸せにするグローバルカンパニーを目指しております。また、中長期ビジョンとして「チャレンジする風土の継承」を掲げ、未来に向けた人財への投資、他フィールドへの進出、新事業開発を意識しながら、社員全員がお菓子のことなら“なんでも”チャレンジする企業風土を醸成し、進化し続けることを目指しております。
当社では「環境への配慮」、「働きやすい環境整備」、「地域社会への貢献」の3つを軸にサステナビリティの活動に取組んでおり、今般、「働きやすい環境整備」の一環としてオフィス2階のリモデルを実施することとなりました。
当社のサステナビリティ活動を外部機関と連携しながら更に加速させていくことを目的にPIFを活用したリモデル資金の調達を行ったものです。
当社では働く上での道しるべ(行動指針・行動指標)をつくり、目指すべき姿に向かって行動をしていくことで、一人ひとりが成長し輝く組織風土や組織文化を醸成していくことを目的としたGROW ×GLOW UPプロジェクトを発足させています。SHIBUYAREXの文字をもとに10個の行動指針を設定しており、従業員一人一人も行動指針宣言を行う等、組織の一体感の向上、従業員のエンゲージメント向上に努めております。
今回のリモデルでは各行動指針を表す場所を事務所各地に配置し、行動指針の更なる浸透を目指しています。
特定したインパクトとインパクトに対するKPI
当社では、上記特定したインパクトを重点事項として捉え、ESGに関する取組みを強化してまいります。
【問い合わせ先】
渋谷レックス株式会社 経営企画部 部長 鴫原智宏
公式サイト: https://shibuyarex.com/