タキイ種苗のプレスリリース
ファイトリッチは、タキイ種苗が開発した「機能性成分」を豊富に含む野菜品種のブランドです。2011年に「健康で豊かな食生活」を目指して7品種から始まり、現在は23品種(2025年1月時点)となりました。このたび、さらなるブランド浸透を図り、機能性成分が豊富でおいしいファイトリッチ=良い訳がある野菜であることを訴求するため、ブランドコンセプト「いいわけ野菜」を策定しました。
コンセプト「いいわけ野菜」には、機能性成分が豊富でおいしいファイトリッチが、野菜が摂れない人々の『言い訳』に寄り添い、食生活改善のきっかけを提供する『良い訳』のある野菜であるという意味が込められています。そして、生産者、種苗店、一般消費者、流通・メディア関係者の皆さまと、すべての関係者とコミュニケーションを促進するブランドとして育てていくために、タグライン「いい、わけがある野菜」を策定しました。
ブランドコンセプトとタグライン策定の背景
消費者の野菜摂取不足と、野菜が摂取できていない『言い訳』
当社の調査(※1)によると、野菜摂取を重視している方は80%を超えていましたが、「十分に食べている」と答えた人は12.8%にとどまり、野菜不足を自覚している人は32.5%と3割を超えていました。摂取できない理由として、「日頃の食事で野菜を使った料理を食べる機会が少ないから」「野菜を十分に食べたり、料理するだけの時間がないから」「わざわざ野菜を使って料理をするのが面倒だから」といった声があり、消費者が十分に野菜を摂取できていない背景には、それぞれの『言い訳』があることがわかりました。
※1)タキイ種苗株式会社 2024年度「野菜と家庭菜園に関する調査」
『良い訳』のある野菜への期待感
2024年2月に当社が実施した、野菜に関するアンケート結果では、約8割の人が「少量で多くの成分を摂れる野菜があったら嬉しい」と回答しました。
これらの調査結果から、消費者が野菜摂取においてさまざまな『言い訳』を抱えている一方、少量で効率よく成分を摂れる野菜に高い期待を寄せていることが明らかになりました。野菜摂取が十分でない消費者の『言い訳』に寄り添い、機能性成分が豊富でおいしい『良い訳』のある野菜であるファイトリッチシリーズを、野菜摂取改善のきっかけとして活用いただけるよう、コンセプト「いいわけ野菜」およびタグライン「いい、わけがある野菜」として訴求してまいります。
今後の展望
タキイ種苗㈱は、1835 年(天保 6 年)の創業以来、野菜や花の品種改良に力を注ぎ、国内外の農業の発展と人々の健康や生活の潤い、食の安心・安全に貢献し、高品質な種苗の安定供給に努めてまいりました。「いい、わけがある野菜」のタグラインのもと、生産者様、種苗店様、消費者の皆様、流通・メディア各社様など、すべての関係者とコミュニケーションを生むブランドとして育ててまいります。
ファイトリッチブランドサイトのリニューアル公開
ブランドコンセプトおよびタグラインの策定に合わせ、当社のファイトリッチブランドサイトを全面リニューアルいたしました。今回のリニューアルでは、生産者様や販売店様向けのコンテンツだけでなく、消費者の皆様の食生活改善に向けた情報もわかりやすくお伝えできるよう、サイトデザインやキービジュアル作成、コンテンツ制作に取り組みました。
ファイトリッチブランドサイトURL
いい、わけがある野菜【ファイトリッチ】 – タキイ種苗が開発した、機能性成分を豊富に含むおいしい健康野菜シリーズ「ファイトリッチ」 (phytorich.jp)