インドで日本式醤油が誕生!現地インドのレストランで完成報告会が開催され、インド産醤油を使った日本料理の試食が行われます。

〜JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業による画期的な成果〜

ちば醤油株式会社のプレスリリース

現地インドでボトリングしたての醤油を手にする関係者

ちば醤油株式会(本社:千葉県香取市、代表取締役:飯田恭介)が実施中の「JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業」で、インドで日本の伝統的な麹を活用した醤油の生産がこのたび実現し、完成報告会が現地で開催されます。

JICA支援事業名称
インドにおける日本伝統の麹(こうじ)を活用した大豆加工産業育成に関するビジネス実証事業

共同プロジェクト
FlavorPalat社(デリーに拠点を置く日本食レストランとケータリング業者)と、千葉県の老舗醤油メーカーちば醤油株式会社の協力により実現。

2023年11月、FlavorPalat社の経営者であるAvantica氏とAnkur氏がちば醤油株式会社を訪れ、麹造りから醤油の仕込みまでの研修を受けました。その後、継続的に弊社社長の飯田と技術スタッフがインドを訪問。2023年に2回、2024年には6回の現地訪問を行い、FlavorPalatのスタッフとともに実証実験を実施しました。2023年11月に仕込んだ最初のロット(約15リットル)が2024年9月にボトリングされ、今後もFlavorPalat社で継続して生産・ボトリングが行われます。

2023年11月来日したAvantica氏とAnkur氏
ちば醤油(株)にて麹づくりを学ぶ

プロジェクトの背景と意義

このプロジェクトは、SDGsの目標に基づき、インド産の原材料を最大限に活用しながら日本の醤油製造技術を現地に伝えることで、インド市場における発酵食品産業の発展を目指しています。これにより、インド国内で本格的な日本式醤油の生産が可能となり、両国の経済的・文化的つながりがさらに深まることが期待されます。

ボトリングされたインド産SHOYU

【完成報告会のご案内】

プロジェクトの成果を発表する完成報告会では、今回完成した醤油を使用した料理を参加者にご提供し、日本の伝統的な食文化がインドでどのように展開されているかをご紹介します。

開催日時
2024年10月16日(水)19:00〜

開催場所
デリー市内レストラン「KAMPAI」(DLF Mall Of India内)

プログラム

プロジェクト報告

完成した醤油を使った日本料理の試食

質疑応答

当日提供されるメニュー例(FlavorPalat社提供)

寿司ロール各種

焼豚バラ肉

炒め野菜

シーバスのスパイシー豆板醤ソース添え

鉄板焼きチャーハン

鉄板焼き焼きそば

【出席者】

インド側: FlavorPalat社、政府関係者、レストラン業界関係者、シェフ、メディア

日本側: 日本大使館、JICA、JETRO、他(Avantica氏による特別招待者)

●参加ご希望社(者)は社名、氏名、メールアドレスを事前に弊社問い合わせ先までお知らせください。弊社よりFlavorPalat社へご来訪の連絡をしておきます。当日醤油料理をご試食いただけます。

代表取締役社長 飯田恭介

担当者コメント

日本独自の「麹」から作る醤油製造のノウハウ輸出ならば当社でも勝算ありとインドでのJICA・SDGsビジネス支援事業にチャレンジしました。現地企業や国際協力機構(JICA)の皆様のご協力とご支援を受け、昨年11月に初めて仕込んだ諸味を圧搾~充填工程まで行い、今回インドで初めての本醸造醤油をボトリングすることができました。日本の伝統食品である本醸造醤油が食の多様化が進むインドの新産業になり得ると確信しております。


※国際協力機構(JICA)関連記事

【醤油大国千葉県の老舗企業がインドでクラフト醤油づくりを目指す!】

https://www.jica.go.jp/Resource/tokyo/topics/2022/dnb8qn0000003r42.html

【千葉の誇り・醤油づくり技術をインドへ!】

https://www.jica.go.jp/Resource/tokyo/topics/2022/dit50g00000036e2.html

ちば醤油株式会社

ちば醤油株式会社

【会社概要】
会社名  : ちば醤油株式会社
所在地  : 千葉県香取市木内1208
代表者  : 代表取締役社長 飯田恭介
創業   : 嘉永7年(1854年)
設立   : 昭和39年11月15日(1964年)
事業内容 : 醤油醸造及び加工調味料の製造販売
資本金 : 5,000万円
 URL : https://www.chibashoyu.com/

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