【世界最古のシャンパーニュ・メゾン ルイナール】視覚芸術の魔術師 ヴィック・ムニーズとのコラボレーション作品を「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019」にて日本初公開!

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社のプレスリリース

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社(東京都千代田区神田神保町)の取扱いシャンパーニュ「ルイナール」は、世界屈指の文化都市、京都を舞台に開催される国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019」にて、ブラジル出身の現代アーティストVik Muniz(ヴィック・ムニーズ)とのコラボレーション作品を、京都のASPHODEL(アスフォデル)を展示会場とし、4月13日(土)~5月12日(日)に日本初公開致します。自然界の素材を華麗なる作品へと変貌させる視覚芸術の魔術師 ヴィジュアルアーティスト、ヴィック・ムニーズが描くルイナールの世界観をご堪能いただけます。

Flow Diptych © Vik Muniz x Ruinart, 2019Flow Diptych © Vik Muniz x Ruinart, 2019

2013年から京都ならではの趣ある歴史的建造物やモダン建築内に、国内外の貴重な写真作品やコレクションを展示するKYOTOGRAPHIE。そこへ2016年より協賛を続けるルイナールは、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019」に先駆けて、3月13日にメゾンの本拠地であるランス、そして14日にはパリにて初お披露目会を開催し、ヴィック・ムニーズ x ルイナールの作品「RUINART–SHARED ROOTS–VIK MUNIZ」を発表いたしました。

メゾン・ランスで行われたセラー内のオープニングの様子 / 作品を創作する中で語り合う、ヴィックとフレデリックメゾン・ランスで行われたセラー内のオープニングの様子 / 作品を創作する中で語り合う、ヴィックとフレデリック

290年の歴史を育んできた世界最古のシャンパーニュ・メゾン ルイナールで、新進気鋭のアーティストに一定期間滞在して作品を制作する「アーティスト・イン・レジデンス」に、本年度はヴィック・ムニーズ氏を招待。ランス山沿い、ヨーロッパ最北に位置するルイナールのブドウ畑、シルリーに訪れたムニーズ氏は、シルリーの自然と広大なシャンパーニュに魅了されていき、作品に着手するまで長い時間をかけて観察、そして思案に耽りました。ルイナールの最高醸造責任者 フレデリック・パナイオティスにブドウ畑について尋ねると、シャンパーニュ地方の気候がブドウ栽培に不向きだと言えるほど厳しい環境を知って驚いたムニーズ氏。「この逆境があるからこそ、ブドウ自らが超越して、まるで生存への反射行為であるかのように、シャルドネとピノ・ノワールは最高の果実をもたらしてくれる」と語りました。長期に及ぶルイナールの製造工程に魅せられたムニーズ氏は、その手によってメゾンの創造性を司るフレデリック・パナイオティスが体現する、人と自然の結びつきをとらえた。「流れ」という概念から着想を得た作品は、黒く染めた木片や木炭を使用してブドウの株を表現する作品など、変幻自在のアーティストが織りなすルイナールの世界が「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019」にて日本初公開されます。

ヴィック・ムニーズとルイナールが奏でるアートの世界を、是非この機会に京都にてご覧ください。

▲ Vik Muniz(ヴィック・ムニーズ)プロフィール▲
1961年、ブラジル、サンパウロに生まれる。14歳から奨学金で夜間学校に通いながら芸術を学び、数々の名画とアカデミックな彫刻を見出す。広告代理店でイメージの力とその取り扱いに興味を示しわずかの間勤務するものの、1984年にシカゴ、そしてニューヨークなどで活動の幅を広げる。当時のムニーズ氏は彫刻を中心とした制作活動を行い、1989年にニューヨークのStux Galleryで開催した初の展覧会が、世界的な活動のスタートとなる。ムニーズの作品には、社会的な側面と同様に政治的な重要性があり、その一つとなる2008年「Pictures of Garbage」では、リオデジャネイロにある世界最大のごみ処理場で3年掛けて創作活動に勤しみ、リサイクル可能な素材を求めて廃材を漁る「カタドール(回収屋)」と共に、ジャック=ルイ・ダヴィドの「マラーの死」など数々の名画を再現。無数の廃棄物で作られた作品はサザビーズのオークションにかけられ、カタドールのコミュニティーに総額25万ドル(およそ2700万円)の値が付けられた。その様子を描いたドキュメンタリー映画『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』は数々の賞を受賞。様々なラグジュアリーブランドとのコラボレーションを通して、ヴィック・ムニーズは社会福祉プロジェクトに取り組むための資金を集め、リオデジャネイロのスラム街で暮らす若者のためにオーディオビジュアル技術を教える学校を開校。そこには、自らの飛躍のきっかけを与えてくれた14歳の奨学金のように好機を分かち合いたいと、彼の想いが込められている。
 

