株式会社矢野経済研究所 廣瀬 愛 氏、石川県立大学 古澤 和也 氏、東京女子医科大学 清水 達也 氏にご講演をいただきます。
株式会社AndTechのプレスリリース
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる培養肉・代替肉での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「培養肉・代替肉」講座を開講いたします。
培養肉・代替肉の社会実装に向けた 生産システムの創出と事業化の最新動向について解説する講座である。
本講座は、2025年1月16日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1efbe770-5e26-61b2-aa73-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:培養肉・代替肉の社会実装に向けた 生産システムの創出と事業化の最新動向
開催日時:2025年1月16日(木) 15:00-18:45
参 加 費:49,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1efbe770-5e26-61b2-aa73-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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ープログラム・講師ー
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第1部 フードテックで実現する持続可能な食の未来
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講師 株式会社 矢野経済研究所 フード&ライフサイエンスユニット アグリ・食糧グループ 上級研究員 廣瀬 愛 氏
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第2部 食肉の食感を再現した細胞性食肉製造技術の開発
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講師 石川県立大学 生物資源環境学部 食品科学科 古澤 和也 氏
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第3部 微細藻類と動物細胞を用いた循環型細胞性食品生産システムの創出
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講師 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 清水 達也 氏
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本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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・世界の食料生産の課題と、代替タンパク質が注目されるに至った背景
・代替タンパク質のカテゴリと生産方法
・代替タンパク質の現状と展開可能性
・粘弾性特性を調べるためのレオロジーの基礎
・細胞性食肉のような複雑な素材の粘弾性特性の実例とデータの解釈の方法論
・細胞性食品に関する知識
・組織工学に関する知識
・細胞培養液に関する知識
・藻類を用いた循環型食料生産システムに関する知識
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
株式会社AndTech 技術講習会一覧
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一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
https://andtech.co.jp/seminars/search
株式会社AndTech 書籍一覧
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選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
株式会社AndTech コンサルティングサービス
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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business-consulting
本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部 フードテックで実現する持続可能な食の未来
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【講演主旨】
近年、大豆など植物から作られる「植物由来肉」や、細胞培養から作られる「培養肉」など、「代替肉」の研究が進んでいる。これらの代替タンパク質が注目を集める背景には、世界の人口増加、食肉の需要増加、気候変動、食料安全保障などの要因があるとみられている。
植物由来肉では、米国でスタートアップ企業の成功からブームが始まり、企業の市場参入が活発化した。ブームの背景には、食味の向上、健康志向、持続可能な食糧生産への配慮や関心の高さ、柔軟な食のスタイルの消費者が増加傾向にあること等が挙げられる。欧米を中心として市場は成長し、日本においても一般消費者向け・業務用ともに商品化が進められてきた。
さらに、菌類による代替タンパク質や、微生物を活用した「精密発酵」の技術等も、次世代の代替タンパク質として注目されている。これら、代替タンパク質に関するフードテックの最新事例等を紹介する。
【プログラム】
1.代替タンパク質が注目される背景
2.代替タンパク質市場の現状
3.代替タンパク質市場の今後の展開
【質疑応答】
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第2部 食肉の食感を再現した細胞性食肉製造技術の開発
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【講演主旨】
細胞性食肉が社会に受け入れられるためには、何よりも食肉としておいしいと感じてもらえるような食べ物である必要があります。食べ物のおいしさのうち硬い、やわらかい、粘っこい、さらさらしているなどの言葉で言い表される物理的な味は食感としてよく知られています。よりおいしい細胞性食肉を実現するためには、食肉の食感を再現する必要があります。この講演では食肉の食感を定量的に評価するための基本的な知識について知ることができます。また、実際の細胞性食肉の物性を調べた結果や、食肉の食感を再現するための今後の課題についても言及します。
【講演ポイント】
・細胞性食肉(培養肉)の食感を定量的に評価するための基本的な知識を学ぶことができます。
・実際の細胞性食肉(培養肉の)粘弾性評価の実例を知ることができます。
・細胞性食肉の食感を実際の食肉に近づけるために今後どのような課題があるのかのヒントが得られます。
【プログラム】
1.食品の食感の評価法
2.粘弾性
3.簡単な粘弾性模型
4.食肉の食感を再現する試み
【まとめ・質疑応答】
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第3部 微細藻類と動物細胞を用いた循環型細胞性食品生産システムの創出
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【講演主旨】
食料危機を回避すべく細胞培養による食料(細胞性食品)生産が世界的に注目されている。そのプロセスは細胞ソース確保、細胞増幅、細胞の立体組織化であるが、その中で低コストかつアニマルフリーの培養液開発が大きな課題の一つである。また培養液中の栄養素は化石燃料由来の肥料を用いて栽培する穀物由来であること、細胞性食品の普及に伴い大量の培養廃液が生じることも将来的な課題である。そこで我々は藻類由来成分から構成される培養液で動物細胞の培養を行い、さらに動物細胞の培養で生じる廃液を藻類の栄養源として循環させることで、低環境負荷の細胞性食品生産システム(サーキュラーセルカルチャー)の構築を目指している。本講義では世界的な細胞性食品開発の現状と藻類を用いたサーキュラーセルカルチャーシステムについて紹介する。
【講演ポイント】
再生医療/組織工学の第一人者である講演者が、それらの知見・技術の応用展開としての細胞性食品の開発動向について概説するとともに、藻類培養との技術融合による革新的な循環型食料生産システムの開発について紹介する。
【プログラム】
1.細胞性食品の必要性
2.細胞性食品生産の基礎と現状
2-1 細胞ソース
2-2 培養液
2-3 大量培養
2-4 組織化(ティッシュエンジニアリング・細胞足場)
3.循環型細胞性食品生産システム(サーキュラーセルカルチャーシステム:CCCシステム)
3-1 CCCの着想
3-2 藻類について
3-3 藻類抽出液による動物細胞の培養
3-4 動物細胞培養廃液を用いた藻類の培養
3-5 CCCシステム
4.今後の展望
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上