想いを世界につなぐ。AARチャリティチョコレート

国際NGOのAAR Japan［難⺠を助ける会］（東京都品川区）は、今年も北海道の六花亭（帯広市）に製造いただいているチャリティチョコレートを秋冬限定で販売しています。

特定非営利活動法人難民を助ける会のプレスリリース

毎年大人気のAARチャリティチョコレート。定価800円（税込）のうち純益（1箱あたり約200円）は、すべて難民支援をはじめAARが行う世界17カ国での活動に役立てられます。

年末年始やバレンタインにチョコレートを贈り、支援の輪を広げてほしい

2024年、世界の難民・国内避難民の数は1億2千万を超えました。相次ぐ人道危機や頻発する自然災害により、支援を必要とする人々は増え続けています。その一方で、2011年に始まったシリア内戦で祖国を逃れた約650万もの人々は、アサド政権の崩壊により約14年ぶりに祖国に帰還できる希望が見えてきました。AARでは、難民・国内避難民だけでなく、祖国に帰還し、生活再建を目指す人たちへの支援も行っています。

チョコレートのパッケージは、避難生活を送っていたシリアの子どもたちが描いた絵をデザインしています。長い年月の間、難民として子ども時代を送らざるを得なかった彼らに想いを寄せ、このチョコレートを贈ることで難民の現状を周囲に伝え、支援の輪を広げませんか。年末年始、バレンタイン、ホワイトデーなど、大切な人と想いを分かち合う機会に、ぜひご活用ください。

「パッケージに描かれた花の絵のいくつかは、AARがトルコで支援していたシリア難民の子どもたちによるものです。祖国への帰還がかなったとしても、インフラの破壊と荒廃した祖国の現状では、生活再建までには長い時間がかかるでしょう。その道のりは決して楽観できるものではありません。難民として子ども時代を送らなければならなかった彼らの存在に、ぜひ想いを馳せていただければと思います」

（AARシリア国内支援事業担当大久保真紀）