【新潟市】小学生が考案！地元・新潟の魅力を発信するパン

デニッシュの名店「ブーランジェリー　リリッカ」と共同開発、来年1月発売へ

株式会社キタカタのプレスリリース

株式会社キタカタ（本社：新潟県新潟市、以下当社）が運営する、デニッシュ食パンが人気の「ブーランジェリー　リリッカ（以下、リリッカ）」は、新潟市立上山小学校（央区女池上山　以下、上山小）の5年生児童・139名が考案する「新潟の魅力を発信するパン」の商品化に協力し、2025年1月の発売を目指して共同商品開発に取り組みます。子どもたちの自由な発想によってどんなパンが誕生するのか、今後の展開にご期待ください。

▶リリッカ　公式サイト https://riricca.owst.jp/

■取組みの背景

上山小の5年生クラスでは、2022年より「新潟の魅力発見」をテーマとした授業を行っています。子どもたちが考える「新潟の魅力」がつまったパンを、リリッカで商品化してもらえないかと、上山小より当社へ協力依頼をいただいたことで、この取組みがスタートしました。

子どもたちは授業を通して、自分たちが住むこの地元・新潟の魅力とは何か、を考えます。そして、その魅力を「パン」に落とし込んだ時に、どんな商品が実現できるのか、商品開発へと進んでいきます。

2024年9月24日（火）には、当社より2名が上山小を訪問し、体育館に集まった5年生約160名に対して、リリッカについての説明や商品開発のヒントをお伝えしました。リリッカでは市内の実店舗でサンドイッチや総菜パン、菓子パンなどを販売しているだけでなく、オンラインストアを通して全国へ販売を行っていることを知ると、自分たちの考案したパンが全国へ広がる可能性に、子ども達は目を輝かせていました。

■11月の審査会を経て、2025年1月に発売へ！

現在、5年生の子ども達は、グループに分かれパンのアイデアを練っています。その後、学年内で投票を行い、勝ち抜いた代表のパンを学校側で8つ決定します。

11月中旬には、その8つのパンについて児童がプレゼンを作成し、商品化に向けての発表を行います。リリッカからも「審査員」として参加し、アイデアの独自性やユニークさのほか、商品としての実現可能性も含めて審査を行います。

商品化するアイデアが絞り込まれてから、リリッカにて試作を行い、商品化へと準備を進めて行きます。

2025年1月には、「新潟の魅力を発信するパン」として、リリッカのSNSなどでも情報発信を行い、大々的に発売する予定です。

子ども達の自由な発想と、地元・新潟を愛する心から、いったいどんなパンが誕生するのか？ぜひ今後の展開にご期待ください。

■ブーランジェリー　リリッカからのコメント

この度、上山小の藤井先生からご連絡をいただき、この取組みが始まりました。日頃から新潟産の食材を使用した商品を通して、新潟の食文化を発信している当社にとって「新潟の魅力を発見する」という授業テーマは大いに共感できるものです。9月の子ども達への説明会では、新潟県産の牛乳の消費拡大を目的に開発し全国に向けて販売している「モーモーデニッシュ」などの商品を例を挙げ、「新潟の魅力をパンを通して全国に発信しよう！」という話をさせていただきました。私たちは日々、新商品の開発に取り組んでいますが、今回のこの取組みを通して子ども達から、常識に囚われない斬新でフレッシュなアイデアが上がってくることを期待しています。

株式会社キタカタ　取締役　松縄　剛

説明会終了後も子ども達に囲まれて質問責めに合う、松縄（当社役員）と常木（担当社員）

■上山小学校からのコメント

上山小が立地するエリアは一次産業が盛んな地域ではなく、お店や会社、住居が多い第三次産業のまちです。そんな中で「新潟の魅力を発見」を授業テーマに据えた時に、お店で販売する商品の考案を入口にすることが良いのでは、と決めました。リリッカさんは、上山小から徒歩3分の距離にあり、子ども達にとっても馴染みのあるパン屋だと思います。5年生が考案したパンが、この身近なパン屋の店頭に並び、全校生徒が見ることができるという環境は、意味深いです。子ども達のアイデアを実際にお客様へ販売できる商品にするために、ご苦労をかけると思いますが、全面的に協力すると言っていただいており、心強く感じています。

上山小学校　5年4組　担任教諭　藤井哲也