【20代~60代男性のバレンタインに対する意識に関する調査】
データコム株式会社のプレスリリース
小売業界に特化した商品・顧客分析ソリューションを始めとする、パッケージシステムを開発・提供しているデータコム株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:小野寺修一)は、20代~60代の男性にバレンタインに関するアンケート調査を実施しました。
【調査背景】
バレンタインデーのトレンドは、従来の女性から男性へチョコレートを贈る文化から、「ご褒美チョコ」や「推しチョコ」など多様な広がりを見せています。しかし、依然として女性のイベントという印象はぬぐい切れません。そこで、これまであまり着目されてこなかった「男性の視点」からのバレンタインに焦点を当てて調査を実施しました。本リリースは、男性ならではの視点を掘り下げることで、新たなマーケティング施策のヒントを提供することを目的としています。
【調査結果概要】
・6割以上がチョコを日常的に食べる習慣が無い
・半数以上がバレンタインの贈り物は「いらない」と回答
・貰いたいものは「シンプルなチョコレート」が45.9%で最多
・8割が自分用のチョコは購入しない
・バレンタインに興味が無い男性が48.9%
■6割以上がチョコを日常的に食べる習慣が無い
チョコを食べる頻度について聞いたところ、「ほどんど食べない」が33.3%、「1ヶ月に数回」が32.0%と6割以上の男性がチョコを食べる習慣がないということが分かりました。一方で、「週2,3回」19.4%、「週4,5回」8.4%、「毎日」6.9%と一定頻度でチョコを楽しむ層も確認されました。
■半数以上がバレンタインの贈り物は「いらない」と回答
バレンタインに贈り物を貰いたいか聞いたところ、「いらない」が最も多く44.4%、「絶対にいらない」が14.9%と約6割の男性が"いらない"と回答しました。貰いたいという声がある一方で、バレンタインに贈り物を求めない男性がやや優勢なようです。
また、年代別のデータでは、20代~40代で「絶対にいらない」と答えた割合は20%前後と50代、60代と比較して高い傾向にありました。昨年のホワイトデーに関する調査では、バレンタインのお返しに消極的な結果も出ており、お返しへの懸念が貰いたくないという意思の一因として考えられます。
■貰いたいものは「シンプルなチョコレート」が45.9%で最多
貰いたいと回答した人に限定して貰いたいものを聞いたところ、最も支持を集めたのは「普通のチョコ」で45.9%。約半数がシンプルなチョコレートを好む傾向が見られました。次いで、「高級チョコ」が29.0%、「手作りのお菓子」が17.5%とお菓子が続き、チョコやお菓子などの食品以外の贈り物は少数派となりました。
■8割が自分用のチョコは購入しない
バレンタインに自分用にチョコを買うかどうかを尋ねたところ、81.4%の人が購入しないという結果になりました。そのうちの6.9%は「恥ずかしいから買わない」と回答しており、バレンタインにチョコを購入するハードルが一部影響しているようです。
また、年代別に確認すると、30代が購入予定者の割合が最も高く、20代が続きました。20,30代の中には「恥ずかしいけど買う」と回答した人も数%おり、一部の若年層にとってバレンタインはチョコの自己消費の貴重な機会となっているようです。
全体の傾向としては、自身への「ご褒美チョコ」といったトレンドはまだ男性に波及していないと言えそうです。
■バレンタインに興味が無い男性が48.9%
バレンタインへの印象を尋ねたところ、約半数にあたる48.9%の人が「興味ない」と回答。「街や店が賑やか」という回答も25.3%あるものの、特別な日として自分事の認識がある男性は少ないようです。
総じて、男性のバレンタインやチョコへの関心は低調という結果になりました。一方で、女性が自身へのご褒美として購入する「ご褒美チョコ」や「ご自愛チョコ」はここ数年のトレンドです。バレンタインというイベントを考える上では、女性のご褒美ニーズに焦点を当てた施策が効果的なのではないでしょうか。
【調査概要】
地域:全国
調査方法:QIQUMOによるアンケート調査
調査人数:20代~60代の男性 450人(各年代90人ずつ)
調査時期:2024年12月
※本リリースの調査結果や分析をご掲載いただく際には「データコム株式会社 調べ」とご記載ください。
データコム株式会社
1994年の創立時から一貫して、小売業界に特化したパッケージシステムを手掛けています。取り扱う商品や販売方法が多様化する流通市場において、販売データや顧客データに基づく企業戦略設計が一層重要になっています。「商品分析システム d3」などの開発・提供を通じて、小売企業の更なる成長に貢献していきます。お客様にしっかり向き合い、「ビジネスへの新たな価値を創造し、確かな感動を生み出す。」これこそが私たちデータコムの使命であると捉え、その感動が業界全体のさらなる活性化へつながるよう、これからも新しいことに挑戦し続けます。
名称:データコム株式会社
代表:代表取締役 小野寺修一
所在地
本社:宮城県仙台市青葉区本町1-13-22 仙台松村ビル 6F
東京支社:東京都中央区日本橋富沢町7-16 THE GATE 日本橋人形町 5F
設立:1994年4月8日
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