クラウドファンディング【開始】「品質と伝統を守る、第一歩をともに。ジャパニーズウイスキー法制化推進プロジェクト」

ジャパニーズウイスキーの定義の法制化実現に向けたクラウドファンディングプロジェクト(実行者:一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会)

株式会社ウイスキー文化研究所のプレスリリース

一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会(代表理事:土屋守 以下「JWPC」)は、ジャパニーズウイスキーの定義の法制化実現に向けて、クラウドファンディングサービス「MAKUKAE」にて、10月29日(火)正午より1,000万円を目標に支援募集を開始いたします。

実施の背景

日本のウイスキーは、ここ数年で世界的に注目され、その評価はトップクラスに成長しています。しかし、その急成長の一方で、法的な基準が曖昧なため、「ジャパニーズウイスキー」と名乗ることのできる商品の定義が明確にされていません。これにより、他国で生産されたウイスキーが「日本ウイスキー」として流通するケースが増加し、本来の品質や伝統が損なわれるリスクが高まっています。

プロジェクトの概要

日本ウイスキーの法制化を推進し、品質と伝統を守るための第一歩。

私たちは、世界中で高い評価を得ている「ジャパニーズウイスキー」が、確かな基準のもとでその名前と品質を守り続けるために、ウイスキーに関する法的定義の確立を目指しています。このプロジェクトは、その法制化に向けた調査・活動資金をクラウドファンディングを通じて集め、未来の世代に誇れる日本のウイスキーの基準を創り上げるためのものです。

・タイトル:「品質と伝統を守る、第一歩をともに。ジャパニーズウイスキー法制化推進プロジェクト」

・URL: https://www.makuake.com/my/project/start/jwpc/

・目標金額:1,000万円

・資金使途:法制化に向けた専門家チームの調査・提言活動 / 政府機関や関係団体との連携活動 / 日本ウイスキーの法制化をサポートする広報活動 / 消費者向けの啓発キャンペーンの実施

・募集期間:2024年10月29日(月)12時から1月13日(月)22時 

・形式:通常型 / All in形式  

※All-in形式は、目標金額の達成の有無に関わらず、集まった支援金を受け取ることができる形式です。

・リターン:JWPC発足記念オリジナルピンバッジ(限定品)、オリジナルトートバッグ(限定品)、オリジナルウイスキー各種購入権(数量限定)、発足記念パーティ参加権、土屋守と行くプライベート蒸留所ツアー、応援者全員のお名前をJWPCホームページに掲載(ご希望者のみ)、等

ジャパニーズウイスキーの法制化を推進することは、日本のウイスキー産業全体の未来を守る大きな一歩です。このプロジェクトに共感いただける方々とともに、日本の誇るべき文化遺産を次世代に残していきたいと考えています。どうか、私たちの挑戦にご支援をお願いいたします。

実行者コメント

[担当者イメージ]

[一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会 代表理事 土屋守]

「ジャパニーズウイスキー」の表示に関する製造上の基準が、日本洋酒酒造組合の内規という形で策定されたのは、2021年4月1日のこと。3年間の移行期間を経て、いよいよ2024年4月1日から本格的に施行の運びとなりました。ただ、実際にはこの基準は、組合に加盟していない事業者に対する基準ではないこと、法令ではないため罰則がなく、実効性に乏しいこと等により、ジャパニーズウイスキーの製造基準として一定の効果はあるものの、根本的な問題が解決しているとは言えない状況です。

すでに日本独自の文化となったジャパニーズウイスキーの基準を定め、国内外に文化的独自性を示すこと、また、世界中のウイスキー愛好家、ジャパニーズウイスキーファンを失望させないために、さらには輸出を強化するためにも、法制化が急務と考えています。多くの方々のご理解とご賛同をいただきたく、お願いする次第です。

実行者紹介:

1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。ウイスキー評論家、作家、ウイスキー文化研究所代表。隔月刊誌『Whisky Galore』編集長、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)、ジャパニーズウイスキーの日実行委員長も務める。98年にハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の一人に選ばれる。NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、ウイスキー考証として監修を務めた。ウイスキー関連の著書はすでに50冊を数える。

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