「地元密着」の絆を深める「みほり峠大内店」(山口市)を体験してみよう‼

~女性店長が連載する『くま子のひとりごと』や手作りの装飾品がお客との距離を縮める

株式会社MIHORIのプレスリリース

山口市内にある「みほり峠大内店」はMIHORIの旗艦店舗的存在

商売の世界では「地元密着」という言葉がよく使われます。これは、商売をする人が地元のお客を大切にして、心の底から店でくつろいでいただきたいと考える。その店を利用するお客は、自分の家の近くにあって、自分にとってもう一つのくつろげる場所として受け止めています。

山口県と広島県で飲食店を展開している株式会社MIHORIは来年創業50年を迎えます。和食ファミリーレストランの「みほり峠」3店舗をはじめ、焼肉店、とんかつ店、唐揚げ専門店、カフェ、洋菓子店など25店舗展開して「地元密着」を進めてきました。

ここでは、「地元密着」を支える女性店長にフォーカスして、どのようにして地元の人に愛される店づくりを心掛けているのか、「地元密着の秘訣」をご紹介しましょう。

 

地元の老若男女のお客でにぎわう「みほり峠大内店」の店内

 

■代表の勧めで始まった『くま子のひとりごと』を22年間毎月公開

その人は「みほり峠大内店」店長の杉山文美代さんです。「みほり峠小郡店」でパートを始め、社員となり、その後「みほり峠大内店」に異動します。

しばらくして、当時の社長(現・株式会社フジコーホールディングス社長)の藤井公(あきら)さんより「自分が思っていることを書いてみないか?」と提案されます。2002年のことでした。

それが、同店で22年間毎月欠かさず公開されている『くま子のひとりごと』です。同店のホームページにも公開されています。

https://www.mhr.jp/%E3%81%BF%E3%81%BB%E3%82%8A%E5%B3%A0%E5%A4%A7%E5%86%85%E5%BA%97/

 

MIHORIの店舗で26年間勤続し、いまは「みほり峠大内店」の店長として「地元密着」を推進している杉山さん

 

■「一人の女性が日常の中で感じたこと」を日記風にまとめる

直近の9月の『くま子のひとりごと』はこのような内容です。

 

――月が美しく見える季節です。秋の夜空を眺めてみませんか。

9月の中旬ごろ、叔母が亡くなったと知らせがあり、長い間(40年くらい‼)音信不通になっていた従兄弟と連絡を取り合うようになりました。とは言ってもショートメールですけど……。東京や千葉、福岡にいるみんなも元気でいることがわかり良かったなぁ~と思います。叔母(父のすぐ上の姉)は手先が器用で、くま子達三姉妹が小さい頃は、いつも手作りの洋服や編機で編んだセーターやカーディガン等たくさんつくってくれました。幼稚園の制服の白いブラウスの襟にかわいいお花の刺繍をしてくれました。大人になってからは毎年初釜のときに着付けをしてくれたり、本当にお世話になった叔母でした。小さい頃から叔母の姿を見ていたので、“作る”ことが好きになり自分のマタニティワンピースや編み物をして楽しむことができました♪

 

従兄弟(父の2つ上の姉の子供たち)は男三兄弟で、くま子女三姉妹でトシも従兄弟が3~7歳上だったので、家族みんなでキャンプやスケートに行って遊んでいました。くま子は運動神経が悪いので、スケートは全く滑ることができず尻もちばかりついて泣いていました💦 それでも一生懸命従兄弟についてっていたように思います。もうみんな結構いいおトシになりましたが。

 

70歳近い男性に「〇ちゃん」と昔読んでいた感じでメールをして良いかなぁ? と思ったりしています。又、叔父が習字の先生をしていたので、小学生の時毎週土曜日の夜ごろ家で習っていました。早く先生に〇マルを付けてもらわないと“8時だよ!全員集合”のテレビに間に合わないので、もくもくと墨をすって練習をしていた記憶があります。

 

今になって思うことは、両親、特に母は叔父、叔母、従兄弟達との交流で気を遣うこともあったはずなのに、いつも笑顔で何の違和感もなく、みんなを結び付けてくれていたんだなあと思います。亡くなった父も、そんな母に感謝していたと思います。両親のおかげでくま子は幸せに過ごしています💛――本文ママ

 

『くま子のひとりごと』はラミネート加工されてテーブルの上に置かれている
新メニューなどの情報も手書きで作成されている

■『くま子のひとりごと』の内容が、お客との会話のきっかけに

『くま子のひとりごと』の「くま子」とは、杉山さんが読んだ絵本に出てくる熊の女の子の名前。「くまこ口下手で、上手に気持ちを伝えることが出来ない。こんなくまこの性格が自分に似ているようで」(杉山さん)と、この毎月同店で公開しているお話の主人公を「くま子」としました。

 

ある時、千葉の幕張メッセの展示会に新幹線で行った時のお話を公開しました。「くま子は新幹線で寝てしまって、楽しみにしていた富士山を見ることができなかった」というお話です。

すると同店にやってきたお客から「杉山さん、東京どうやった?」と聞かれたそうです。それも二人、三人と。「俺は飛行機で東京に行ったから、富士山がばっちり見えた」という人もいたそうです。

こんな感じで、「みほり峠大内店」にやって来るお客の高校生からお年寄りまで、みな「杉山店長」とは言わずに「今日くま子さん、おって?(いますか?)」と従業員に尋ねます。

『くま子のひとりごと』は、「地元密着」の大きな絆となっています。

 

■毎月1回、「お食事付きのフラワーアレンジメント教室」を開催

「みほり峠大内店」では、毎月1回「お食事付きのフラワーアレンジメント教室」を開催しています。講師は地元のフラワーショップの担当者。店舗のアイドルタイムを活用して、フラワーアレンジメントを楽しむほか、地元の参加者が親睦を図ります。

直近では、9月26日(木)14時~17時。受講料は3883円(税込、以下同):お食事代(デザート付き)1573円、お花代(花器込み)2310円。

「フラワーアレンジメント教室」の様子。受講者は毎月1回開催される同教室への参加を楽しみにして親睦を深めている

 

■手作りの備品や装飾で「地元密着」の距離を縮める

扇風機カバーを可愛らしく(夏場以外は稼働しない時期に、扇風機をアップリケをあしらったカバーで包む)
アンケート用紙入れにもアップリケを付けて可愛らしくして、投函しやすい雰囲気に
トイレでの手洗いを可愛らしく表現してキッズを楽しませる
可愛い装飾によってファミリーに好評
お客のイベントや季節を表現して、ウェルカムの雰囲気を醸し出す
従業員の名札からメッセージを発信してコミュニケーションのきっかけをつくる

 

■「みほり峠大内店」がある「山口市」は「2024年に行くべき街」

「みほり峠大内店」がある「山口市」は、米国の『The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』より「52 Places to Go in 2024(2024年に行くべき52カ所)」に選ばれました。インバウンドもさることながら、日本の観光客にとっても、日本のローカルを楽しむことができるエリアとして注目されています。これを機会に、是非「みほり峠大内店」訪ねて、同店の「地元密着」のこだわりを体験してみましょう。

山口市内の地形は京都市の中央部と似ていることから「西京」とも呼ばれている

■「山口と広島」で「地元密着」の飲食店を運営する会社

・会社名:株式会社MIHORI

  https://www.mhr.jp/

・住所:山口県山口市大内中央1-8-1

・代表取締役社長:藤井一正

・問い合わせ先:横川克浩 

会社/083―927-6336

メール/yokokawa-mihori@wing.ocn.ne.jp

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