〜トレンド予測も同時発表、26年は「よくばりウェルネス」料理がトレンドと予測。~
スナップディッシュ株式会社のプレスリリース
料理SNS「スナップディッシュ」を運営するスナップディッシュ株式会社(所在地:東京都武蔵野市、代表取締役:舟田 善)は、「料理SNSトレンド大賞」を選出しました。当社では、年間100万枚を超えるユーザーの食卓投稿の中から、その年を象徴する食卓投稿をスナップディッシュ編集部が選出し、代表的なユーザー投稿と共に発表します。
物価高の継続や生活様式の変化を背景に、時間や食費の使い方への意識が定着した2025年。料理SNSのトレンドは、持続的な効率化とウェルビーイング志向のさらなる進化にあります。
そのトレンドを表す「2025料理SNSトレンド大賞」は、
「ライスペーパー活用の進化」、「自家製○○糀」、「ネオ・ワンタン(餃子)の皮アレンジ」に決定しました。
当社は、時代やライフスタイルと共に変化する「食卓の今」を、累計3,200万超の料理投稿をもとに分析し、その時々のトレンドや次なる予測を発表することで、食の新たな楽しみ方を提案します。
料理SNSトレンド大賞2025

・ 料理SNSトレンド大賞2025①「ライスペーパー活用の進化」
ライスペーパーといえば「生春巻き」が定番でしたが、2023年頃から、スイーツアレンジや、お好み焼き、挟み焼きなど、様々なアレンジレシピが生まれ、SNSで話題になりました。
そんなライスペーパーですが、2025年はさらに進化を遂げ、野菜を巻いて揚げるだけ、チーズやカニカマなどを挟んだチップス風など、さらに手軽で、おつまみやおやつのようなメニューが人気を博しました。


・料理SNSトレンド大賞2025②「自家製○○糀」
塩糀や醤油糀は、食材のうまみを引き出したり、肉や魚の臭みを消し、柔らかくする漬け込み調味料、また、万能調味料として、すでに日本の家庭に深く定着し、もはや定番となっています。近年では、各家庭で手作りし、常備している人もめずらしくありません。
そんな糀調味料の、手作りの楽しさを追求し、「自分だけの味」を作って楽しむ、「オリジナル糀」がトレンドに。
紅茶糀、コーヒー糀、レモン糀、人参糀、中華糀などの他、基本の塩糀・醤油糀に、山椒や唐辛子、フルーツなどのフレーバーを加え、より主役級の調味料へと進化しました。
手作りならではの「自分だけの味」を探求するクリエイティブな楽しさも、このトレンドを牽引しています。


・ 料理SNSトレンド大賞2025③「ネオ・ワンタン(餃子)の皮アレンジ」
2025年じわじわときている餃子・ワンタンの皮アレンジ。
特に、「バリバリソーセージ」、「包まない小籠包」はSNSで大バズりしました。それ以外にも、ライスペーパー同様、簡単に作れるおつまみ系、おやつ系のレシピが特に人気で、誰にでも簡単に作れて、失敗知らずなのも人気の要因に。
ライスペーパー以上に安く、どこのスーパーでも手軽に購入できるのも魅力の一つです。



料理SNSトレンド2026年予測
2026年料理SNSトレンドは時短・簡単に加え、お金をかけずできるけど、美味しい・楽しい・健康を我慢しない「よくばりウェルネス」料理がトレンドになると予測。

・2026年料理SNSトレンド予測①「レンジ蒸し」
「レンジ蒸し」は、耐熱容器や、クッキングシートに材料、調味料を全ていれ、電子レンジで蒸して仕上げるお料理です。野菜がたっぷり入ったレシピが多く、簡単で、ヘルシーでも、満足感が得られるのが魅力です。
2025年に「せいろ蒸し」が大きなブームとなった背景には、食材の栄養を逃さず、手間なく「ちゃんとした料理」を作りたいというウェルビーイング志向の定着があります。
2026年は、この「蒸し料理」の良さを維持しつつ、「コスパ」と「タイパ」を追求する形で、より手軽な「レンジ蒸し」へとトレンドが移行すると予測されます。


・2026年料理SNSトレンド予測②「自家製ヤンニョム」
昨今の韓国料理は、単なるブームに留まらず、外食産業や冷凍・レトルト食品市場において、すでに確固たる定番の地位を築き上げています。
その中で、様々なアレンジができるヤンニョム(合わせ調味料)も人気があり、手作りすることで、好みの辛さにできたり、自分や家族の体調や嗜好に合わせて材料を選んで作れる「自家製ヤンニョム」が、健康意識の高い層に支持されると予想します。


・2026年料理SNSトレンド予測③「おうちタコス」
タコスは、昨年の予測でも注目を集めながらも、本格的なブームには至らなかった印象です。
「タコス」は、食材をテーブルに並べ、各自が手を動かして仕上げていく、カスタムできる楽しさがあります。
また、具材の融通が利きやすく、冷凍庫に眠っているお肉を使ったり、残り物の野菜などを活用する「アルモンデ料理」にも最適です。食費を抑えつつも、豪華な見た目のごちそう感を得ることが可能なお料理と言えます。
そしてなんといっても、SNS映えするその見た目の美しさからも、2026年こそ本格的にブームがくると予想します。


スナップディッシュ「料理SNSトレンド大賞」概要
・選出方法について
2025年1月~2025年11月のスナップディッシュユーザーの食卓投稿の中から、キーワードの出現投稿数といった定量指標や、運営独自の定性的観点の両面を基にスナップディッシュ編集部が選考し、決定しています。
・スナップディッシュ編集長・佐々木真理

スナップディッシュ編集長、ディレクター。2016年ヴァズ(現スナップディッシュ)入社後、2017年より現職。元ソムリエールの経験を活かし、料理記事や投稿企画のディレクション、Instagramでのトレンド発信、料理クリエイターとのコラボ事業立ち上げ、双方向コミュニケーション型のオンライン体験イベントやアンバサダー育成企画のディレクション等、幅広く手掛ける。日々食卓投稿に触れている知見を基に、料理高感度層に共感を生むコミュニケーション設計の企画・運営実績多数。2021年に食体験のオンラインストア「スナップディッシュマーケット(β版)」を新規事業として立ち上げ、2022年より新サービス「食卓を紡ぐおたより便」をプロデュース。編集記事やリーフレット、YouTubeライブでは自らのことばでサービスの魅力を発信。
スナップディッシュ株式会社
「Snapdish(スナップディッシュ)」は料理写真専用の投稿アプリ。ユーザーからの3,200万を超える料理投稿データを解析し「美味しそう」をスコア判定する「AI料理カメラ」を搭載しています。2021年4月に食体験のオンラインストア「スナップディッシュマーケット(β版)」を提供開始し、2022年4月には食との出会いの定期便サービス「食卓を紡ぐおたより便」をリリース。2023年10月に、過去の料理投稿資産とAI技術を活用し、ChatGPTを取り入れた「スナップディッシュAI料理チャット」をローンチしました。
運営者であるスナップディッシュ株式会社では料理に特化したコミュニケーションプラットフォームを活用し、主に食関連メーカー向けのファンマーケティング支援事業をおこなっています。
当社はこれらの事業活動を通じて、食卓と食卓、人と人がつながり、料理が「うれしい」に変わる体験を提供していきます。
【問い合わせ先】
スナップディッシュ株式会社 広報担当
電話/FAX 0422-24-6341(土日祝を除く10:00~17:30)
メールアドレス:pr@snapdish.jp

