～全国874店舗から初代5名を選出、12月より新しい役割での活動を開始～
株式会社トリドールホールディングスのプレスリリース
「心的資本経営」を原動力に、世界中へ食の感動体験を提供する株式会社トリドールホールディングス（東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO 粟田 貴也、以下、トリドールHD）は、従来の店長制度を刷新した「ハピカンオフィサー制度」を12月より運用開始します。これに先駆け11月18日には、トリドールHD本社にて丸亀製麺の「ハピカンキャプテン認定式」を開催し、全国874店舗※1の中から初代ハピカンキャプテン5名を選出・認定しました。
■「ハピカン繁盛サイクル」実現の先導役となる「ハピカンキャプテン」
「ハピカンキャプテン」は、従来の店長制度を刷新した「ハピカンオフィサー制度」の丸亀製麺におけるリーダーの呼称です。これまで店長が担っていた管理業務の一部をチームメンバーに移管し、店舗で働く一人ひとりの”心”にフォーカスした活動を通じて内発的動機を引き出し、店舗独自のお客様の食の感動体験を創造することを主軸とした新しい役割へと進化します。従業員の幸せ（ハピネス）、お客様の感動（カンドウ）、店舗の持続的な繁盛の3つが循環する「ハピカン繁盛サイクル」を実践してまいります。
ハピカンキャプテンはハピカン繁盛サイクルの実践レベルに応じて4つの階層に分けられます。最上位の段階となる「グレートハピカンキャプテン」は最大で年収2,000万円を得られる制度となっています。
■5名の初代ハピカンキャプテンが誕生
ハピカンキャプテンの認定は、ハピネススコア※2・感動スコア※3・売上実績などの評価基準において優れた成果を示し、自店舗における「ハピカン繁盛サイクル」ビジョンのプレゼンテーション試験などに合格した者が選出されました。今回認定された5名のハピカンキャプテンは、4段階のうちスタートレベルから挑戦が始まります。
認定式では、トリドールHD代表の粟田をはじめ経営陣が参加し、株式会社丸亀製麺 代表取締役社長 山口寛より認定証を授与。『従業員の「幸せ（ハピネス）」を考え、そのハピネスがお客様の「感動（カンドウ）」に繋がり、さらに店舗の「繁盛」に繋げていくといった、「ハピカン繁盛サイクル」を実現してほしい』と期待のメッセージが贈られました。また認定されたハピカンキャプテンからは『一緒に働く仲間の一人ひとりがモチベーションを高く持ち、皆で働くことの楽しさを感じることができ、笑顔があふれるお店にしていきたい』など決意表明が語られたほか、店舗の仲間や上司からの応援メッセージも届けられました。
丸亀製麺では、2028年までに約300名のハピカンキャプテン育成を目指し、ハピカンオフィサー制度は順次トリドールグループのほか一部ブランドにも展開してまいります。
【初代ハピカンキャプテンのコメント】
私のお店が掲げるハピカンビジョンは「お客様ファースト、オンリーワン」です。
私は店舗で働く仲間が「喜び」に一生懸命になれるお店にしたいと考えています。
そのために自らが楽しみながら、従業員ができることを増やし自信をつけることで、お客様と向き合うことに喜びを感じてもらいたいと思っています。
常にお客様に喜んでいただくために何ができるかを考え続ける従業員を育てて、店舗を繁盛させてまいります。
【株式会社トリドールホールディングス 代表取締役社長 兼 CEO 粟田 貴也コメント】
創業25年のなかで、新型コロナウイルスによる苦境など様々な試練を経験してきましたが、従業員の皆さんと一致団結して乗り越えたため、既存店の売り上げを大きく伸ばしてまいりました。
今後は、心的資本経営の考えのもと、「ハピカンキャプテン」という人を軸にして成長していくことを目指しています。
初代ハピカンキャプテンの皆さまには、責任と誇りを持って取り組み、グループがより大きく成長する起爆力となっていただき、日々店舗で実行している活動が全国の店舗に広がっていくことを期待しています。
【株式会社丸亀製麺 代表取締役社長 山口 寛コメント】
半年前に「ハピカンキャプテン」候補生の研修がスタートし、従業員やお客様が喜ぶことを考え店舗で施策を実施しながら充実した期間を過ごしていただいたかと思います。
丸亀製麺は今年で25周年を迎えましたが、創業以来「手づくり・できたて」を大事にしながら、働く皆さまが「お客様のために」を考え続けた25年間でした。
これからは、従業員の「幸せ（ハピネス）」を考え、そのハピネスがお客様の「感動（カンドウ）」に繋がり、さらに店舗の「繁盛」に繋げていくといった、新しい「ハピカン繁盛サイクル」ができる丸亀製麺の時代を築いていきたいと考えています。
本日選ばれた5名の方が「ハピカン繁盛サイクル」を実現し、後に続く仲間を牽引いただくことを期待しています。
■「心的資本経営」について
トリドールHDが推進する「心的資本経営」とは、「従業員の“心”の幸せ」と「お客様の“心”の感動」を共に重要な資本ととらえ、どちらの“心”も満たし続けることで持続的な事業成長を実現する新たな経営思想です。
従業員が幸せ（ハピネス）を感じながら働くことができる環境が整うことで内発的動機が育まれ、その力が顧客に感動（カンドウ）体験を生み出し、その感動が店舗の持続的な繁盛へとつながります。成果を従業員に還元することで再び幸福度が高まり、感動体験がさらに深化する好循環が生まれます。この好循環をトリドールHDでは「ハピカン繁盛サイクル」と定義しています。
ハピカンキャプテンは、従業員の幸せ（ハピネス）とお客様の感動（カンドウ）を循環させる「ハピカン繁盛サイクル」の中心的存在として、心的資本経営を日々の店舗運営で具現化していきます。
トリドールグループは、心的資本経営を基盤に、従業員の内発的動機を高め、唯一無二の感動体験を創造し続けることで、世界中に食の感動を届けてまいります。
※1 2025年10月末時点
※2 2025年7月から本格導入した、従業員の心の“満足度”をAI音声インタビューによって測定しスコア化した独自指標
※3 2024年4月から導入した、食後のアンケートによってお客様の‟感動体験“を数値化したもの
■心的資本経営サイト
https://www.toridoll.com/management-philosophy/happiness-capital-management
■トリドールHD公式noteアカウント
https://note.com/toridollholdings
トリドールホールディングスについて
「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに掲げ、さまざまな業態の飲食チェーンを展開し、味覚だけでなく五感が揺さぶられる、本能が歓ぶほどの感動を探求し続けています。
トリドールグループは「心的資本経営」を原動力に、従業員の“心の幸せ”とお客さまの“心の感動”を生み出し、持続的な事業成長を目指しています。
今後も「食の感動体験」をどこまでも追求し、世界中で唯一無二の日本発グローバルフードカンパニーを目指して、予測不能な進化を遂げるため、国内のみならず海外での展開を積極的に推進してまいります。
