株式会社レストランエデュケーションのプレスリリース
株式会社レストランエデュケーション(東京都千代田区、代表取締役:齋藤義美)は、プロの料理人向け学習動画サイト「COOK LAB.(クックラボ URL:https://cook-lab.net)」のβ版を、3月15日に公開いたしました。
COOK LAB.(クックラボ URL:https://cook-lab.net)は、料理専門書に不足していた「調理工程」にフォーカスした、セルフラーニングのための動画サービスです。
利用者は「プロの料理人」「プロを目指す下積みのかた」を想定しており、調理工程を詳しく見たいというニーズに対応した新しいサービスです。
代表者の齋藤義美は、日本料理の分野で10年定度経て、懐石料理店の料理長経験があります。
修行時代に感じていた専門誌の不足感や、料理長になった後のアイディアの枯渇という、自身の過去の悩みからサービスの事業化に繋がりました。
【COOK LAB. 3つの特徴】
1.完全プロ仕様のレシピ動画
インターネットには様々な情報が流れています。
レシピサイトでは、あらゆるレシピを無料で取得することができます。
しかし、現在インターネットで取得できるレシピの多くは主婦向けのものが多く、プロの料理人の実用に耐えない場合がほとんどです。
「ブイヨン・ド・ボライユ」の煮込み工程の様子
COOK LAB.では、プロが現場で用いる、あるいは参考にして新商品を開発するアイディアとなることを前提に動画コンテンツを制作しています。
インターネットやスマホアプリで主流の、「便利」「簡単」「手抜き」よりも、「あるべき調理過程」に重きを置いたものです。
2.多様なジャンルをカバー
「日本料理にフランス料理の技術を取り入れる。」
このような取り組み事例を上げれば、枚挙に暇がないでしょう。
COOK LAB.は、日本料理やフランス料理に特化せず、あらゆるジャンルを対象としています。
ふぐの鶴盛りの調理過程
「既存の掛け合わせこそがイノベーションである」というシュンペーターの理論があります。
ジャンルの垣根を超えて優れた技術を取り入れ、繰り返しイノベーションを図っていくことが、プロの料理人に求められているところです。
β版は、日本料理とフランス料理中心のラインアップですが、順次ジャンルを広げていく予定です。
3.基礎から応用までをカバー
<基礎を大切にする>
日本料理の技法「黄身酒盗」を解説しています。
料理は基礎が重要です。
しかし、大量調理を要するホテル・旅館や、バル・居酒屋などの業態は、既製品や半製品で工程を飛ばしていることもあります。
これは決して悪いことでは無いのですが、基礎を学ぶ機会が少ないという課題を生んでいます。
COOK LAB.では、貴重になった基礎を体験することができます。
<アイディアの引き出しを増やす>
ガスパチョを使ったカッペリーニ
応用技術や創作系の料理も、随時公開予定です。
料理長として独り立ちしたときに、アイディアの枯渇で悩むことがあります。
正式版では週2~3本の動画を公開するため、アイディアの引き出しにどんどんたまります。
β版では、全ての機能を無料公開した上で、利用後のアンケート取得を目的としています。
アンケートに基づき、情報検索性などのUX(ユーザーエクスペリエンス)改善を行った後、動画を拡充して正式版をリリース予定(4月中)です。