月桂冠株式会社のプレスリリース
月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)は、日本酒を試作段階で商品化することで、日本酒の新たな可能性を探る実験的プロジェクト「Gekkeikan Studio」から、新商品「Gekkeikan Studio no.5」を2024年11月1日(金)から、「Gekkeikan Studio no.3.1」を2024年11月20日(水)から、公式オンラインショップと月桂冠大倉記念館にて、数量限定で発売します。
古代米の鮮やかな赤と、すっきりとしたテイスト「Gekkeikan Studio no.5」
日本酒の原料である米をテーマに、新しい酒造りに取り組み、古代米と呼ばれる色付きの米に着目しました。白米と比べてポリフェノールやミネラルが多い古代米を原料米の一部に使用し、スパイスのような芳醇な香りと渋みが楽しめるすっきりとした辛口の味わいが特長です。古代米は、ポリフェノールによる赤紫色の色素を含んでいるため、米由来の鮮やかな赤色の日本酒に仕上がっています。食中酒としてもおすすめで、料理とのペアリングを飲むだけでなく見た目でも楽しむことができます。
またラベルデザインは、クローブのような芳醇な香りによって花が開き、また野生味溢れる味わいが、口の中へと深く渦巻いていくようなイメージを表現しています。これまでの「Gekkeikan Studio」シリーズの中でも、一線を画すような斬新で独特な日本酒であり、そして赤い液色との相性も踏まえ、アート性のある独創的なデザインを目指しました。
●商品詳細
商品名:Gekkeikan Studio no.5
容量・容器:720mLびん
販売価格:3,300円(消費税込)
アルコール度数:13度以上14度未満
テイスト:甘辛=やや辛口、濃淡=やや淡麗
販売本数:800本限定
発売日:2024年11月1日(金)
販売形態:月桂冠オンラインショップ 本店、月桂冠大倉記念館
●「no.5」に関連する学会発表
「色付き清酒の醸造」
学会名:日本醸造学会 第16回 若手シンポジウム(2024)
日時:2024年10月9日~10日 ポスター発表
発表者:下間敬子、戸所健彦、石田博樹
トロピカルフルーツのような味わい 「Gekkeikan Studio no.3.1」
南国のフルーツのような味わいと温度による違いを楽しめる、「no.3」(2022年9月発売)の特長はそのままに、甘味と酸味のバランスを改良し、パイナップルらしい香りを増強、もぎたてのフレッシュなトロピカルフルーツのような味わいを実現し、「no.3.1」として新たに商品化しました。口に入れた瞬間、甘い香りが鼻から抜け、甘味や酸味がジュワっと広がります。常温ではパイナップルのような味わい、冷やしたりロックで飲むとラズベリーのようなキリっと引き締まるテイスト、少し温めるとゆったりとした甘みとほろ苦さが広がりオレンジピールのような味わいになり、常温だけでなく、冷酒や熱燗など温度変化をお楽しみいただくことができます。
またラベルデザインは、パイナップルのような香りとテイストを、スライスしたパイナップルの果肉に見立ててビジュアル化し、温度で変化するお酒の味わいを月の満ち欠けになぞらえてラベルに描きました。従前のモノクロラベルをベースに、パイナップルのカラーを加えることで、今回の進化した香味を表現しています。
●商品詳細
商品名:Gekkeikan Studio no.3.1
容量・容器:720mLびん
販売価格:3,300円(消費税込)
アルコール度数:14度
テイスト:甘辛=やや辛口、濃淡=濃醇
販売本数:1,200本限定
発売日:2024年11月20日(水)
販売形態:月桂冠オンラインショップ 本店、月桂冠大倉記念館
「Gekkeikan Studio」について
「Gekkeikan Studio」は、研究開発により実験的に生み出される日本酒を試作の段階でお客様と共有し、日本酒の新たな可能性を味わっていただくとともに、その声をさらに次の商品開発に反映させていくことで、日本酒を愛するお客様と共に日本酒の未来を発見し進化させるプロジェクトです。この日本酒イノベーションの最前線の取り組みにより、日本酒の新たな可能性を切り拓いていきます。「Studio」には「研究」や「工房」という意味があり、お客様との双方向でのやり取りの中で、親しみのあるものづくりを表現したいという思いから、プロジェクト名として採用しました。
▼「Gekkeikan Studio」公式サイト https://www.gekkeikan.co.jp/gekkeikan-studio/
▼公式ECサイト https://www.gekkeikan-shop.jp/
▼Instagram https://www.instagram.com/gekkeikan.studio/
▼note https://note.com/gks1637
月桂冠について
1637年(寛永14年)創業、京都伏見で最古の蔵元・月桂冠。明治時代には、日本酒メーカー初の研究所を創設し、酒造りに科学技術を導入、醸造技術に革新をもたらすとともに、事業を拡大していきました。現在は「健をめざし、酒を科学して、快を創る」を企業のコンセプトに掲げ、高級クラスから普及タイプまで、どのジャンルにおいても高品質な日本酒を製造し、国内のみならず世界約50か国への輸出により、グローバルに酒文化を広げています。
▼月桂冠 公式サイト