手をかざすだけ!自動おしぼり供給機「SAWANNA」の5社共同導入によるプラスチック削減施策が、農林水産省の補助事業として採択

株式会社セブン&アイ・フードシステムズのプレスリリース

 株式会社セブン&アイ・フードシステムズ(東京都千代田区)は、プラスチック削減を目的としてホテル事業4社と連携し、自動おしぼり供給機「SAWANNA(サワンナ)」をデニーズの一部店舗(42店)で導入します。この取り組みは、デニーズ、リッチモンドホテル、ホテル日航つくば、ニッコースタイル名古屋、ホテルJALシティ名古屋錦の5社・ブランドがコンソーシアムを結成し、SAWANNAのメーカーである株式会社Field Alliance(愛知県大府市)の協力を得て推進するもので、「農林水産省 令和5年度補正※1 外食・中食産業持続的発展対策事業補助金 (インクルーシブ対応や環境配慮の取組) 」事業に採択されました。

 株式会社セブン&アイ・フードシステムズでは、グループの環境目標「GREEN CHALLENGE 2050」で掲げるプラスチック削減に関し、紙おしぼりのプラスチック包材に着目しました。現在デニーズおいて紙おしぼりは主にドリンクバーに配置し、お客様に自由にお取りいただく運用となっていますが、プラスチック包材の削減だけでなく、人数以上にテーブルにお持ちになったものが未使用のまま廃棄されている現状についても課題を持っていました。

自動おしぼり供給機「SAWANNA」は、手をかざすだけでウェットのおしぼりが出てくる仕組みとなっており、従来の紙おしぼりのように包材を必要としません。

 この取り組みにより、デニーズでは導入店舗だけで年間約4トン※2のプラスチック削減に繋がります(全店導入の場合約30トン※3の削減効果)。またこれは未使用おしぼり廃棄という課題のソリューションにもなります。

セブン&アイ・フードシステムズは、今回の事業採択を受け、単に機器の導入だけに留まらず、今後はSAWANNAに使用しているおしぼりの素材そのものも植物由来100%に切り替える検討をしています。   

※1 令和5年度補正予算による事業として実施。対象は令和6年度の事業となります。

※2、※3  いずれも従来のおしぼり比較

 これからもセブン&アイ・フードシステムズは、お客様とともに環境について考え、行動するとともに、メーカーとも連携し、機器本体や従来型の個包装おしぼりの研究も進め、事業活動の中で環境負荷低減を持続的に進めてまいります。

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