国産こめ油のフィルム印刷を「ライスインキ」に変更し、つの食品の【米ぬか高度有効利用】を象徴する商品にリニューアル

築野食品工業株式会社のプレスリリース

「お米の油は、つの食品。」の築野食品工業株式会社(本社:和歌山県伊都郡かつらぎ町 代表取締役社長 築野富美 https://www.tsuno.co.jp/) は、「国産こめ油」の一部シュリンクラベルを、当社米ぬか原料を使用した「ライスインキ」を用いた印刷に変更いたします。同じ「米ぬか」という原料から、可食部をこめ油として、非可食部をパッケージ印刷に活用することで、おいしさや健康面に加えて、米ぬかの使用用途の可能性を発信していきたいと考えております。

ライスインキは、バイオマスインキの一種として環境負荷低減につながります。さらに、米ぬかを原料にしているため、「新たな農地開拓を必要としない」「原料の地産地消」という価値があります。また、ライスインキの中でも、グラビア印刷で使用されるライスインキは、こめ油を精製する際に発生する非可食部を原料とする当社独自の技術が使用されており、「食糧の確保」という観点でも社会的価値があります。

当社創業の精神である「食糧の安定供給」を主軸に展開してきた事業を象徴する商品です。

対象商品

国産こめ油500g・750g 

パッケージ変更

2025年1月製造分より下記について順次変更いたします。

・石油由来インキからライスインキへ変更(全色)

・商品パッケージ裏にライスインキマーク、説明文章記入

追加文章:「このインキには、こめ油をつくる時の副産物を使用しており、食糧の安定供給に

貢献しています。」

*JANコード、販売価格の変更はございません。

創業の精神

創業者の築野政次はフィリピンのミンダナオ島で終戦を迎え、過酷な状況で食料確保にも苦心した厳しい経験をしました。戦後の食糧難の時代に「食糧の安定供給が図れる事業で社会に貢献したい」という想いで精麦事業を創業。

その後、麦の消費減退と近隣農家の米ぬか処分に関する課題などを背景に、米ぬかを活用することを決意。当時は処分されることもあった米ぬかから、こめ油を製造する事業を設立しました。以降、当社では「米ぬかを余すことなく使い切る」ことを目標に、米ぬかに無限の可能性を見出す事業を推進しています。

築野食品工業について

築野食品工業は長年、こめ油の原料である米ぬかの成分に着目し、研究を進めてまいりました。精米時に発生する副産物である米ぬかの成分を抽出・精製することで、こめ油だけでなく食品、化学、医療、化粧品等の幅広い分野への高度有効利用をし、米ぬかの100%活用をしています。今後も国内の米ぬかを活用することで地球・生産者・消費者の良い循環の実現を目指していきたいと考えています。

・築野グループの事業について

https://shop.tsuno.co.jp/Page/tsuno.aspx

・SDGs推進に関しての取り組み

https://www.tsuno.co.jp/aboutus/sdgs-sdgs/

 

【築野グループ株式会社の事業概要】

わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。

設 立 : 昭和22年2月1日

URL:https://www.tsuno.co.jp/

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