世界のカジノで楽しむ極上グルメスポット4選

海外旅行の醍醐味といえば、美しい景色を巡り、文化を体験し、そして何よりもその土地ならではの食事を味わうことでしょう。中でも、世界各地のカジノに併設されたダイニングスポットは、美食家たちをうならせる特別な存在です。

最近では、オンラインカジノの普及により、自宅にいながらギャンブルを楽しむ人が増加。オンラインカジノはブラックジャックやルーレットなどの定番ゲームに加え、ライブディーラー形式で臨場感を味わえるサービスも充実しており、幅広い層に支持されています。

しかし、実際のカジノリゾートが持つ独特の雰囲気や極上のグルメ体験は、現地に足を運ぶからこそ得られるものです。本記事では、次の旅の参考となる、世界のカジノで楽しめる選りすぐりの名店を4つご紹介します。

まず紹介するのは、カジノの本場ラスベガスを代表するホテル「シーザーズ・パレス」内に位置する、レストラン ギィ・サヴォア(Restaurant Guy Savoy)です。フレンチの巨匠ギィ・サヴォア氏が手がけており、シーズンごとに洗練されたメニューを提供。特に、「アーティチョークと黒トリュフのスープ」は、同店に訪れる際には外せない一品でしょう。トーストしたマッシュルームブリオッシュとトリュフ入りバターが添えられ、一口食べれば思わず笑みがこぼれてしまうはずです。

また、店内からはベラージオの噴水ショーを眺めることもでき、記念日や特別な夜にぴったりのロマンチックなひとときを過ごせます。予約はオンライン上で簡単にできますので、訪問前にチェックしておきましょう。

次に、”東洋のラスベガス” として知られるマカオにて、ミシュラン三つ星レストランとして際立つ存在の「ロブション・オー・ドーム(Robuchon au Dome)」をご紹介。5つ星ホテル「グランド リスボアホテル」の最上階に位置するこの名店を手がけたのは、ミシュランの星を世界で最も多く獲得したことで知られるジョエル・ロブション氏。日本でも恵比寿や六本木にレストランを展開しており、その名を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

「ロブション・オー・ドーム」の店内は、スワロフスキーの美しいクリスタルのシャンデリアが印象的で、窓から見渡せるマカオの夜景と相まって、特別な雰囲気を演出しています。そして、料理は季節の素材をふんだんに使ったコースが中心。美しい盛り付けと繊細な味わいに心を奪われること間違いありません。また、アジア随一の豊富で希少なワインコレクションを誇っており、料理とのマリアージュを楽しむことが可能です。

さらに、モナコ最古のカジノ施設「カジノ・ド・モンテカルロ」に併設されたレストラン「ル・トラン・ブルー(Le Train Bleu)」も、カジノファンが訪れるべきグルメスポットとして外せないでしょう。エレガントなベル・エポック様式の内装で、宮殿のような雰囲気を醸し出しています。

メニューには、新鮮な魚介類を使ったイタリアの風味が並びます。手長エビやロブスターが、アーティチョークやポルチーニなどと組み合わさり、イタリアの太陽を感じるような美食を楽しむことができます。

なお、事前に予約して訪れた場合は、カジノの入場料が不要に。また、予約なしの場合は、レストランで1人あたり40ユーロ以上を消費をすると、カジノロイヤルオファーとして10ユーロの割引を受けることが可能です。

最後に、シンガポールの高級リゾート「マリーナベイ・サンズ」において、日本人シェフ和久田哲也氏が手がける高級日本料理店「ワク・ギン(Waku Ghin)」をご紹介します。リニューアルされたモダンな店内では、日本の伝統とモダンラグジュアリーが融合した空間を楽しむことが可能です。

料理は、最高級のステーキをはじめとした世界中の厳選素材を使ったコースが中心となります。10席限定のシェフズテーブルでは、目の前で調理される様子も堪能できます。また、広々としたバーダイニングエリアも提供しているため、リラックスして夜のひとときを過ごしたい人にもおすすめ。地域限定の日本酒や和風カクテルも取り揃えています。

このように、世界のカジノリゾートでは、その地でしか味わうことのできない極上のグルメ体験が待っています。本記事を参考に、これまでとは一味違う特別な旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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