株式会社シンクロ・フードのプレスリリース
株式会社シンクロ・フード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤代真一、東証プライム市場:3963)が運営するキッチンカー(移動販売車)のプラットフォーム「モビマル」は、モビマルに登録するキッチンカー事業者を対象に、イベント出店に関するアンケート調査を実施いたしました。

<本調査について>
調査概要
調査対象:「モビマル」登録事業者(キッチンカー等移動販売事業者)
回答数:59
調査期間:2025年3月4日~2025年3月12日
調査方法:インターネット調査
回答者について
メインで提供している商品カテゴリを聞いたところ、「麺類・ご飯・パン・お弁当類」が39.0%、「スイーツ」(35.7%)、「軽食・おつまみ・おかず類」(23.7%)、「ドリンク」(1.7%)となり、全て飲食メニューを販売している事業者となっています。

<調査結果について>
多様なキッチンカー出店頻度とイベント・常設出店割合
まず、キッチンカーの出店頻度および、イベント・常設場所の出店割合について聞きました。出店頻度について最も多かったのは「月に20日以上」(30.5%)で、続いて「月に5〜10日未満」(28.8%)、「月に10〜20日未満」(22.0%)と分散される結果に。それに関連して、イベント・常設場所の出店割合については、「イベントが8割以上」(30.5%)を筆頭に、「イベント・常設場所が同程度」(22.0%)「常設場所が8割以上」(18.6%)など出店割合も割れるかたちになりました。
月の出店日数が多い事業者は、平日も出店しており、平日は常設場所に出店をしているためと考えられます。

イベント出店における最高売上額で最も多かった回答は「20〜30万円」
続いて、イベント出店において、1日・1台あたりの最高売上額について聞いたところ、最も多かったのは、「20〜30万円」(22.0%)で、続いて「5〜10万円」(20.3%)、「5万円以下」(16.9%)という結果に。
一方で、「30万円以上」の割合を合計すると、18.7%もあり、イベントにより大きな差があることが分かります。
次に、イベント出店で売上拡大のために実施している工夫を聞いたところ、最も多かったのは「美味しい商品を提供する」(71.2%)で、続いて「提供スピードを早める」(59.3%)という結果に。商品のおいしさと提供スピードを最も重視している結果となりました。
さらに、イベント出店時の施策として成功した工夫について具体的に聞いたところ、さまざまな意見が寄せられました。
<商品の工夫・見せ方>
・イベント内容や客層に沿ったメニュー
・ホットドッグのソーセージをインパクトのあるものに変えた
・山盛りにして、手に取ったお客さん自体に広告塔になってもらう
・客層に合わせてメニューのネーミングを変更してキャッチーにしたり、かっこよくしたり思わず口ずさんでしまうような目にも耳にも止まるようなもので対応する
<販売促進・集客施策>
・タペストリーなど看板で何を売ってるか分かりやすくする
・のぼりやタペストリー設置を時間帯によって変える
・においを出しながら調理をする
<提供スピード・オペレーション>
・4人体制で挑み、時間がかかりそうなメニューは別なものに差し替えた
・売り上げ重視ならメニューを減らす。提供スピードを上げる
・仕込み量を3倍ほど増やす
<支払い方法>
キャッシュレスなど、多様な支払い方法を導入した結果、客単価が上がりました
<接客の工夫>
・明るく元気に接客する事
・キッチンカー横にテーブル、椅子を置く
・並んでいるお客様にも声をかける。
<提供スピード>
・提供スピードを上げる
・提供時間の短縮
キッチンカー事業者が最も出店したいイベントは、「夏祭り・秋祭りなど季節イベント」
続いて、「出店したことのあるイベント」および「今後出店したいイベント」について聞いたところ、両者とも最も多かったのは、「夏祭り・秋祭りなど季節イベント」(出店経験あり:78%、今後出店したい:83.1%)でした。
次いで「今後出店したいイベント」で多かったのは、同率で「学園祭・文化祭など学校開催イベント」「音楽イベント」(74.6%)という結果になりました。
キッチンカー事業者の約97%が「お花見イベントに出店したい」と回答
