〜2024年10月23日(水)12:00 より お一人様9,000円のディナーコースの予約を開始〜
一般社団法人Chefs for the Blueのプレスリリース
持続可能な海を目指した啓発活動を行うシェフチーム、一般社団法人Chefs for the Blue (渋谷区千駄ヶ谷、代表理事・佐々木ひろこ) は、今年20周年を迎えた新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市、館長 崎山直夫)とともに、2024年11月17日(日)、同水族館内でディナーイベント【Bistroえのすい】〜ふじさわサスティナブルレストラン〜を共催いたします。
【Bistroえのすい】〜ふじさわサスティナブルレストラン〜は、”水族館xシェフ”という異分野プレイヤーの協働による、新たな学びと体験の場です。昨年はじめて開催され、即日完売した人気イベントの第二弾です。
会場は水族館のメイン展示、「相模湾の海」を再現した相模湾大水槽前。相模湾で水揚げされた魚を使い、Chefs for the Blueのメンバーシェフが料理をつくり、新江ノ島水族館のトリーター(飼育員)がお客さまへのサービスやコミュニケーションを担当します。夜の水族館を「食を楽しむ場」に変え、魚を「見て楽しむ」対象としてだけでなく「知って考え、食べて楽しむ」対象と考える場とし、食事とともに、クロストークセッションもお楽しみいただきます。
私たちの食卓と海とのつながりを見つめ、変わりつつある相模湾の現状を知り、体験を通じた意識変化と行動変容のきっかけをつくるーー参加者にとってはおいしい海の恵みを味わいながら、地域の持続可能な未来に向けた想いを育む機会になるでしょう。イベント後、20:30の退館時間までは、夜の水族館をご自由にお楽しみください。
■イベント内容
日 時: 2024年11月17日(日)
18:00 受付開始 18:30 イベント開始〜20:30 終了(館内から退出)
場 所: 新江ノ島水族館
〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19−1 tel:0466-29-9960
形 式: 着席
費 用: 9,000円(入場料込み)
対 象: 一般参加者 50名(先着順) メディア等20名 ※18歳以上限定
協 賛: 井出農園 リッチフィールド株式会社 長後製パン株式会社
▼プログラム内容(※変更の場合がございます)
各団体の活動紹介
料理提供
クロストークセッション&質問タイム
館内自由見学(館内各所でえのすいトリーターのミニ解説も)
※見学エリアはイルカショースタジアム、なぎさの体験学習館をのぞく
▼提供料理(※海の状況次第で変更の場合がございます)
軽めのお料理5種(冷菜3品盛り合わせ、温菜1品、デザート1品等)
ドリンク(アルコール/ノンアルコール)
▼参加シェフ(調理およびトークセッション登壇)
中村 拓登
1984年、茨城県生まれ。調理師専門学校とそのフランス校を卒業後、フレンチレストラン【コム・ダビチュード】(東京・中目黒/現在閉店)を経て日本料理の道に転向。【八雲茶寮】(同・都立大学)と【HIGASHI-YAMA Tokyo】(同・中目黒)の副料理長を務める。2015と2016年、若手料理人コンペディション「RED-U35」でシルバーエッグ獲得。【Salmon&Trout】(同・下北沢)のシェフを経て、2024年夏からは北海道と茨城をベースに、フリーの料理人として様々なプロジェクトに参画しながら活動の幅を広げている。伝統と歴史からの学びやその技術をツールに、日々の研鑽のなかで現代の日本料理のかたちを探り続けている。
田村 浩二
1985年、神奈川県生まれ。調理師専門学校を卒業後、六本木【エディション・コウジ シモムラ】などを経て渡仏。ミシュラン三つ星、2019年度『世界のベストレストラン50』 1位の南仏【ミラズール】他で修業を重ね、2016年に帰国。 31歳で白金【ティルプス】(現在閉店)のシェフに就任し、『ゴー・ミヨ・ジャポン2018』で「期待の若手シェフ賞」を受賞。現在は、2018年に立ち上げた株式会社Mr. CHEESECAKEでチーズケーキブランド【Mr. CHEESECAKE】を展開する他、消費者と生産者をつなぐ事業家として活動中。三浦に生まれ、幼い頃から漁港が身近な環境で育ったこともあり、相模湾の魚やそれを取り巻く環境の変化には危機感を強めている。
報道関係の皆様には、ご取材の機会を設けさせていただく予定です。後日詳細のリリース配信時に取材案内状を送付いたしますが、お急ぎでしたら下記までお問合せください。
■予約に関するお問い合わせ・取材申込先
予約ページ: https://www.enosui.com/evententry.php?eid=02448&month=11
取材申込先: info@chefsfortheblue.jp (代表理事 佐々木ひろこ宛)
<一般社団法人Chefs for the Blueについて>
Chefs for the Blueとは、2017年5月、日本の水産資源の現状に危機感を抱いたフードジャーナリストの声がけに応え、東京のトップシェフ約30名が集まりスタートさせた海についての深夜勉強会を起点とする料理人チームです。2021年9月には京都チームも発足。
「豊かな日本の海をとり戻し、食文化を未来につなぐ」ことを目標に、研究者やNGO、政府機関などから学びを得ながら、持続可能な海を目指した自治体・企業との協働プロジェクトやフードイベントなど様々な活動を行っています。
公式HP:https://chefsfortheblue.jp/
<今回の取り組みに関するコメント>
一般社団法人Chefs for the Blue 代表理事:佐々木ひろこ
水族館でのディナーイベントは、私が開催したいと数年来胸に温めていたコラボレーションのかたちでした。理由はいくつかあります。
①実は日本は水族館大国。世界の500超の水族館のうち、なんと100以上が日本にある。各地でがんばっておられる水族館ネットワークと共になら、より多くの方に海の現状を伝えられるのでは。
②それぞれが多様な前浜の海(地域の海)を体現した大水槽を持つ水族館は、海の美しさや楽しさだけでなく、身近な海の現状、自分たちの海に迫る危機を知るための大きな学びの場になるのでは。
③大水槽に泳ぐ魚の多くは、実は私たちが普段食べている魚。シェフが地元の魚で作った料理と一緒に、彼らの言葉を伝えることで、私たちの食卓が海の生態系と密接に関わっていることを理解してもらえるのでは。
そんな想いを抱いていたところ、ありがたいことに昨年、新江ノ島水族館様よりお声がけをいただき、一日限りの水族館レストランが実現。お客様の「海の現状に危機感を感じた」「楽しく学ぶことができた」「海を守るために自分に何ができるか考えたい」といった前向きな反応に、8ヵ月に及ぶ準備の疲れもスタッフ一同吹き飛びました。今年も新江ノ島水族館様と一緒に、また船の科学館様のご協力を得て、【Bistroえのすい】を開催できることを心より嬉しく思っています。
<株式会社 新江ノ島水族館について>
相模湾に面し、右手に富士山、左手に江の島を望むロケーションに位置する水族館。
地元の海で見られる生き物やその環境をさまざまな角度から紹介。
100種2万匹の魚たちが泳ぐ相模湾大水槽では、8,000匹のマイワシの群泳をご覧いただけます。
実際にえのすいトリーター(飼育スタッフ)が相模湾に潜り、調査・記録したようすを展示で再現。また映像展示を通して今の相模湾を伝えています。
近年では水中ドローンを利用した江の島沖の調査で、これまで確認できなかった生き物やその環境を、展示や体験プログラムを通して発信しています。
本事業は、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の支援を受けて実施いたします。
※内容は予告なく変更、中止する場合があります。料金表示は税込みです。