農産物加工協会(代表理事:片桐 慶一)と、これからの時代の飲食店マネジメント協会(代表理事:山川博史)は、生産者と飲食事業者が抱える課題を共に解決することを目的とした共催イベントを開催いたしました。
一般社団法人これからの時代の飲食店マネジメント協会のプレスリリース

本イベントは、「農産物の付加価値創造」「販路拡大」「飲食店の仕入れ課題」「地域資源の活用」といった双方のニーズをつなぎ、持続可能なフードビジネスモデルを創出することをテーマに実施。生産者・飲食店経営者・加工事業者など、多様な参加者が集い、現場課題の共有と新たな協働の機会創出が行われました。
開催の背景
現在、国内の生産者は、販路確保・加工技術・人材不足という課題を抱えています。一方、飲食店は、安定調達・原価高騰・商品開発・新事業開発といった課題に直面しています。
両協会はこれらの課題を同時に解決するため、「生産と飲食をつなぐ共創プラットフォーム」を構築する取り組みを開始しました。本イベントは、その第一歩として、双方がリアルに課題を持ち寄り、学び・つながり・事業創出につなげる場として開催されました。
イベント内容
イベントでは、両協会の専門家が具体的な改善策や事業化の方向性を提示し、複数の協働プロジェクトの芽が生まれました。主なプログラムは以下の通りです。
「生産者と飲食店の課題共有セッション」
「農産物加工の最新トレンド紹介」
「飲食店の仕入れDXと事業再構築の事例」
「ロス削減・規格外農産物活用のアイデアワーク」
「地域資源を活かした商品開発モデルの紹介」
「マッチング交流会(協業相談・試食・商品展示)」


今後の展望
今回の共催イベントを皮切りに、両協会は「生産と飲食をつなぐ新たな産業モデルの構築」を進めてまいります。具体的な取り組みは以下の通りです。
・規格外農産物の活用スキーム構築
・生産者と飲食店の継続的なマッチング
・共同商品開発プロジェクト
・DXを活用した仕入れ・加工の効率化支援など
団体概要
農産物加工を通じて地域の農業を支え、加工技術支援・商品開発・販路構築などを行う専門機関です。生産者の所得向上と農業の持続可能性を支える取り組みを全国で展開しています。
飲食経営者・専門家・コンサルタントが集う、日本最大級の店舗ビジネス専門家プラットフォームです。全国300店舗以上の支援実績を持ち、「教育DX」「マネジメント育成」「出店支援」「人材育成」を中心に、飲食業の構造課題を解決する活動を行っています。

