Plenus OBENTO Gallery 「新しい年への思いを込めて」展 11月1日(金)より開催

冬期に行う田の仕事と習俗ついて

株式会社プレナスのプレスリリース

 株式会社プレナスは、持ち帰り弁当の「ほっともっと」と定食レストランの「やよい軒」、しゃぶしゃぶと本格飲茶の「MKレストラン」を2024年10月末現在、国内に2,810店舗展開しております。

 日本の弁当文化と食文化の魅力を発信する『OBENTO Gallery』におきまして、2024年11月1日(金)より「冬期に行う田の仕事と習俗」をテーマとした企画展を開催いたします。

 秋の収穫作業以降、冬本番を迎える前に 、今年の収穫に対して神への感謝や祈りが行われるだけでなく、田では新しい年の収穫のための準備も始められています。今回は、そうした米づくりに携わる人々の新しい年への思いと収穫への準備について紹介します。近くにお越しの際は、ぜひ気軽にお立ち寄りください。

1. 展示内容を一部紹介

冬期湛水(冬水田んぼ)

 「冬期湛水」とは、冬場も水田に水を貯めてお 

 く農法のことで、「冬水田んぼ」ともいわれま

 す。稲刈りが終わり、稲藁が散らばっている田

 に、米糠など微生物の餌になるものを撒いた状

 態で水を張ることで、土ごと発酵が起こりま

 す。

 2005年にラムサール条約※1に登録された宮

 城県の蕪栗(かぶくり)沼周辺の水田では、冬

 期湛水を実施することでマガン(真雁)をはじ

 め、渡り鳥が越冬できる場所をたくさん作る取

 り組みを行っています。

 ※1 ラムサーム条約 特に水鳥の生息地とし

    て国際的に重要な湿地およびその動植物

    の保全を促進することを目的とする条約

「蕪栗沼の冬水田んぼ」大崎市提供

あえのこと

 「あえのこと」は、奥能登に伝承されてきた田

 の神に収穫を感謝し来年の豊作を祈る行事で

 す。「あえ」はもてなし、「こと」は儀礼を意

 味します。収穫後、田の神を田から家に迎え、

 労をねぎらい風呂に入ってもらった後、籾俵に

 座って御膳を供します。田の神は籾俵の上で年

 を越し、2月初旬に再び田へ送り出されます。

 この行事は田の神を実在の人のようにもてなす

 もので、国の重要無形文化財であり、2009年

 にユネスコ無形文化遺産に登録されました。

田の神をおもてなしする「あえのこと」 能登町提供

2.Plenus OBENTO Gallery

 所在地 : プレナス茅場町オフィス

 東京都中央区日本橋茅場町1丁目7番1号 日本橋弥生ビルディング1F

3.企画展概要

 (1)会 期    2024年11月1日(金)より
 (2)開館時間 9:00~17: 30

 (3)休館日  土日、祝日

 (4)入場料  無料

4.Plenus OBENTO Gallery ホームページ

  https://www.plenus.co.jp/obentogallery/

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