「のとbeyond復興ファンド」第一号案件の投資先に採択!    地方創生の新しい形、酒蔵の存続・維持を支える「浄酎モデル」

地域を醸す第三の和酒※1「浄酎-JOCHU」のナオライ、2025年2月能登浄溜所を開設

ナオライ株式会社のプレスリリース

【イメージ図】能登浄溜所 入り口には繊維産地である中能登町産の暖簾を設置予定

独自の特許製法による第三の和酒※「浄酎-JOCHU」の生産、販売を行うナオライ株式会社(本社:広島県呉市、代表取締役:三宅紘一郎、以下:ナオライ)は、のとBeyond復興ファンドの投資を受け、2024年10月8日にNOTO Naorai株式会社を設立、2025年2月能登半島の中能登町に新たに『能登浄溜所』を開設いたします。広島県の神石高原町の神石高原浄溜所に続き、第二蔵目となる『能登浄溜所』は石川県中能登町の日本酒醸造元、株式会社鳥屋酒造に併設する形で設立し、当月2月中の生産開始を予定しています。

「浄酎-JOCHU」を生産すればするほど、日本酒酒蔵や地域、自然が再生するビジネスモデルを「浄酎モデル」と名付け、新たな地方創生の在り方として、将来的には全国各地の酒蔵との連携を目指します。※1:税法上では「スピリッツ」「リキュール」に該当します

■NOTO Naorai 能登浄溜所 

所在地:〒929-1715 石川県鹿島郡中能登町一青ふ96

拠点を構える石川県中能登町について

中能登町は眉丈山に囲まれた一面に広がる田園地帯と、それを取り巻く能登最大規模のブナ林や石動山丘陵地の緑、悠々と流れる河川などの豊かな自然が魅力の町です。清らかな水と美味しいお米から育まれる日本酒やどぶろく、繊維産業、能登上布が名産品です。

【NOTO Naorai株式会社の新ロゴ/デザイン NOSIGNER】

■浄酎(じょうちゅう)とは

『浄酎-JOCHU』は、職人たちの手で醸され、選び抜かれた日本酒をさらに浄溜することによって2020年に誕生した、これまでにない全く新しいお酒です。各地の酒蔵で丹精込めて醸された日本酒からピュアなアルコール分だけを抽出する「低温浄溜©️」という独自の特許製法によって、日本酒由来の豊かな香りと風味をそのまま凝縮しています。時間が経つごとに熟成が進み深みを増すため、日本酒業界の課題であった「海外輸出」や「長期保存」にも適した、経年とともに付加価値が高まる熟成酒です。

■製品情報 ~贅を尽くした和酒。豊かな香り・深い味わい~

価格:12,000円程度を予定 容量:710ml        酒類:スピリッツ(予定) 原材料:日本酒        アルコール度数:41%                 ボトルデザイン NOSIGNER

広島では広島の日本酒、能登半島では能登半島の日本酒を。その地域ならではの日本酒が浄酎の原料です。

提携する日本酒酒蔵から、その時期にベストな純米酒を厳選、浄溜、ブレンドして「浄酎」が誕生します。アルコール度数は41度。その味わいは、日本酒由来の豊かな香りと風味、華やかかつ甘美。口に入れた瞬間、透き通った旨味が舌全体に広がるその感覚は、今までに体験したことのない深い味わいです。

■ナオライが目指す新しい地方創生の形。「浄酎モデル」とは

1970年代には全国で約4000件あった酒蔵も、2021年には約1164件と激減し、廃業、衰退の一途をたどっています。(※2)当社は受け継がれてきた日本の酒文化、酒蔵の存続・再生を目指し、持続可能で将来性のあるプロジェクトとして「浄酎モデル」を展開いたします。「浄酎-JOCHU」を生産することで酒蔵の存続・維持を支え、2025年には全国8拠点の浄溜所で80以上の酒蔵、2028年には全国47拠点で、日本の酒蔵の約50%以上にあたる600の酒蔵との連携を目指しています。

