能登震災”失われたトンネル貯蔵庫”で生まれた紅はるか焼き芋「いろは芋」をMakuakeで最後の販売

株式会社ハチバンのプレスリリース

JA志賀×宗玄酒造×OHARA×ハチバン 4社協業でつくりあげたブランド芋

株式会社ハチバン(石川県金沢市)は、2024年11月1日(金)より、クラウドファンディングECサイト「Makuake(マクアケ)」にて、JA志賀×宗玄酒造×OHARA×ハチバンの4社協業でつくりあげたブランド芋「いろは芋」焼き芋の最後の販売を実施いたします。
能登の土で育てた紅はるかを天然の貯蔵庫で熟成し、じっくり焼き上げた焼き芋。
能登を襲った震災で貯蔵庫として利用していたトンネルが崩壊し、もう二度と作れなくなりました。
奇跡的に運びだされた290キロのさつまいもを、Makuakeユーザーの皆様に味わっていただきたく思います。
正真正銘、ラストの焼き芋です。

●いろは芋とは

志賀町産さつまいも「紅はるか」を、廃線となった「のと鉄道能登線トンネル」で貯蔵して甘みを引き出す、という貯蔵工程も含めて、私たちは新しいブランド芋とすることにしました。
のと鉄道の能登線が走っていた当時、車掌らは一つ一つのトンネルを「イ」「ロ」「ハ」と、 “いろはにほへと”で呼んでいたそうです。これにちなんで、「いろは芋」と名付けました。

2005年に廃線となった「のと鉄道能登線トンネル」を貯蔵庫として熟成に利用。2021年にさつまいも貯蔵実験を行い、最適な貯蔵日数を検証しました。

●販売商品

■商品・価格
いろは芋(冷凍焼き芋) 1kg  3,900円(税込) ※送料込み
先着80名様には、3,480円(税込) ※10%引きで販売いたします。

■発売期間
2024年11月1日(金)9:00~11月29日(金)22:00まで
 ※数に限りがございます。

■販売方法
「いろは芋」は、クラウドファンディングECサイト「Makuake(マクアケ)」にてご購入いただけます。

※Makuakeとは、「世界をつなぎ、アタラシイを造る」をミッションとしたクラウドファンディングサービスを運営している企業です。

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ブランド芋開発経緯

●ブランド芋開発スタート
2021年から地域おこしの一環として、さつまいも作りに力を入れていたJA志賀と、キッチンカー『おいもとレモネード』を運営し、さつまいも商品の開発をしている(株)ハチバンが手を組むことで、能登志賀町から新たなさつまいものブランドを生み出そうという試みが始まりました。
●廃線となった「のと鉄道能登線トンネル」をさつまいも貯蔵庫として熟成に利用
さつまいもの美味しさを引き出すには、貯蔵の工程が欠かせません。貯蔵庫として利用するのは、2005年3月に廃線となった「のと鉄道能登線トンネル」。宗玄酒造㈱が15年ほど前にのと鉄道から取得し、日本酒を熟成させる貯蔵庫として利用してきました。
この貯蔵庫は、電力を全く使わない自然の保存力により、年間を通じて温度12℃、湿度90%に保たれています。この安定した環境がさつまいもの貯蔵、熟成にも適していました。
宗玄酒造㈱の協力を得て、2021年にさつまいもを貯蔵する実験を行いました。その結果、約50日の貯蔵により熟成が進み、さつまいもの糖度が22度から36度に上がることがわかりました。

貯蔵庫として利用していた「のと鉄道能登線トンネル」
貯蔵庫として利用していた「のと鉄道能登線トンネル」

震災前のさつまいもの仕込みの様子。廃線となった「のと鉄道能登線トンネル」にて。
震災前のさつまいもの仕込みの様子。廃線となった「のと鉄道能登線トンネル」にて。
●ブランド芋「いろは芋」の誕生
志賀町産さつまいも「紅はるか」を、廃線となった「のと鉄道能登線トンネル」で貯蔵して甘みを引き出す、という貯蔵工程も含めて、私たちは新しいブランド芋とすることにしました。
のと鉄道の能登線が走っていた当時、車掌らは一つ一つのトンネルを「イ」「ロ」「ハ」と、 “いろはにほへと”で呼んでいたそうです。これにちなんで、「いろは芋」と名付けました。

昨年初めて焼き芋にして販売。
令和6年能登半島地震での被災により、今年の「いろは芋」の販売が危ぶまれましたが、各社協力のもと、2年目の「いろは芋」焼き芋を販売することができました。

しかし、能登を襲った震災で貯蔵庫として利用していたトンネルが崩壊し、もう二度と作れなくなりました。
これが最後の販売となります。

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