株式会社温故知新のプレスリリース
「house & restaurant maison owl(メゾンアウル)」(所在地:山口県宇部市、オーナーシェフ・平田基憲)は2022年春に開業し、これまで招待制でゲストをお招きしておりました。この度、10月1日(火)より、1日1組限定の「suite stay experience(スイートステイエクスペリエンス)」を一部、一般向けに予約開始することをお知らせいたします。
1日1組限定の全館貸切のため、ご利用のお客様には完全プライベートな時間をゆったりとお過ごしいただけます。
【コンセプト】
時間の重みを元々含み、時間と共にその重さが増していくような建物、
ギリシャ神話で智慧の象徴とされるフクロウの名を持つ別荘がここにある。
どこの国なのか、いつの時代なのかわからない、
日の入りから夜更けまで、そして朝日へと移り変わる
maison owlでの幻想的なひとときを。
2名様貸切の体験、「suite stay experience」。
【「suite stay experience」概要】
■料金:700,000円(税別)/1泊・1組2名様
■プラン内容:本プランには2名様分の以下の料金が含まれております。
[1] アコモデーションエクスペリエンス(ご宿泊・ご朝食)
・お部屋の広さ:2LDK
・寝室:2部屋(ダブルベッド1台ずつ)
・チェックイン:16時から/チェックアウト:翌日11時まで
[2] スペシャルダイニングエクスペリエンス
オーナー平田のおすすめする、素材を感じるお食事とシャンパーニュから始まり、食後酒まで全てのお料理にワインをマリアージュ。
■ご予約について:1日1組2名様でのご予約を、半年先まで承ります。
■詳細およびご予約:公式サイトよりご確認ください。
・house & restaurant maison owl公式サイト:https://maison-owl.com/
※本プラン以外の全てのダイニングエクスペリエンス、およびアコモデーションエクスペリエンスはインビテーション制です。
※不定期で公式インスタグラムにて一般のご予約をお受けしております。
・公式Instagram:https://www.instagram.com/okcs_maison_owl/
※その他お問い合わせは下記メールアドレスよりお問い合わせください。
・E-mail:owlinfo@okcs.co.jp
【house & restaurant maison owlについて】
建築家石上純也設計の、2021年に開業した住宅兼レストラン。まるで洞窟のような構造と造形を体現している同建築は、“時間と共に重みを増していくような建物がほしい。ツルツルのものではなく、自然の粗々しさを含むような建物。”というオーナーシェフ平田の強い思いに、建築家・石上氏が応えたものです。同建築の完成には9年の歳月がかかりました。
季節の素材を感じるシンプルなお料理とワイン、音の反響、香りの循環、日の暮れゆく様子、そして朝日へと移り変わるアウルでのひととき、そのすべてがexperience、体験の一つです。2024年日本建築学会作品賞を受賞しました。
■2024年日本建築学会作品賞
2024年日本建築学会作品賞受賞にあたり、建築学会審査委員から以下のようなコメントを頂きました。
本建造物における革新的な技術面、空間の使い方、影響力など多角的な面からの評価となりました。
・芸術性と感情への訴求: この作品は、建築が社会の課題を反映するのではなく、芸術として鑑賞者に自由や喜びなどの感情の根源に触れる空間を提供している。
・大地と建築の革新的な関係: 建物が大地に潜ることで、従来の地面に載るという概念を覆し、コンクリート躯体を掘り出す独自の施工法により新しい関係を創出している。
・具体的な空間体験: 複数のコンクリート躯体が生む空隙が豊かなシークエンスを生み出し、もともとの地盤面から階段を下りるアプローチが心を揺さぶる空間体験を提供している。
・精密な設計と多様な形態: 3Dスキャン技術を用いた設計と、コンクリートと土との接合面が生む多様な形態により、表情豊かな表面と巧みに嵌め込まれたガラス窓や扉が実現されている。
・プランニングと視線の広がり: 3つの庭を中心に住居とレストランを配置し、全体として一体感を持たせる回廊設計により、視線の抜け感と広がりを生んでいるため、空間が窮屈に感じられない。