※2:日本の酒蔵の推移 https://www.alcholog.com/3254/

~2028年にナオライが実現させたい未来~

【2028年までに47都道府県すべてに浄溜所を置き、半数の酒蔵と提携する未来を描く】

■三宅紘一郎 プロフィール

ナオライ株式会社 代表取締役 三宅紘一郎

1983年生まれ広島県呉市出身。親族に酒蔵関係者が多く、幼いころから日本酒に興味を持ち、大学時代は日本酒を中国で広げたいと上海へ留学。

20代の9年間を上海で過ごし日本酒を売り歩く。2014年日本に戻り2015年ナオライを創業。創業メンバーと参加したインドネシア・ウブドのスタディツアーの自然と人が調和した社会に未来を感じる。「人、自然、微生物、すべての命が尊重され調和されている醸された世の中」の実現を目指し「多様で豊かな日本酒文化を未来に引き継ぐ」をテーマに日本各地の日本酒蔵元との連携事業を行う。

■三宅コメント

のとBeyond復興ファンド様や地元の方々のお力添えにより、中能登町に能登浄溜所を設立することができました。2000年以上の歴史を有し日本文化の結晶とも言われる日本酒は日本全国各地で伝統が紡がれ、全国には30近い日本酒を醸造する杜氏(とうじ)集団が存在します。中でも石川県の能登杜氏は、岩手県の南部杜氏、新潟県の越後杜氏、兵庫県の但馬杜氏と並び、日本四大杜氏と称されます。その卓越した技術と伝統文化を受け継ぎ、今日まで継承されてきました。

そんな能登杜氏の伝統や発酵技術を継承する中能登町の鳥屋酒造様に併設する形で能登浄溜所を設立させていただくことができ大変光栄です。能登半島で醸された日本酒を原材料とした、日本酒の繊細な香りをそのままで長期熟成できる『浄酎』を造れば造るほど、酒蔵や自然、そして地域が再生される事業を、長期的に実現させていきたい、と強く思っています。


■のとBeyond復興ファンド 浜野文雄氏 コメント

Naoraiさんの浄酎を初めて口にしたとき、日本酒に新しい価値が生まれることを確信しました。能登半島は地震からの復旧のみならず、この先100年を見据えた創造的復興が進められています。創造的復興には能登の伝統産業に新たな価値を付加することで実現すると考えております。浄酎は新しい付加価値そのものです。浄酎が能登半島の創造的復興のシンボルになるのはもちろん、ゆくゆくは日本の伝統的酒蔵の事業再生モデルとして全国に拡がっていくものと考えております。

■鳥屋酒造株式会社 代表取締役 田中 博史氏 コメント

のとBeyond復興ファンド様の投資先に認定されましたNOTO Naorai 株式会社様が中能登町に誕生されたこと、心からお慶び申し上げます。ナオライ株式会社様の浄酎は日本酒の弱点である常温長期保存を可能にした全く新しいジャンルのアルコール製品ということで大変期待を寄せています。微力ながら弊社も協力出来ることを大変光栄に思います。雇用も地元の方を優先されるとのことで、中能登町の更なる発展に少しでもお役にたてればと思います。

※鳥屋酒造:1919年創業、中能登町の伝統ある日本酒酒蔵。「能登は優しや土までも」を掲げて中能登の銘酒【池月】を醸す、能登杜氏の伝統を受け継ぐ実直で丁寧な酒造りで知られる。

HP:https://ikezuki.net      

■会社概要

会社名 : ナオライ

代表者 : 代表取締役社長 三宅紘一郎

所在地 : 本社:広島県呉市豊町久比3960番

東京オフィス:東京都文京区本郷三丁目30番10号-5F social hive HONGO内

神石浄溜所:広島県神石郡神石高原町小畠1729-3

設立  : 2015年4月6日 

資本金 :9303万円

事業内容:浄酎等酒類の生産販売/プロデュース 

従業員 :11名 (2024年10月時点)

■新規設立法人会社概要 

NOTO Naorai 株式会社 能登浄溜所

所在地: 石川県鹿島郡中能登町一青ふ16-2

 

HP :https://naorai.co/

Facebook :https://www.facebook.com/naoraiinc

YouTube :https://www.youtube.com/channel/UCpWNHMGhGMYWishpYSW0lVA

Instagram:https://www.instagram.com/naorai_jp/

X :https://twitter.com/Naorai_JP

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