築野食品工業株式会社第12回食品産業もったいない大賞         【審査委員長賞】を受賞!

築野食品工業株式会社のプレスリリース

和歌山本社

築野(つの)食品工業株式会社

(本社:和歌山県伊都郡かつらぎ町 代表取締役社長 築野富美 https://www.tsuno.co.jp/) は、

農林水産省補助事業 令和6年度食品ロス削減総合対策事業「第12回食品産業もったいない大賞」にて取り組みが認められ、審査委員長賞を受賞いたしました。

受賞した取り組みについて

【タイトル】

「廃白土」と「脱脂米ぬか」を活用したキノコ培地の開発により産業廃棄物削減を実現

【取り組み概要】

 米ぬかは、貴重な国産の食用油脂(こめ油)の原料ですが、キノコ培地にも使用されます。その米ぬかの中には、まだ食用油脂が含まれています。また、当社の主力製品である「こめ油」の製造工程(脱色工程)で使用する副資材の白土は、かつては使用後「廃白土」として産業廃棄物になっていました。

 当社では米ぬかを油の原料として利用した後の「脱脂ぬか」と製造工程(脱色工程)で使用した副資材の「廃白土」を用いたキノコ培地(築野MIX)を開発(2019年)・販売し、2023年には1,185トンの製品を出荷しました。

 キノコ培地に使用する米ぬかを「脱脂ぬか」に置き換えたことを想定すると、約88トンのこめ油増産につながっていると言えます。

 また、産業廃棄物として廃棄する廃白土の量については、築野MIX販売前の2018年は約1600トン/年でしたが、2023年には0トンとなりました。

・取り組みについて以下の評価をいただきました。

「長年の研究開発の経験と知恵を強みに、廃棄されていた廃白土を有効活用できる道を築いた。日本で唯一自給可能な油脂資源として最大限活用しつつ、CO2削減に繋がっている。今後の同業者間での展開にも期待したい。」

「お米の油は、つの食品。」こめ油製品

表彰式・事例発表会への参加について

《開催日》 令和7年1月31日(金)

《形 式》 ZOOM ウェビナーによるWEB配信      

《表彰式・事例発表会》
  第1部  表彰式 13:00~14:00
  第2部  事例発表会 14:00~16:30(当社の発表は14:15~14:30)

報道関係、関係業界の方、どなたでもWEB配信を閲覧いただけます。

閲覧御希望の方は下記の参加フォームよりお申し込みください。お申し込みはお一人ずつとなります。
参加フォーム記載のメールアドレスあてに後日参加URLを主催者よりお送りします。

>>>参加申込フォーム

もったいない大賞について

「食品産業もったいない大賞」は、公益財団法人食品等流通合理化促進機構が主催、農林水産省が協賛して、食品産業の持続可能な発展に向け、「省エネルギー・CO2削減」、「廃棄物の削減・再生利用」、「教育・普及」等の観点から環境対策に取り組み、顕著な実績を挙げた食品関連事業者等を表彰する取組です。

東日本大震災を契機に見直されている「もったいない」の思いこそが、地球温暖化・省エネルギー対策に取り組む原動力になると考え、これを大賞の冠名としています。

主催:公益財団法人食品等流通合理化促進機構

協賛:農林水産省

後援:環境省・消費者庁

築野食品工業について

築野食品工業は長年、こめ油の原料である米ぬかの成分に着目し、研究を進めてまいりました。精米時に発生する副産物である米ぬかの成分を抽出・精製することで、こめ油だけでなく食品、化学、医療、化粧品等の幅広い分野への高度有効利用をし、米ぬかの100%活用をしています。今後も国内の米ぬかを活用することで地球・生産者・消費者の良い循環の実現を目指していきたいと考えています。

・築野グループの事業について

https://shop.tsuno.co.jp/Page/tsuno.aspx

・SDGs推進に関しての取り組み

https://www.tsuno.co.jp/aboutus/sdgs-sdgs/

【築野グループ株式会社の事業概要】

わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。

設 立 : 昭和22年2月1日

URL:https://www.tsuno.co.jp/

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