ロイヤルホールディングス株式会社のプレスリリース
ロイヤルホールディングス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:阿部 正孝)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進における取り組みが評価され、2024年12月1日(日)付で、経済産業省が定めるDX認定制度において「DX認定事業者」として正式に認定されましたことをお知らせいたします。
■ DX推進の背景と目的
ロイヤルグループは、これまで外食産業を取り巻く環境の変化やお客様のニーズの多様化に対応するため、デジタル技術を活用した業務改革と新たな価値創造を進めてまいりました。ロイヤルグループのDX推進の目的は、ホスピタリティサービスの強みを活かし、高品質で高付加価値なサービスを提供するだけでなく、業務プロセスの可視化や効率化、新規ビジネスモデルの創出といった全方位的な変革を促進することです。これらを実現するために、『データドリブン経営の推進』、『DX人材の育成』、『店舗のDX推進』、『ロイヤルグループ共通アプリ「MyROYAL」の展開』、『オフィス環境のDX推進』を進めてまいりました。
お客様に対しては、デジタル化の促進により、満足いただける商品やサービスをお届けできる基盤の構築を進めています。従業員に対しては、デジタル技術の活用によって、業務の負担軽減、勤務体系の柔軟性と効率性を高め、ワークライフバランスの改善を支援し、個々の達成感や成長を促進するエンゲージメントを高める仕組みの構築を進めています。
ロイヤルグループだからこそ提供し得る価値を大切にしながら、あらゆるステークホルダーの皆様のご期待にこれからもお応えできるよう、DX推進による新たな価値創造を実現してまいります。
<関連情報>
ロイヤルホールディングス株式会社 統合報告書2024
■ 主なDXの取り組み
1. データドリブン経営の推進
グループ全体でのITシステムとデータの統合を進め、ビジネス活用及び経営判断の迅速化と精度向上を実現します。
これにより、お客様のニーズの深い理解に基づいた的確な戦略立案が可能となり、業務効率化と収益率の改善を図ります。
図1.データドリブン経営実現ステップ
2. DX人材の育成
デジタル技術を活用した業務改革を推進するため、社内外の研修プログラムを通じて全従業員のITリテラシー向上、DX人材の育成に取り組んでいます。これにより、デジタルリテラシーの向上と革新的なアイデアの創出を促進します。
3. 店舗のDX推進
店舗では、注文用タブレットの導入や業務プロセスの自動化により、お客様が自由に注文やカスタマイズを行える環境を整備し、従業員が調理や接客に専念できる体制を構築します。これにより、お客様満足度の向上と業務効率化を同時に実現します。
また、AIを活用した発注予測システムの導入により、在庫管理の効率化と食品ロスの削減を実現し、従業員の負担軽減にも貢献しています。
4. ロイヤルグループ共通アプリ「MyROYAL」の展開
お客様一人ひとりに適したロイヤルグループの価値提供を実現するため、ロイヤルグループ共通アプリ「MyROYAL(マイロイヤル)」を展開しています。「MyROYAL」をご利用いただくことで、お客様の嗜好や購買履歴が蓄積され利用状況に応じたサービスの提供やアプリ限定の情報の発信が可能となります。お客様との接点をより拡充するとともに、お客様体験のパーソナライズ化を推進し、さらなるお客様体験価値の向上、グループシナジーを図っていきます。
さらに、「ロイヤルデリ」のECサービスでは、アプリやウェブサイトを通じてロイヤルグループの商品を注文、デリバリーできるシステムを構築することで、お客様が時間や場所にとらわれずに、ロイヤルグループのサービスをご利用できる環境をご提供しています。
5. オフィス環境のDX推進
オフィスでは、リモート会議システム、社内コミュニケーションツール、eラーニングシステムなどを導入しています。これにより、時間や場所に制約されない柔軟な就業環境を整備でき、従業員のワークライフバランス向上と個々の成長促進を支援しています。デジタル技術の活用によって勤務体系の柔軟性と効率性を高め、ワークライフバランスの改善を支援し、個々の達成感や成長を促進するエンゲージメントを高める仕組みが構築されます。
■ 会社概要(2024 年 9 月 30 日現在)
会 社 名 :ロイヤルホールディングス株式会社
所 在 地 :福岡県福岡市博多区那珂三丁目 28 番5号
代 表 者 :代表取締役社長 阿部 正孝
事業内容:グループの経営を統括・管理する純粋持株会社
資 本 金 :17,830 百万円
設 立 日 :1950 年4月4日