清涼飲料水の製品検査を自動化「微生物自動検査装置」を開発・導入!~より安全・安心な製品のお届けを目指して~

アサヒ飲料のプレスリリース

 ​アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上 克彦)は、富士山工場、富士吉田工場で製造する清涼飲料水の製品保証にお ける微生物検査を自動で行う「微生物自動検査装置」の性能評価を2019年2月より開始しました。

導入の(社会的・自社的)背景

 清涼飲料水を取り巻く環境は、年々変化してきており、世界的に見ても日本は、その品質の高さ、安全性を求められる動きは社会的に大きく、企業が果たすべき責任は増加しています。一方で、生産工程においては、省人化、効率化を目指し、FA(Factory Automation)・RPA (Robotic Process Automation)の導入が加速しております。
 このような時代の流れを受け、当社は、製品の安全性に関わる検査の自動化への取り組みを進めてまいりました。

機器詳細と導入効果

 今回導入した微生物自動検査装置は、従来、人手に頼る部分が大きい製品の微生物検査に対して、医薬・医療用ロボットを活用して、当社富士山工場と、分析・計測機器、試験・検査機器、医療機器の開発・製造するヤマト科学株式会社(本社 東京、社長 森川 智)、自動認識機器、産業用ロボットなどを開発・製造する株式会社デンソーウェーブ(本社 愛知、会長 杉戸 克彦)が共同で、製品検査の自動化を目指して設計、開発を行いました。製品の前処理から微生物検査まで一連の検査工程を自動化する技術が清涼飲料分野に導入されるのは、業界初となります。尚、本装置は既に2018年末に当社富士山工場に導入し、本年2月より性能評価を開始しております。
 検査対象となる製品は、「アサヒ 十六茶」「アサヒ おいしい水 天然水 富士山」「ウィルキンソン タンサン」を始めとした清涼飲料水(昨年製造実績:約3,800万函)となります。
 今後も順次、他工場への導入に向けた評価・検討を予定しており、品質管理技術の更なる向上により、これまで以上に安全・安心な製品をお客様にお届けできるものと考えております。
 

 アサヒ飲料では、今後も最先端の微生物管理技術の導入を積極的に行い、製品の安全性に関わる革新的な技術開発を通して、安全・安心でおいしい商品をお客様へお届けするとともに、お客様の喜びと健康にも貢献して参ります。

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