次に、人気の季節イベントの一つである、「お花見イベント」への出店経験と、今後の出店意向について聞きました。出店経験については、約52%が「出店経験がある」と回答。一方で、出店経験の有無に関わらず、今後「お花見イベントに出店したい」と回答したのは96.6%と非常に高い割合であることが分かりました。
また「お花見イベントに出店したい」と回答した方に、出店したい理由を聞いたところ、圧倒的に多かったのは「来場者数が多い」(91.2%)こと。お花見イベントの集客に大きな期待が寄せられていることが分かります。
お花見イベントに出店したい理由の詳細を聞いたところ、下記のようなコメントが挙げられました。
<お花見イベントの売上・集客の見込み>
・イベントとしては前年度比が分かりやすく、客層も掴みやすい
・来場者数が多く購入する人も多いから
・お花見でお客様の気分が上がり、高い安いではなく食べたいものを食べてくださる
<お花見に合うメニュー>
・さくらの季節に合った商品を提供できるから
・ワンハンドで手軽に食べれる商品も多くお花見でお酒と非常に合う商品が多いので
・春先はラーメン、ギョーザはよく売れる
<営業しやすい環境>
・販売時間があまり集中しないため、待ち時間も少なく売れる
・いっときに集中しないのでワンオペで対応できる
・お酒も進むのでちょこちょこ売れると思う。時間帯もピークがないので、スタッフもやりやすい
「お花見イベント」に出店する際に、キッチンカー事業者が不安なこと
さらに、「お花見イベントに出店したい」と回答された方に対し、出店に際して不安なことを聞いたところ、最も多かったのは「当日の天気」(94.7%)、次いで「桜の開花状況」(82..5%)でした。こちらの2つは集客に大きく影響しそうな要素と言えます。
約97%が「今後も積極的にイベントに出店したい」と回答
また、今後もイベントに積極的に出店したいかどうか聞いたところ、96.6%が「出店したいと回答しました。
前問の回答理由について具体的に聞いたところ、さまざまな意見が寄せられました。
<売上・収益の確保>
・人が集まるので売上が取りやすい
・一度の売上が実店舗の比ではないため、春秋でしっかり稼いで一年を過ごすため。
・収益の最大化を目指すため
<イベントの楽しさ・交流>
・イベントの雰囲気が楽しいから好き。沢山人が集まると売れる!
・参加者が楽しんでるのを見て自分も楽しいと思えるから
・ただ単に売上だけでなく他店との交流も出来るので
・色々知り合いが増えたり、情報交換できる
<認知度アップ>
・イベントに出店してもっとたくさんのお客様に知っていただきたいから
・店舗も営業しているため、認知度に繋がる。
・当店のベビーカステラと濃厚バナナジュースをより多くの人に届けたいから
・たくさんのお客様に出会い、商品を食べていただきたいため
<その他>
・売上、モチベーション、全てが上がる
・出店頻度を多くできないため、大きなイベントが望ましい。
イベントに出店するための工夫
さらに、イベントへの出店権利を得る(イベント主催者に選ばれる)ために、どのような工夫をしているか聞いたところ、下記のような意見が挙がりました。
<情報収集・申し込みの工夫>
・イベント情報を小まめにチェックする
・インスタグラムで募集しているところを探す
・募集案件にたくさん申し込む
<主催者へのアピール・信頼構築>
・主催者とのコミュニケーションを密に行う
・何度も出店し、イベンターとの信頼を築く
・インスタグラム等に過去の実績を沢山載せて主催者様に安心してもらえるように努力している。イベント出店時には、美味しい商品の提供と挨拶、後片付け、等の礼儀は、徹底している
<メニュー・価格設定の工夫>
・提供メニューの品数を増やすことで、イベントでメニューが被った場合でも、主催が要望するメニューを提供できるようにすること
・イベントに沿ったメニューを購入しやすい価格帯にバランス調整
・スピード重視のメニューにしている
<他店との差別化・魅力の強化>
・他店には無い強みをアピールして共にイベントを盛り上げたいと話しています
・メイン商材がイベントにどのようにマッチするかを説明する
・ビジュアルにこだわっている。単品で勝負をしているため、取り扱い商品の多い店舗にはかないません!ですが味には絶対負けません!