 

◆ KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019
「RUINART-SHARED ROOTS-VIK MUNIZ」 展示会場
【場      所】ASPHODEL(アスフォデル)
【住      所】京都市東山区八坂新地末吉町99-10
【期      間】4月13日(土)- 5月12日(日)
【アーティスト】Vik Muniz(ヴィック・ムニーズ)

◆作品詳細

 

 

左Flow Vine 1 © Vik Muniz x Ruinart, 2019    右Flow Vine 2 © Vik Muniz x Ruinart, 2019左Flow Vine 1 © Vik Muniz x Ruinart, 2019 右Flow Vine 2 © Vik Muniz x Ruinart, 2019

< FLOW VINE 1 & 2 >
2ピースの独立したふたつの作品はブドウの幹を再解釈した黒い木材と炭で制作。極めて精密なプロセスを経て、鉱物と有機物とを混合して創作された。   
  

Flow Hands © Vik Muniz x Ruinart, 2019Flow Hands © Vik Muniz x Ruinart, 2019

< FLOW HANDS >
醸造最高責任者 フレデリック・パナイオティスの手(FLOW HANDS = 手)を表現。ブドウの幹を持つ手に浮き上がる血管の膨らみ、その緊張感が木の節と混合することで人と自然の境を定義する難しさを表現。黒い木材と炭を複製したヴィック・ムニーズ本人による撮影。
 

RUINART–SHARED ROOTS–VIK MUNIZ メイキングの様子RUINART–SHARED ROOTS–VIK MUNIZ メイキングの様子

 

Flow Diptych © Vik Muniz x Ruinart, 2019Flow Diptych © Vik Muniz x Ruinart, 2019

< FLOW DIPTYCH >
黒い木材と炭で創られたディプティクを形作る個々2つからなる作品。ランスのシレリーに育まれるブドウを表現。

 

Flow Polyptych © Vik Muniz x Ruinart, 2019Flow Polyptych © Vik Muniz x Ruinart, 2019

< FLOW POLYPTYCH >
6つのブドウの幹を創造の源と見立て、自然が創出するパワーへの敬意、称賛を表現。

ルイナールとアート
ルイナールでは伝統遺産、歴史、卓越性を広めていくコミュニケーションの一つとして芸術を用いています。ルイナールの世界観はエレガンス、純粋、輝き、そして時代を超えたメゾンの新しいスタイルで世界を舞台に活躍する新進気鋭のアーティストたちと共に創造すると同時に、多くの才能を支援しています。その歴史はベル・エポックの1896年に遡り、アール・ヌーヴォーの旗手と謳われたアルフォンス・ミュシャへ広告ポスターを依頼し、世間を魅了したことに始まります。2000年以降はルイナールの性質や価値観を伝えるため、時代の先端を行くアーティストとのコラボレーションを毎年実施しています。さらには年間30以上もの世界アートフェアに協賛して、アートシーンに欠かせないシャンパーニュとして確固たる地位を築き、世界中のアート愛好家に注目されています。

ルイナール
1729年創設以来「シャンパーニュの宝石」と謳われる世界最古のシャンパーニュ・メゾン。コート・デ・ブランとモンターニュ・ド・ランスで収穫された最高品質のブドウを巧みに選定し「清らかさ」「フィネス」「エレガンス」を追求した、その繊細でフレッシュ、丸みのある豊かな味わいを引き出して高度な技術を有するシャンパーニュ作りのエキスパートであることから「シャルドネ・ハウス」とも呼ばれています。熟成には、1931年フランス歴史的建造物としてシャンパーニュ地方唯一に指定された、ガリアローマ時代の白亜質の石切り場跡「クレイエル」を使用。熟成に理想とされる一定の温度と、適度な湿度を保つ環境下で繊細、且つ清らか、エレガントなルイナールスタイル「シャルドネの芸術」を完成させます。

【画像ダウンロードURL】
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