出店時のお悩み、運営者側への要望
また、イベント出店時の悩みについて聞いたところ、下記のような声が寄せられました。
<出店料が高い>
・出店料が高額過ぎる
・出店料が高い割に集客が無かったり露店なので天候に非常に左右されるのが悩みです
・雨での中止時、出店料が返ってこない、もしくは半額返金、これは痛い!
<出店機会が得られない>
・倍率が高く中々出店が決まらないこと
・極力出たいのですが、中々応募に通らない
・応募多数なら抽選と書いてあるが、結局は地元の店舗などが優先されることが多い
<運営側への要望>
・イベント開催日が3ヶ月ほど前に解れば調整がやりやすくなるとおもいます
・イベントの来場者数とキッチンカーの台数のバランス
・初出店となるイベントが多いため、詳細な情報の事前公開をお願いしたい。小中規模イベントでも、場所(住所)と時間のみが公開情報となっている案件が多く、先方の要望などが反映されているのか不安になる
<出店者間、出店環境の改善>
・商品かぶりが無いようにして欲しい
・出店決定後にメニューを増やしたくても申し込んだメニューでしか販売出来ないこと
・電源持参が多いので電源ありだと助かります
・ゴミ箱を出さない店舗が多いため、他店舗ゴミが山のように入れられてしまう。ゴミ問題が解決する気配が無い
調査結果の引用時のお願い
・クレジットに「モビマル(株式会社シンクロ・フード)調べ」と明記ください。
・WEB上で引用いただく際には、「モビマル」(https://mobimaru.com/)へのリンク付与をお願いいたします。
モビマルについて
住宅街や都心部を中心にオフィスビルの公開空地や公園、駅、その他遊休地などで日替わり・週替わりに様々なジャンルの移動販売車(キッチンカー)を展開。住宅街の買い物ニーズや、オフィス街のランチニーズ、仕事終わりにおうちで楽しむテイクアウト用デリまで幅広く対応しています。
さらにはキッチンカーだけでなく、MOBIX(Mobility Box=移動する箱)と称した様々な移動販売車を展開することで、「店に行く」から「店が来る」文化創造を行い、移動できるからこそのメリットを生かして、住宅団地や公園、商店街などの活性化・地域創生を行っています。
【運営サイト】:https://mobimaru.com/
株式会社シンクロ・フードについて
当社は、”多様な飲食体験から生まれるしあわせを、日本中に、そして世界へと広げる”というビジョンのもと、飲食店経営・運営を支援するプラットフォーム「飲食店ドットコム」を運営しています。テクノロジーを最大限に活用し、飲食店の出店開業・運営に必要な「ヒト・モノ・情報・サービス」など多様な選択肢をシンプル・スピーディに提供していくことで、飲食業界の発展・関わる人のしあわせに貢献してまいります。
【本社】 東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号 恵比寿サウスワン3階
【代表者】 代表取締役 藤代 真一
【上場市場】 東京証券取引所プライム市場
【URL】 http://www.synchro-food.co.jp/
【運営サイト】
▼飲食店開業・運営支援のサービス
・飲食店の出店・運営支援サイト「飲食店ドットコム(https://www.inshokuten.com/)
・飲食業界専門の求人サイト「求人飲食店ドットコム」(https://job.inshokuten.com/)
・飲食業界に精通した税理士事務所とのマッチング「飲食店ドットコム 税理士探し」(https://www.inshokuten.com/food-accounting/)
▼飲食業界を超えて広がるサービス
・店舗デザインのポータルサイト「店舗デザイン.COM」(https://www.tenpodesign.com/)
・内装建築工事のマッチングサイト「内装建築.com」(https://naisoh-kenchiku.com/)
・キッチンカーシェア・マッチングサイト「モビマル」(https://mobimaru.com/)
・インテリア業界や建築業界特化型の求人情報サイト「求人@インテリアデザイン」(https://job.tenpodesign.com/)
・農業の求人情報サイト「農業ジョブ」(https://agrijob.jp/ )
・SNSショート動画アルバイト求人サービス「グルメバイトちゃん」(https://gourmet-baito-chan.com/ )
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
株式会社シンクロ・フード 広報 今西・大木
Mail:public-relations@synchro-food.co.jp